もうちょっと北海道が続きます。
知床をあとにして国道391号線を南下。摩周湖へ向かいました。
摩周第三展望台
摩周湖 う~ん、綺麗です^^ 神秘的です^^ 霧はありませんね^^
「摩周ブルー」と云われるブルーです。
カムイシュ島(中島)
比高210mを越える溶岩ドームの頂上部分が湖面上に現れたもの。ちなみに摩周湖の平均水深は137.5m。
1931年、41.6mの透明度を記録(当時の世界最高記録)。しかし、2004年では19mの透明度です。が、2009年の5月には、32.5mという過去25年間で最大の透明度を観測。この数字は何を意味するのでしょう?
摩周湖の透明度は夏場に低下し、冬場に上昇します。貧栄養湖である摩周湖では、植物プランクトンに由来する光吸収が少なく、その結果として独特な青い湖水を生じていました。しかし、夏場は植物プランクトンの数が増え、透明度が下がります。すると、青い水の色もやや緑色に変化してしまうのです。このことは水中光を波長ごとに観測した結果からも確認されているそうです。
「カムイシュ」とはアイヌ語のカムイ(神、または神のような崇高な霊的存在)+シュ(老婆)の意。
夕暮れでしたので、こんな感じですが時間帯によって随分表情が違うのでしょうね。
西の反対側は屈斜路湖です。
摩周湖第一展望台より
ここからは南東端の「カムイヌプリ(神の山)」(摩周岳・標高857m)の火口がわずかに望めますね。
摩周湖は、流入・流出河川がない閉鎖湖であり、周辺の降雨が土壌に浸透した後十分にろ過されて流入するため有機物の混入が非常に少なく生活排水の影響もないためリン酸塩の流入もない。夏季の気温・水温が低いこともこの一帯の有機物の分解が進まない原因となっている。(しかし今後の異常気象で変化するでしょうね)
また、湖面への直接降雨には大気汚染の影響が忠実に反映されるため、湖水は地球の環境変化を知るモニタリングの対象となっています。by wiki
もう一度、第一展望台よりも標高の高い、摩周第三展望台に戻り、夕陽を楽しみました。
屈斜路湖が、ほんのり夕陽に染まっていました。
弟子屈町屈斜路原野辺りの釧路川です。日没後、川の上には靄が現れました。幻想的でしたよ^^
屈斜路プリンスホテル泊。翌日の朝散歩~♪
朝の屈斜路湖
いや~、綺麗でした~! 湖面が鏡のようで幻想的でしたよ。
今回の旅行で、「湖」の魅力を再確認しました。
チミケップ湖もそうでしたが、ホントに時間の流れが緩やかに感じます。朝焼けや夕暮れのマジックアワーの時間帯もさぞかし楽しめるんじゃないかなあ。静かな湖畔のホテルやキャンプで2~3泊なんていいでしょうね。
屈斜路湖
日本最大のカルデラ湖(屈斜路カルデラも長径約26km、短径約20kmの日本最大のカルデラである)。日本の湖沼では6番目の面積規模を有する。周囲から小河川が流入し、南端から釧路川として流れ出す。by wikipedia
屈斜路プリンスホテルの敷地内?にあるパワースポット「龍のほこら」。
何と、私のこよなく愛する「桂」の木が祀られていました^^
写真を見て、すぐに解るでしょう?
龍の顔に見えますね^^
銀杏のように気根が垂れ下がって、そこから「ひこばえ」がヒゲのように上方に伸びたのでしょうか。たくさんの「ひこばえ」を持つ大桂は良く見ますが、気根の垂れ下がっている桂は、あまり見たことがありませんね。
屈斜路湖畔、とてもよい空気、エネルギーを感じましたよ。今回は行けなかったのですが、屈斜路湖和琴半島には巨木が沢山あって、大きな桂の木もあるそうです。ゆっくり滞在したい湖でした^^
ホテルの玄関近くの白樺の木・・・・「目」に見えませんか?(笑