アジア最大級のトークンエコノミーとブロックチェーン業界向けイベント「TokenSky TOKYO 2018」に行ってきました。
1日目のざっくりレポートです。
2Fのメインステージとサブステージでそれぞれ別の内容がやっているので、行ったり来たりしながら聞いていました(全体的にスケジュールがグダグダなカンジ(笑)で、結構予定をオーバーしていました)。
その中から一部紹介です。
津田大介さんは、誰のものでもなかったはずのインターネットが、一部の企業に支配されている現実があり、ブロックチェーンによって本来あるべきインターネットの姿に回帰するのではないか、という話をされていました。
私も「インターネットは誰のものでもない」とよく言っていて、ここ10年くらいのインターネットの在り方にちょっと違和感を覚えていたのですが、ブロックチェーンでweb3.0になることでそれが解消されるということを、非常に切れ味のある上手なプレゼンで説明されており、さすがだなぁと思いました。
「アフタービットコイン」の著者である中島真志先生は、DLT(分散台帳技術)の基礎の基礎から丁寧に説明されていました。
先生曰く、今後、関心はプライベートチェーンにシフトしてくのではないかとのことでした。
弁護士の増島雅和先生は、業界からちょっと距離を置いたところから、法的な視点で現状を語られていました。
口調はソフトでしたが、要は「規制が…とか法律が…とかガタガタ言ってないで、海外出ていってさっさと戦えよ、日本企業さんよぉ!」ということをおっしゃられていたような気がします(笑)
サイバード創業者の堀主知ロバートさんは、自身が仕掛けるスポーツSNS「KIZUNA」における、トークンを使った試みを説明されていました。
ニッチなところですが濃いファンがつくところだと思うので、どうワークするのか楽しみです。
そして、アソビモの近藤克紀さんは、プレセールの開始したアソビコインの説明をされていました。
前払式支払手段による単なるコイン販売でICOではないと強調されていました…発行体はエストニアにあるそうですが(笑)
アソビコインはデジタルコンテンツの保護により、デジタルコンテンツの二次流通市場(1兆円規模)を創造し、「デジタルコンテンツのメルカリ、ブックオフを目指す」と宣言されていました。
DSSと二次流通については特許も出願済みとのことでした。
最後にDLEさんと提携も発表されました。
ブースは1F、2FそしてB1と3箇所に分かれていました。
カレンシー系のゾーンとかDappsのゾーンとか分けておいていただけるとよかったのですが、特にカテゴライズされているカンジでもなく、ちょっとわかりにくかったです。
まず1Fにはアソビモさんのブースがあり、アソビコインのAirDropのコードを配られていました。
あと、VRESさんのVRマシンが目を引きました。
ブロックチェーンを利用し、e-Sportsのプラットフォームを作ろうとされているそうです。
あと、仮想通貨女子さんのブースが異彩を放っていました(笑)
2Fはあまりブースがないのですが、著作権管理のCOLOR BAYさんのブースが気になりました。
B1Fは結構広々としていて、ゆっくり見て回れました。
COSPLAY TOKENさんのブースのレイヤーさんが目立っていました。
お堅いカンジのブースや技術系のブースが多い中で、華やかな印象でした。
ゲーム系ではBitGuildさんのブースでBusiness DevelopmentのVPであるSean Keithさん、DirectorのMirim Yiさんが熱心に説明されていました。
私が行った時には、たまたまキヨスイさん(@kiyosui_goraku)も来ておられました。
1日目は、全体的にざっと見たというカンジで、内容の薄いレポートですみません。
少しでも会場の雰囲気などが伝われば幸いです!
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