初投稿。
普段はマーケ関連のスタートアップで広報と編集をしています。
個人的興味分野が広く、個人のnoteでは企業を紹介したり、写真を投稿したりジャンルに囚われず好きなものを発信しています。
(ALISユーザーは既知かもしれませんが)
ここでは個人的に興味があるサービスを紹介します。
今回はカルチャーに寄り添っていて、かつブロックチェーン技術を使っているサービスを4つ。
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投稿写真の所有権証明や投げ銭機能など、写真投稿を通じて、ユーザー同士がつながるソーシャルコミュニケーションツール
startbahn
アート作品の登録・売買機能を提供すると同時に、ブロックチェーンの技術を用いた「改ざんや紛失することなく、永遠に作品の価値が残る」作品証明書発行・来歴証明が可能
Music Meets Tech
ファンが楽曲を購入するたびに、制作者・権利者情報、契約内容などを反映したスマートコントラクトを通じて、即座に各パーティーに収益が分配される
STRAYM
アート作品の所有権をトークン化し、分割。公開時には単価100円からアートの所有権を売買可能。1人が分割トークンを100%購入すれば、現物の作品を受け取ることができる
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文章を書くこと、漫画や絵画や写真を含むアート、作品には作者がいます。
作ることや生み出す作業には、大なり小なり時間や労力を削るものだと思っています。楽しいから、好きだからの感情論だけでは続けることも稼ぐことも難しい。
「無料でも見られるもの」のハードルはインターネットによって良くも悪くも下がりました。
心身状態に関わらず受けることのできる教育制度(インターネット教育プログラム)が誕生したり、個人発信のハードルが下がったことで縮まった距離感もあるとは思います。
その一方で「お金を出して欲しいものを手に入れる」という方法だけではなくなるということは、「お金をもらって活動を続ける」人たちにとって届けたい人に届く前にやめざるをえなかったり、陽の目を見ずに消えていってしまうこともあり得ると感じます。
そして「お金を支払うこと」に関しても自分が本当に欲しいもの、必要なもの、見たいものや情報に本来の価値を見出だす感覚は薄れていってしまう。
自分がいいと思ったもの、誰かに伝えたくなった作品、物語を紡いでくれた人に対して価値を見出し、自分がそれらを存続させるためにできる方法として、「対価を支払う」ということが必要だと思います。
コト消費が中心と言われる現代において、誰がどのようにして作ったものなのかを証明し、誰かを介さずにシンプルに、かつダイレクトに報酬やアクションが反映される面を含めてブロックチェーン技術とアートの関係には注目しています。
Photo by Gloria Villa on Unsplash