12月3日からアート作品の分割所有プラットフォーム「STRAYM」が開始されたので、実際に試してみることにしました。
ちなみに、これに似たものでは、1万円からアート作品のオーナーになれる「ANDART」というサービスがあり、僕もKAWSの作品のオーナーになっています。
STRAYMは、1トークンあたり100円でアート作品の所有権を購入でき、購入したトークンはユーザー間で売買することができます。
現在取り扱っているアート作品は、Banksy(バンクシー)の「Rude Copper」、KAWS(カウズ)の「Untitled」、Wolfgang Tillmans(ヴォルフガング・ティルマンス)の「"Atair"」の3作品。
例えばバンクシーのトークンを購入する場合、作品時価は480万円ですが、分割トークンが4万8000あるため1トークン単位100円で好きなだけ購入できます。
購入したのはバンクシーとKAWSのトークン。
今回は2万円を入金したので、この予算で買えるだけ買ってみました。
トークンを購入する際は、「指値」と「成行」の2タイプから選んで購入できます。
現在はまだサービス開始したばかりで利用者が少なく、トークンの価格変動も小さいため(というか、変動なしw)、スタート価格の100円で指値して購入トークン数は100にしました。
購入手続きが完了すると、一瞬で約定して希望どおりトークンを購入できました。
なお、取引手数料が5%かかるので頻繁に売買すると損をしてしまうので気をつけたいところ。今回は100トークンを1万500円(500円は手数料)で購入したかたちです。
そして、残金の9500円でKAWSのトークンを90購入しました。こちらは手数料込みで9450円です。
昨今、世間では少しずつアート熱が高まりつつあり、それらに関連したウェブサービスも出てきています。バンクシーやKAWSといった人気作家の作品は、到底手の届く価格で販売されていないため欲しくても難しい状況ですが、STRAYMやANDARTのようなサービスを利用すれば、単独で作品の所有はできなくても、共同オーナーになったり分割所有したりできる時代になりました。
なお、どちらのサービスも購入したぶんをユーザー間で売買できるので将来の値上がりが期待できます。とはいえ、このようなサービスは国内ではほとんどないので正直不安しかありませんw 思うように利用者が増えずにサービスが終了してしまい、投資したぶんがゼロになる可能性も否定できません……。
それでもアート市場は世界的には右肩上がりで伸びている状況で、日本でももっと盛り上がっていくことを願うばかりです。