次の物語は、ニニギ一行がサルタヒコに導かれて高千穂峰に天下り。サルタヒコとアメノウズメの結婚や、ニニギがイワナガヒメは帰しサクヤヒメと結婚・出産のお話しです。
上巻
邇邇芸命(ににぎのみこと)
邇邇芸命の誕生
猿田毘古神(さるたびこのかみ)
猿田毘古神と天宇受売命(あめのうずめのみこと)
木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)
火遠理命(ほおりのみこと)
この部分が、「まほろばチャンネル 古事記 8 ~天孫降臨~ コノハナノサクヤヒメ」youtubeで観られます。
タケミカヅチの国譲りの報告を受け、当初のアマテラスの宣言、
「豊葦原瑞穂国(日本・地上国)は、我が御子、正勝吾勝々速日天之忍穂耳命(アメノオシホミミ)の治めるべき国である。」
と通り、アメノオシホミミは天下りの準備をするが、高木神の娘の萬幡豊秋津師比売命(よろづはたとよあきつしひめのみこと)と結婚しいて、長男・天火明命(アメノホアカリノミコト)、次男・日子番能邇邇芸命(ニニギ)の2柱の御子が生まれていた。
アマテラスは、ならば新しい国は次男の日子番能邇邇芸命(ひこほのににぎのみこと)=ニニギに任せることにした。
アマテラスはニニギに八尺の勾玉と八尺の鏡と草薙剣の三種の神宝を携えさせ、神々を従わせて中つ国へ向かわせた。天之八衢にいる神が高天原から中つ国まで辺り一面を照らした。これを見たアマテラスと高木神(タカミムスビ)は天宇受売命(アメノウズメ)にニニギの天降りする道に立ちはだかっている神に何者か尋ねるように命ずる。
その辺り一面を照らしていた神は、道案内をしようと迎えに来た猿田毘古神(サルタヒコ)だった。
このようなわけで、サルタヒコは道案内の神、道祖神となった。また、祭りの時に天狗の格好をしたサルタヒコ役の者がお神輿の先導する。
こうしてニニギはサルタヒコに先導され、
五伴緒神(いつとものおのかみ)
・天鈿女命 (アマノウズメ)
・天児屋命 (アマノコヤネ)・・宮廷の神事を司る氏族の祖先となる。
・太玉命 (フトダマ)・・宮廷の神事を司る氏族の祖先となる。
・石凝姥命 (イシコリドメ)・・鏡や玉の神器を造った氏族の祖先となる。
・玉祖命 (タマノオヤ)・・鏡や玉の神器を造った氏族の祖先となる。
と共に天降りることになった。
他にオモイカネ、タヂカラオ、トヨウケビメ、天石門別神(アマノイワトワケ)達も同行した。
アマテラスのご神体と定められた鏡とオモイカネは、伊勢の五十鈴川のほとりに建てられた宮に祭られた。
トヨウケビメは、穀物の神で伊勢神宮の外宮に鎮座。
アマノイワトワケは、宮の門を守る神、タヂカラオは佐那県の村に鎮座。
ニニギはこのような陣容で一路下界へと進んだ。
天の浮橋に到着。一際高くそびえ立つ、光り輝く筑紫の日向の高千穂の峰を見定め、天降りされた。そこには天忍日命(アマノオシヒ-大伴連の祖先)と天津久米命(アマツクメ-久米直の祖先)の二人が待機していてニニギを先導した。二人はいずれも大和朝廷の軍事を掌る氏族の祖先。
高千穂峰は韓国と対峙し笠沙の岬に真っすぐに通じている、朝日がいっぱいに差し込み、夕日も美しく照り輝く国。まことに素晴らしいとニニギは喜び宮殿を建てた。
ニニギはアメノウズメにサルタヒコを故郷の伊勢まで送るように、また、サルタヒコの名をアメノウズメに引き継ぎお仕えするように命ずる。そのようなわけで、アメノウズメは猿女君(サルメノキミ)と呼ばれて宮廷の舞楽を奉仕する官女となった。
アメノウズメと結婚したサルタヒコが、伊勢の阿邪訶(あざか。旧一志郡阿坂村、現松阪市)の海で漁をしていた時、比良夫貝(ひらふがい)に手を挟まれ、溺れ死んだ際に3柱(底どく御魂、つぶたつ御魂、あわさく御魂)の神が生まれた。
サルタヒコは伊勢国の椿大社、猿田彦神社、二見浦の輿玉神社に祀られている。
その後、アメノウズメは海の生き物を集め、ニニギに仕えるか問いただした。皆が仕えると言ったがナマコだけが返事をしなかったので、「これはものを言えない口か」と、小刀でナマコを切った(だからナマコには口がある)。
