今回も営業のスキルに重きを置きつつ
実は若い社会人の人のスキルにもなる事…かもしれません。
えぇ…。
多分…。
5つ目は…
所が、今の若い社会人の方々は失敗を恐れているように感じます。
恐れているし、怒っている。
失敗したくないなぁ~。
なんで?ちゃんとやったのに~?(怒)
だいたいどちらかではないでしょうか?
ただここで不感な人は、成長がないかもしれません。
自分は若いスタッフに良くこう言います。
「ピッチャーマウンドに立って、いきなりキャッチャーの
ミットど真ん中に140キロの球を投げ込める?」
もちろん出来るわけありません。
ただ練習すれば、投げ込めるようになります。
問題なのは練習の質とチャレンジです。
はなっから「出来るわけないじゃん」と思う人は、本当に無理でしょう。
しかしまずは投げてみないと分からない。
もしかしたら練習の末、150キロ投げれるようになるかもしれないし
130キロどまりかもしれない。
しかし、みなさん最初はどうでしょう?
多分100キロどころか90キロもやっと。
キャッチャーミットに届かない。
変な所に飛んでしまう。
良いんですよ。
「最初に投げる事が大切なのですから」
所が皆さん、いきなり届くだろうと思う。
100キロは投げれるだろうと思う。
けど届かない。
球速も出ない。
その時、もしかしたら監督(上司)に怒られるかもしれない。
投げなくなる…。
その時点で可能性が終わります。
大切なのは、投げるという強い意志です。
恐れる事はありません。
怒る上司が怒っているのは、投げ方とか練習の仕方が悪い場合もあれば
もしかしたら、あなたの「やる気」に対して怒っているかもしれない。
最初から出来る人などいないのですから(あなたの上司や先輩もそう)
ただやる気のない投げ方、スキルの磨き方をしてはいけません。
そして怒ってくれる人に感謝しましょう。
(ただし不条理に怒る上司や先輩は無視しましょうねw)
ちなみに正当な理由で叱っている先輩や上司に不満を持っている人
あなたは「本気でやっていますか?」
全員とは言いませんが、かなりの人は
「やっているつもり」
になっています。
これはとても怖い事です。
なぜなら、自分はその「やっているつもり」に気づいていないのですから。
相手に怒る、不満に持つ以前に、このギャップを疑い
恐れるべきです。
自分の会社はかつてインターンを受け入れていました。
その中の一人にコンちゃん(仮名)というCGグラフィッカー志望の子が
いました。
挨拶もいい。
話を良くする(時にはしつこいくらいにw)。
テキパキと動く。
そこまでは良かったのです。
しかしある日、彼のデザインを見た時、愕然としました。
全然デザインができていないのです。
自分「デザインの勉強やってる?」
コン「はい!学校で先生を指導を受けながら頑張っています!」
自分は彼のデッサン帳を見せてもらいました。
確かに先生の添削が多い。
しかしその後も先生の添削部分が直っていないのです。
自分「コンちゃん…デッサンの力の弱さがデザインに出ているけど、
なんで直さないの?」
コン「自分はやっています!(不満顔)」
ん〜?ではなぜ出来ないのか?
答えは簡単でした。
単純に彼は家でデッサンの勉強をしていなかったのです。
彼は家に帰ったら、好きなテレビゲームばかりをやっていました。
彼にしてみたら、学校でしっかり勉強していたのでしょう。
しかし、それでも伸びないのなら、何故やりたい仕事のために
家で勉強しなかったのか?
また彼は学校からノート型パソコンを買っており
そこに親から買ってもらった3Dソフトを入れていました。
しかし家で好きなガンダムのモデルデータを作るわけでもなく…。
自分、叱りましたね。
親がそのソフトを買う為にどれだけ働いていたか?
本当に入りたい業界の為なら、何故ゲームの時間を少し削って
デッサンの勉強をしなかったのか?
そして何よりも専門学校4年で450万近くのお金は
親がどういう思いで出したのか?
彼は結局この業界に入れず
全く別の業界に就職していきました。
先生に聞いた所、最後の就活の会社が落ちた時
彼は学校で泣いていたそうです。
彼は「やるべき事」ではなく、「やりたい事」を優先させた。
そして「やっているつもり」になっていた。
やっているつもりは、なかなか自分で気づけません。
分かるのは叱ってくれる人の言葉が多いです。
しかし…彼は4年間かけて450万以上かけた時間もお金も
無駄にしてしまった。
いや…
正確には無駄ではないです。
別の業界でも自宅で勉強しなおして、転職として
再度チャレンジすればいいわけですから。
それが出来るのも「自分次第」なのです。
・チャレンジしてみる
・失敗を恐れない
・「やっている」ではなく「やっているつもり」を疑う
・やりたい事よりも、やるべき事をやる
そうすれば、必ず良い結果に繋がりますよ。
(続く…)