「川越氷川神社」を詣でました。東京都・埼玉県近辺には約280社の氷川神社があります。総本社は、いずれまた投稿します。
(川越)氷川神社
埼玉県川越市宮下町にある神社。太田道灌以来、川越の総鎮守とされ歴代川越藩主の篤い崇敬を受けた。
関東三大まつりで国の重要無形民俗文化財である川越祭り(川越氷川祭)は元々氷川神社の例大祭。
541年(欽明天皇2年) 入間川で夜な夜な光るものがあり、これを氷川神の霊光だと捉え、当地に氷川神社を勧請したと伝えられる。
大鳥居
境内の入り口に大きくそびえ立つ大鳥居は、木製の鳥居としては日本一の大きさ。
高さは約15mで、平成のご大典奉祝行事として建立されました。扁額の文字は勝海舟の筆によるもの。
(しかし、以前訪れた、木造では日本最大とされる鳥居「冨士山大鳥居」は、高さ約18メートル、幅約11メートル。柱の太さは最大で直径約1.2メートル)
拝殿
本殿の裏側にはたくさんの摂社・末社がありました。
ものすごい絵馬の数です。
境内には多くの御神木がありますが、本殿裏手の御神木は樹齢600年を超えるケヤキ。
本殿
脇から撮りました。すごい造形です。
江戸後期に川越城主松平斉典公の寄進と氏子の寄付によって建立されました。ご本殿には木の良さを生かした江戸彫とよばれる関東特有の精緻な彫刻が全面に施されており、名工 嶋村源蔵・飯田岩次郎が7年の歳月をかけて彫りあげたものです。
これらの彫刻はそれぞれ川越氷川祭で繰り出される山車に乗る人形をモチーフにしています。江戸時代の名工の技が静かに息づくご本殿は県の重要文化財に指定されており、大森貝塚を発見したことでも有名なE.モースも本殿の彫刻を見てその緻密さに驚いたといいます。また、モースは当社のお札をアメリカに持ち帰り、保存しました。川越氷川神社hpより。
近くを流れる新河岸川
桜が咲いたら綺麗でしょうね。土手にはシロバナタンポポが咲いていました。
下記は、2016.2に訪ねた埼玉県川島町の「上八ツ林氷川神社」
立派なケヤキの巨樹です。枝振りもすごくて元気そうですね~。
2016.3