ニニギが散歩をしていると、笠沙の岬で美しい乙女と出会い、虜になってしまう。それは大山津見神(オオヤマツミ)の娘の神阿多都比売(カムアタツヒメ)別名、木花之佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ)だった(姉は岩長比売(イワナガヒメ))。
ニニギは父のオオヤマツミにコノハナサクヤヒメと結婚したいと伝える。オオヤマツミはコノハナサクヤヒメだけでなく、姉のイワナガヒメも一緒に沢山の献上の品々を持たせ嫁に送り出した。
しかし、ニニギは姉のイワナガヒメは醜い顔をしていると、オオヤマツミの元へ送り返した。コノハナサクヤヒメとは、めでたく契りを交わす。
オオヤマツミとイワナガヒメは落胆する。オオヤマツミがイワナガヒメを遣わしたのは、どんなに雪が降り、風が荒れようとも天つ神の御子の命がいつも石のように永久に変わらないようにと願ってのことだった。
コノハナサクヤヒメを遣わしたのは、木の花が華やかに咲くがごとく栄えますようにと願い、神に誓約をして奉ったのだった。
オオヤマツミは、きっと、天つ神の御子の寿命は花のようにはかなく散ってしまうだろうと語った。それゆえ、オオヤマツミの言葉通り、代々の天皇の寿命は限られている。
しばらくすると、サクヤヒメは身ごもったことをニニギに報告する。ニニギは、その子は、だれか国つ神の子で、我が子ではないと疑う。サクヤヒメは愕然として、生まれた子が国つ神の子であったならば、無事に生まれない。天つ神の御子であるならば無事に生まれてくることでしょう。と云い、窓のない大きな八尋殿を作らせ、その中に閉じこもった。
そして、子が生まれる直前に御殿に火を点け、燃えさかる炎の中で三柱の御子を産んだ。それが、火照命(ホデリノミコト)、火須勢理命(ホスセリノミコト)、火遠理命(ホオリノミコト)である。
サクヤヒメは安産の守り神として信仰されるようになり、火を噴く神聖な美しい山「富士山」の神霊として静かに眠っておられます。
イワナガヒメは父のオオヤマツミのいる瀬戸内海・大三島の大山祇神社の摂社・阿奈波神社に延命長寿の守り神としてひっそりと暮らしている。
ニニギノミコトは鹿児島県の霧島神宮に祀られており、陵(みささぎ-墓所)は薩摩川内市の新田神社境内の神亀山を可愛山陵(えのみささぎ)と治定されている。
ニニギノミコトを祀る主な神社
農業の神として信仰されており、霧島神宮(鹿児島県霧島市)[1]、高千穂神社(宮崎県西臼杵郡高千穂町)[1]、新田神社(鹿児島県薩摩川内市)[1]、築土神社(東京都千代田区)、射水神社(富山県高岡市)、子安神社(三重県南牟婁郡紀宝町)、常陸國總社宮(茨城県石岡市)、国見神社(奈良県御所市)などに祀られている。また、三重県鈴鹿市の椿大神社の境内に皇孫が天孫降臨の際に使用した御船が降り立ったという伝承地(御船磐座)が存在する[6]。
ニニギ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2021年8月24日 (火) 11:21
アメノホアカリノミコトを祀る主な神社
籠神社(京都府宮津市) - 「彦火明命」として祀られる。その子孫とされる海部氏が、古代から現在まで宮司を世襲している。
真清田神社真清田神社(愛知県一宮市)
住吉大社(大阪市住吉区) - 住吉三神を祀る。住吉大社を創建した田蓑宿禰は天忍人命を始祖とする尾張氏の一族であり、その子孫が住吉大社の歴代宮司家としての津守氏である。
尾張戸神社(愛知県名古屋市守山区・瀬戸市) - 古来より霊山として信仰を集めて来た東谷山と呼ばれる山頂に鎮座し、日本武尊の妃宮簀媛命が尾張氏の始祖を祀る為、第13代成務天皇5年に勧請して創建されたと言われる。
また全国の天照御魂神社は天火明命を祀るところが多い。
天火明命 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2021年8月9日 (月) 04:23
アメノウズメを祀る主な神社
佐倍乃神社(宮城県名取市)
御園神社(東京都大田区西蒲田)
