前回の「隙を見せるな」を書いていて思いましたが
これ「営業マン」ではなく「社会人」に置き換えてもいいような?
という気がしてきたので…
タイトル変えましたw
それでは一流の社会人の心得(その2)
これは厳しい環境にいても、一流と付き合う方が
得られるものも、そして時間の速さも圧倒的に違います。
以前書きましたが、自分がこの業界に入った時
周りのスタッフは当時一流のゲームメーカーにいて
そこの最前線で活躍しているスタッフばかりでした。
また葬儀の仕事をしていた時、葬儀業界で「伝説の葬儀司会者」
と言われた方からも色々ご教授頂きました。
一流とはトップを走る人達です。
一流になりたければ、トップになりたければ
やはり一流の人たちと付き合って色々学ばないと。
二流の人たちといても、絶対に一流になれる方法は得られません。
何故なら二流の人は二流以下の事しか教えられませんから。
(当たり前ですね)
しかし問題なのが、時として一流気取りの人がいます。
そういった人の質の悪い所は、結局「一流風」であって
最後に相手を嵌めたり、利用したり、蹴落としたりする事です。
ではどうやって一流を見抜くか?
自分の経験からくる考えとしては…
・自分の所属している(大手)会社名を傘にきる人は二流
・自分の自慢話を語らない人は一流(経験の話はOK)
・取引先の人が「あの人は一流」と言われる人は一流
・自分に妥協しない人は一流
・他者を恫喝する等、すぐ感情的になる人は二流
・切り替えの早い人は一流
・問題解決能力の高い人は一流
・汚い居酒屋にも高い高級店にも行く人(知っている人)は一流
・逆にやたら高い店ばかりに行く人は二流
・仕事もできるけど、バカもできる人は一流
・ピンチの時でも(場の和ませる)ジョークを言える人は一流
一流の人は、知識も人としての幅も広く
それでいて、自分に絶対的な自信、信念、哲学を持っています。
逆に二流以下の人は、自分に足りないものを、周りから補おうとするため
変にオシャレだったり(ただし服が本人に対して浮いている)
やたらブランド購入や高級店に行ったり、会社の自慢をしたりします。
時として一流の人はとても仕事に厳しい時もありますが
それにがむしゃらに付いていくと、自分もとても勉強になります。
ただし、単なる取り巻きになったり、何も考えずについていてもダメ。
一流は最前線にいるので、丁寧に教えてくれない事があります。
しかしその人の行動や言動を見て、自分で見て考え、ある時は盗み
自分の中に取り込んでいかなければいけません。
その為に、大変参考になる映画があります。
多分自分が以前少しファッション関係の仕事をしていたのが
理由かもしれませんが…
一つはこれ…
【プラダを着た悪魔】
主人公も可愛いですが、やはりメリル・ストリープが演じた役の編集長の
徹底ぶりが凄い勉強になります。
一見わがままに見えますが、仕事に対する妥協は絶対許さない。
その絶対的な信念の裏で、家庭では離婚を繰り返してしまう弱い部分を
見せていますが…表ではその弱さを絶対見せない。
これは一流中の一流です。
「オレ、2時間しか寝てないんだよね~」
なんて聞かれもせず言う人は一流にはなれませんw
そして同じようなジャンルですが、こちらはドキュメンタリー
【フェンディ by カール・ラガーフェルド ~コレクション前夜】
これは衝撃を受けると共に、自分の業界に通じるものがありました。
この場合、カール・ラガーフェルドもそうですが
実は周りのスタッフも超一流なんですね。
その仕事っぷりが凄い!
約1時間程の作品ですが、ドラマの「ER」のような目まぐるしさであり
一流達が、ファッションショーに向けて、一流たるプライドをかけて
仕事に臨む姿が見ていて気持ち良いです。
自分の経験や上の作品の登場人物もそうですが、
一流の人たちは、そこか「陽気さ」を持っています。
あまり陰湿な感じがないんですね。
※職人と呼ばれる人も、会ってみるとどこか陽気で気さくなんです。
もしかしたら一流の人と付き合う前に…
一流の人を見抜く能力が必要かもしれませんねw
(※続く…)