「京医4名、阪医4名合格講師」による受験対策講座(502)
学校革命=スクールレボリューション(193)=
〇GPT検知ツールについて
ほとんどのGPT検知ツールは、商用でクローズドソースであるため、その有効性の独自の検討、検証には、多くの困難と無意味な障害が生じる。本稿は、GPT検知ツールに関する誇大宣伝が、十分に議論されていないリスクを覆い隠していることを示す:GPT検知ツールには英語を母国語としない筆者に対するバイアスがある。
学校では夏休みが目前となり、読書感想文などにChatGPTが使われるか、使われたら見破れるか騒いでいる。英作文の宿題も、ChatGPT に書かせた方が自分が書くより上手なのは間違いない。そう考える中学生や高校生は多い。
そこで、教師の側も「検知ツール」を使うことになる。すると、真面目に書いた生徒の英作文さえ「生成AIをコピペした」と判定されるリスクがある。なぜなら、検知ツールは文の構造が不自然な英語を母国語としない生徒の英文を「ズルした」と判定してしまうからだ。
これは、キツネとタヌキの化かし合いのようなもの。イタチごっことも言う。
Summer vacation is just around the corner at schools, and there is a lot of excitement about whether ChatGPT will be used for book reports and the like, and if so, whether it will be detected. There is no doubt that having students write their English composition homework on ChatGPT is better than writing it themselves. Many junior high and high school students think so.
This is why teachers are also using "detection tools". This means that even a serious student's English composition is at risk of being judged as a "copy-and-paste" of the generated AI, because the detection tool will not be able to detect the sentence structure. This is because the detection tool will judge the English sentences of non-native English speakers as "cheating" if the sentence structure is unnatural.
This is like a game of scarecrow between a fox and a raccoon dog. It is also called weasel words.
〇合格実績
2023年度 大阪大学「医学部」3名
2022年度 京都大学「医学部」 京都大学「経済学部」
2021年度 京都大学「理学部」 京都大学「経済学部」
2020年度 京都大学「工学部」2名
高木繁美。「高木教育センター」塾長。
名古屋大学卒業後、アメリカユタ州で中学校教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。京大二次試験を7回受けて出題傾向を調査。英語81%、数学70%の正解率。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問