太田神社 - 牛天神北野神社(東京都文京区春日)の境内社。
鈿女神社(長野県北安曇郡松川村大仙寺)
火之御子社 - 戸隠神社(長野県長野市)の境内社。
小古曽神社(三重県四日市市小古曽町)
椿岸神社(三重県四日市市智積町)
椿岸神社 - 椿大神社(三重県鈴鹿市)の境内社(別宮)。 芸道の祖神、鎮魂の神、夫婦円満の神、縁結びの神として祀られている。敷地内に「扇塚」があり、芸道を志す参拝客が扇を収め、芸道の上達を祈る。また、手塚治虫のマンガ『火の鳥 黎明編』に天鈿女命と夫である猿田彦大神が登場することから、手塚プロダクションのイラストによるご朱印帳が販売されている。ピンクには天鈿女命が、黒には夫である猿田彦大神が描かれている。
長峯神社(三重県伊勢市古市町) - 通称「おすめ(於須女=アメノウズメの別名とされる)さん」
佐瑠女神社 - 猿田彦神社(三重県伊勢市宇治浦田)の境内社。
千代神社(滋賀県彦根市)
増御子神社 - 大和神社(奈良県天理市新泉町星山)の境内社。
賣太神社(奈良県大和郡山市稗田町)
芸能神社 - 車折神社(京都市右京区嵯峨)の境内社。
荒立神社(宮崎県西臼杵郡高千穂町)
宮比神社 - 筑土八幡神社、瓢箪山稲荷神社等の境内社。そのほか伊勢神宮内宮等、各地神社に「宮比神」として祀られる。
椋神社(埼玉県秩父市下吉田)秩父吉田の龍勢祭などで有名です。アメノウズメ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2021年7月22日 (木) 07:28
サルタヒコを祀る主な神社
庚申塚(全国各地)
巣鴨庚申堂(東京都豊島区)
庚申社(福岡県直方市)
白鬚神社_(全国各地、神社によって「白髭」「白髯」「白髪」)
白鬚神社(総本宮:滋賀県高島市)
猿田彦神社(全国各地)
猿田彦神社(総本宮:三重県伊勢市)
二見興玉神社(三重県伊勢市二見町)
椿大神社(総本宮:三重県鈴鹿市)
都波岐神社・奈加等神社(三重県鈴鹿市)
阿射加神社(三重県松阪市大阿坂)
阿射加神社(三重県松阪市小阿坂)
鼻節神社(宮城県七ヶ浜町)
菅布禰神社(福島県郡山市)
御園神社(東京都大田区西蒲田)
籠祖神社(東京都千代田区神田神社境内社)
男石神社(長野県上田市殿城)
佐那武神社(石川県野々市市)
本土神社(岐阜県多治見市)
長澤神社(岡山県井原市大江町)
塩屋神社(広島県広島市)
佐太神社(島根県松江市)- 神社では「佐太御子大神」となっており、母は神魂命の子の枳佐加比売命、加賀の潜戸で生まれたと『出雲国風土記』にある。
椋神社(埼玉県秩父市下吉田)秩父吉田の龍勢祭などで有名です。
大麻比古神社 (徳島県鳴門市大麻町)
荒立神社(宮崎県西臼杵郡高千穂町)
道祖神ー天孫降臨の際に道案内をしたということから、道の神、旅人の神とされるようになり、道祖神と同一視された。そのため全国各地で塞の神・道祖神が「猿田彦神」として祀られている。この場合、妻とされる天宇受売神とともに祀られるのが通例である。サルタヒコ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2021年7月7日 (水) 13:15
フトダマを祀る主な神社
天太玉命神社(奈良県橿原市)
大麻比古神社(徳島県鳴門市)
安房神社(千葉県館山市)
大原神社(千葉県君津市)
洲崎大神(神奈川県横浜市)
安房口神社(神奈川県横須賀市)
金札宮(京都府京都市)フトダマ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2021年7月16日 (金) 15:06
イシコリドメを祀る主な神社
名前は、石(イシ)の鋳型を用いて鏡を鋳造することに精通した(コリ)特別の女性(トメまたはトベ)の意味である。
鋳物の神・金属加工の神として信仰されている。鞴神社(大阪市天王寺区)、中山神社(岡山県津山市)、鏡作坐天照御魂神社(奈良県磯城郡)、岩山神社(岡山県新見市)などに祀られる。
イシコリドメ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2019年7月15日 (月) 13:51
