「京医4名、阪医4名合格講師」による受験対策講座(501)
学校革命=スクールレボリューション(192)=
〇7年半は取り返しのつかない損失になった
もし、このひろゆき氏の言葉が正しかったとしたら、Winny事件で金子氏が逮捕、起訴されて裁判が行われていた7年半は、金子氏だけでなく日本全体にとっても取り返しのつかない空白期間だったといえるだろう。それがなければ、日本は今ごろIT先進国として世界中からお金が集まっていた可能性もあるのだから。(城所岩生)
日本という国は、新しい技術が生まれるだけの才能のある人が多いけれど「出る杭は叩け」という“同調圧力”が異常に強い。多数派と違う人を受け入れない。そういう土壌は、学校で作られる。
私が塾で指導をしていると
「次のページに進んでいいですか?」
と、尋ねられることが多い。学校では、全員一致でページをめくるよう教えらている。これが、どれほど異常なことか分かってもらえるだろうか。
たとえば、スポーツカーと自転車と徒歩の人を同じスピードで進ませたらどうなるか想像してほしい。スポーツカーはエンスト、自転車の人は息絶え絶え、徒歩の人は死んでしまう。みんな自分のペースで走らないといけない。勉強も同じだ。今の日本の学校は、才能のある子の芽をつぶしている。
そして、日本の未来はどんどん暗くなっている。もう手遅れかもしれない。
名古屋大学
In Japan, there are many talented people who are capable of creating new technologies, but there is an unusually strong "peer pressure" to "knock down the stakes. People who are different from the majority are not accepted. This kind of soil is created in schools.
When I teach at a cram school, I often hear the following question
I am often asked, "May I go on to the next page?"
I am often asked, "Can we move on to the next page? At school, students are taught to turn the page unanimously. Do you understand how unusual this is?
Imagine, for example, what would happen if a sports car, a bicycle, and a person on foot were to drive at the same speed. The sports car would stall, the bicyclist would run out of breath, and the person on foot would die. Everyone would have to run at their own pace. The same goes for studying. Today's Japanese schools are crushing the buds of talented children.
And the future of Japan is getting darker and darker. It may be too late.
〇合格実績
2023年度 大阪大学「医学部」3名
2022年度 京都大学「医学部」 京都大学「経済学部」
2021年度 京都大学「理学部」 京都大学「経済学部」
2020年度 京都大学「工学部」2名
高木繁美。「高木教育センター」塾長。
名古屋大学卒業後、アメリカユタ州で中学校教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。京大二次試験を7回受けて出題傾向を調査。英語81%、数学70%の正解率。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。桑名市役所前の塾でも指導中。