何人死ねば改善されるのかな？

何人死ねば改善されるのかな？

　学校で暴言や暴力があると「体罰」とか「行き過ぎた指導」という見出しが使われる。しかし、学校外で同じことが行われると「傷害事件」「殺人事件」になるはず。学校は犯罪行為が「指導」という名前で隠ぺいされる聖域なのでしょう。

　熊本県立熊本工業高校（熊本市）の１年生（１６）が１０月に自殺した問題で、同校は１４日、生徒が所属した部活動内で上級生の行きすぎた指導が４１件あったとするアンケート調査の結果を明らかにした。「死ね」といった暴言や長時間の正座をさせるといった行為が含まれるという。

　こんなことが許される先進国などありえません。法治国家の名に値しないですよね。当然のことながら生徒たちは学校から逃げ出すしかない。今にして思えば、校内暴力で荒れていた頃にその芽が見えていました。

　バドミントンの強豪校として知られ、今年７月の全国高校総体（インターハイ）で優勝した長崎市の私立瓊浦（けいほ）高で、バドミントン部の顧問の男性（４０歳代）が部員を蹴るなどの暴力行為をしていたことが１４日、同校への取材でわかった。同校は１２日以降、顧問を部活動の指導から外す措置をとっている。

　その後、登校拒否の生徒が増えだし、今では不登校の生徒のためのフリースクールが全国に広がっている。そんな学校の実態を知っている生徒たちは教師になりたがらない。ブラックな職業の代表みたいになっているもんね。残業しても残業代もつかない。

　部活顧問を嫌がる先生方が多い。報酬なく責任だけは押し付けられるから当たり前。
 

　県立和歌山商業高校（和歌山市）の野球部の男性監督（６４）が、部員だった１年生の男子生徒（１６）の頭部をバットでたたいてけがをさせた問題で、同校は６日、監督が３日付で引責辞任したと明らかにした。

　教員志望の人たちが減ると、教師の質が落ちるのは自然のなりゆきで全国でエロ教師の事件が多発している。以前なら大スキャンダルだった「教師が教え子に手を出した！」という事件も、今では「またか・・・」で終わる異常事態。

部活をやめる方法３つ

部活関連の出費が大きすぎる

家庭の経済的事情によりバイトをしないといけない

親が病弱で自分が家事をやらなければならない

　もうガラパゴス化した日本の学校制度は世界基準に合わせる時期ではないだろうか？

１，制服廃止　２，校則全廃　３，部活の自由化か廃止　４，クラスは解体
 

　このくらいやらないと、有能な人材は日本から出てゆき続けるのだけど遅々として進まない。