タマノオヤを祀る主な神社
駒形根神社里宮(宮城県栗原市栗駒沼倉字一の宮)
安房神社(千葉県館山市大神宮)
比々多神社(神奈川県伊勢原市三ノ宮)
玉諸神社(山梨県甲州市塩山竹森)
玉作神社(静岡県沼津市黒瀬町)
酒解神社(三重県伊賀市坂下)
建部大社(滋賀県大津市神領)
石作神社・玉作神社(滋賀県長浜市木之本町千田)
門僕神社(奈良県宇陀郡曽爾村今井)
櫛玉命神社(奈良県高市郡明日香村大字真弓字宮山)
玉祖神社(大阪府八尾市5丁目)
國懸神宮、日前神宮境内社(和歌山県和歌山市秋月)
大麻神社(香川県善通寺市大麻町上ノ村山)
板井神社(鳥取県鳥取市気高町奥沢見)
玉作湯神社(島根県松江市玉湯町玉造)
玉祖神社(山口県防府市大字大崎)
船路八幡宮(山口県山口市徳地船路)
三宅神社(宮崎県西都市三宅)玉祖命 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2021年7月10日 (土) 12:44
オモイカネを祀る主な神社
秩父神社(埼玉県秩父市)、阿智神社(長野県下伊那郡阿智村)などで知々夫国造、阿智祝部などの祖神として祀られているほか、阿智祝部一族の徳武氏が創祀した戸隠神社の中社などでは知恵・学問の神として信仰されている。また、天気に関する唯一の神社、気象神社(東京都杉並区)にも祀られている[4]。
思金の文字から曲尺が連想され、建築前に行われる手斧初の儀式の主神としても信仰されている。これは、建前にかかる初の日に正面を南向きにして頭柱を立て、柱の正面に天思兼命と書き、右左にそれぞれ建築の神である手置帆負神、彦狭知命の名を書き、さらに裏面に年月日・建主名を墨書するという儀式のことを指す。
阿智神社(長野県下伊那郡阿智村)
安布知神社(長野県下伊那郡阿智村)
戸隠神社 中社(長野県長野市戸隠)
穂高神社 境内 四神社(長野県安曇野市穂高)
達屋酢蔵神社(長野県茅野市ちの)
祝殿社四社(長野県茅野市小町屋樋沢)
諏訪神社(長野県松本市今井)
須倍神社 外宮(静岡県浜松市都田町)
事任八幡宮 境内 五社神社(静岡県掛川市八坂)
天神社(山梨県都留市下谷)
神明神社(岐阜県中津川市苗木)
椿三神社(岐阜県恵那市笠置町)
五加神社 境内(岐阜県加茂郡東白川村)
思金神社(神奈川県横浜市)
八意思兼神社(神奈川県伊勢原市)
氷川神社 境内社 気象神社(東京都杉並区)
秩父神社(埼玉県秩父市番場町)
三峯神社 境内 秩父神社(埼玉県秩父市三峰)
皆野椋神社(埼玉県秩父郡皆野町)
竹間神社(埼玉県入間郡三芳町)
楡山神社 境内 知々夫神社(埼玉県深谷市原郷)
美和神社 境内 八意思兼神社(群馬県桐生市宮本町)
太平山神社 境内 天満宮(栃木県栃木市平井町)
大洗磯前神社 境内 静神社(茨城県東茨城郡大洗町)
静神社(茨城県那珂市静)
鹿高神社(三重県名張市安部田)
賀茂大神社(三重県鈴鹿市平野町)
加世智神社(三重県松阪市大平尾町)
松阪神社(三重県松阪市殿町)
神明神社(三重県四日市市尾平町)
田丸神社(三重県度会郡玉城町大字下田辺)
三瀬谷神社(三重県多気郡大台町)
若宮神社(滋賀県草津市岡本町)
意冨布良神社(滋賀県長浜市木之本町)
吉水神社(滋賀県蒲生郡竜王町)
五社神社(滋賀県近江八幡市牧町)
地主神社(京都府京都市東山区)
村岳神社(京都府京丹後市久美浜町)
五字神社(大阪府箕面市粟生間谷)※「ごあざ」神社と読む
五字神社(大阪府箕面市粟生外院)※「ごじ」神社と読む
津門神社(兵庫県西宮市)
三条八幡神社(兵庫県芦屋市)
思往神社(兵庫県豊岡市日高町)
阿紀神社(奈良県宇陀市大宇陀)
宇奈多理坐高御魂神社(奈良県奈良市法華寺町)
蟻通神社(和歌山県伊都郡かつらぎ町)
日前神宮(和歌山県和歌山市秋月)
悲願寺 境内 賢見皇神社(徳島県名西郡神山町)
忌部神社 摂社 若宮神社(徳島県吉野川市山川町忌部山)
高濱神社(島根県出雲市)
苅田神社 境内 幸神社(島根県大田市久手町)
内神社 境内 芦原神社(島根県松江市大垣町)
法吉神社(島根県松江市法吉町)
