大震災後にやった最初のボランティア

こんにちは。zono(ゾッティ)です。

前回、東日本大震災で大失態をしたエピソードを書かせて頂きました。

私の罪滅ぼしの為というわけではないが…

その日からこの地震関連のボランティア活動を始めました。

ボランティアというのは色んな形があります。

自分で出来る範囲のものを自発的に行動したら良い。

私の場合とりあえず知人周りから。

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無料開放

大震災3.11の夜に行動を起こしました。

店を後にして帰宅しようとしたら案の定電車が停まってる

バス停、タクシー乗り場には長蛇の列。

渋谷から歩いて20分くらいの所でバーを共同で営んでいました。

といっても9.99：0.01私は0.01くらいの割合。ｗ

私は普段口を出すだけ、たまに酒飲みにカウンターに立ち飲みながらお客様のオーダー聞き＆”簡単な”酒作りで自由に行ってました。

とりあえず店が心配になり歩いて向かう事に…。

高いお酒もそうなんですが、当時張り切ってワイングラスは全てバカラだったのを思い出してヤバイ！！と

店に着いたらなんとフライパンとかは落ちていましたが、割れそうな物はなぜか１つも落ちてませんでした。

もう１人の経営者も店に着き無事を確認ホッとしました。

とりあえず２人でTVを付け改めてその日の出来事をお互い話し。

お前の選曲は論外すぎる！とまた注意されました。

フェイスブックをチェックすると帰宅難民が多い…。

家に帰っても余震が怖い、一人でいるのが怖いと言った声が多い。

そこで、私

「今日の償いじゃないけど無料開放するか！　もメシも無くなるまで全部無料！その費用は俺が持つわー！」

とりあえず店のキャパも考え…

店の常連のお客様とイベントの常連のお客様でに限定的な方々にメッセージ

「帰れない人、一人でいるのが不安な人！おいでー！周りの人にも伝えてみんなでおいで―！！連絡も付きにくいだろうから待ち合せとかに使っても良いよー！」

そして店の下でもとりあえずいつもの営業中の看板を建てました。

一見さんにももちろん無料開放。

入れ入れ替わり立ち代わり

待ち合せで合流出来て１時間歩いて帰ったりという方も結構いました。

総勢100名超えました。　

朝6時になり一旦落ち着き…。電車も本数少ないが動き出しとりあえず帰宅。

あの時は罪滅ぼしや普段のお礼も込めて無料開放をし難民受入れという自発的な行動を起こしました。

ワインだけでも２０本くらい空きました！

１本数千円～高いやつも…。　食費も…。

原価だけで１日で１０万ちょい

飲んでたおかげと店の混雑でバカラのワイングラスも何個か割れ

２０万弱の出費でした！

痛い！！と思ってましたがもう１人のトップが半分持ってくださり助かったｗ

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ボランティアって素敵やん

無料で人の為に！！という事を社会人に出て初めて行った日でした。

災害が起こった時のみんなの混乱具合。

それに救いの手を差し伸べた時の安堵の顔。

今振り返ってみても１番失態した日でもありましたが

社会人になって１番充実した日になったかなと思います。

仕事でやり切った、新事業立ち上げて軌道に乗せた時も充実してました。

でも、この日の人の心に直接触れられたなーという感覚を持った事はなかったなー。

商売ではなく自発的に何かの行動を起こして

人を救うのって素敵やん！！っていう気持ちが初めて芽生えました。

音楽の職業だったので「おかげで救われました。自殺を思いとどまる事にします。有難うございました」って言われてたのに…。

もちろん罪滅ぼしの１つではないですが見返りもなくやった行動で。

当時店を開放してくれて助かりましたーっていう方々のほとんどが今でも常連です。

年に１回3月に来て下さる方も結構います。

見返りを求めずやっていたのですが

こういう心温まるエピソードがあるおかげでまた人助けを出来る範囲でやりたい。

毎回無料…ってなるときつい。

そのお礼かわりとしてでも金銭面的にもこっちが救われてまた他のボランティアが出来る。

お金も恩も人から人へ繋がり周り回って生活って成り立つんだなーとしみじみ感じる事が出来ました。

この後…

著名人と一緒に東北の方へ炊き出し…

当時組んでいたイベントの限定無料開放…

地震から１年続けました！

その時の話はまた機会があれば♪

そんなこんなで何かと人を救いたい、社会問題を解決したいという思いが結構強めの

zono(ゾッティ)でした！

ではでは♪