興神社(長崎県壱岐市芦辺町)
西寒多神社(大分県大分市寒田)
天安河原宮(宮崎県西臼杵郡高千穂町)
波宇志別神社(秋田県横手市大森町)
輪西神社(北海道室蘭市みゆき町)オモイカネ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2021年7月27日 (火) 07:05
トヨウケビメを祀る主な神社
丹波、但馬の地名の起源として、豊受大神が丹波で稲作をはじめられた半月形の月の輪田、籾種をつけた清水戸(せいすいど)が京丹後市峰山町(比沼麻奈為神社がある)にあることから、その地が田庭と呼ばれ、田場、丹波へと変遷したという説がある。 付近の久次嶽中腹には大神の杜があり、天の真名井の跡とされる穂井の段(ほいのだん)がある。また、神社の縁起は、大饗石(おおみあえいし)と呼ばれる直方体のイワクラであると言われている。
福知山市大江町には元伊勢豊受大神社がある[1]。元伊勢内宮より南方の船岡山に鎮座する社で、藤原氏の流れである河田氏が神職を代々継承している。崇神天皇の御世、豊鍬入姫命(とよすきいりひめ)が天照大神の御杖代として各地を回るときに、最初の遷座地が丹後であった。その比定地はいくつか存する。
伊勢神宮外宮(三重県伊勢市)[1]、奈具社(京都府京丹後市)[1]、籠神社(京都府宮津市)奥宮天真奈井神社[1]、比沼麻奈為神社(京都府京丹後市)、十市御縣坐神社(奈良県橿原市)で主祭神とされているほか、神明神社の多くや[2]、多くの神社の境内社で天照大神とともに祀られている。また、トヨウケビメを祀っている稲荷神社もある[2]。
中世に入り外宮の神職である度会家行が起こした伊勢神道(度会神道)では、豊受大神は天之御中主神・国常立神と同神であって、この世に最初に現れた始源神であり、豊受大神を祀る外宮は内宮よりも立場が上であるとしている。
トヨウケビメ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2021年8月12日 (木) 13:52
アマノイワトワケを祀る主な神社
天石門別神(櫛石窓神・豊石窓神)を祀る神社に天岩門別神社(岡山県美作市)、櫛石窓神社(兵庫県丹波篠山市)、大祭天石門彦神社(島根県浜田市)、天岩戸神社(京都府福知山市)、天石立神社(奈良県奈良市)、大谷神社(高知県香美市)、天石門別神社(茨木神社奥宮)(大阪府茨木市)などがある。
天石門別神 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2021年7月23日 (金) 01:03
アマノオシヒを祀る主な神社
伴林氏神社 (大阪府藤井寺市)
降幡神社(大阪府南河内郡河南町) - 大伴氏支族の居住地といわれる。
油日神社(滋賀県甲賀市)
矢保佐神社(長崎県壱岐市)上社(三重県伊勢市) - アメノオシヒを「天忍漁人命(あめのおしあまのみこと)」として祀る[8]。アメノオシヒ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2021年7月23日 (金) 01:05
コノハナサクヤヒメを祀る主な神社
富士山を神体山としている富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)と、配下の日本国内約1300社の浅間神社に祀られている。
浅間神社の他、安産や子育ての神として子安神社(皇大神宮所管社、東京都八王子市、千葉県旭市など)に、酒解子神として梅宮大社(京都府京都市右京区)に、また、伊都国の中心とされる福岡県糸島市三雲の細石神社にも姉のイワナガヒメと共に祀られている。
木花之佐久夜毘売を祀る神社は全国に無数にあるため、ここでは主な神社を列挙する。
富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)と、日本国内約1300社の浅間神社#信仰を参照
子安神社(三重県伊勢市)
伊勢神宮皇大神宮(内宮)所管社。
都萬神社(宮崎県西都市)
日向式内四座の一社。コノハナサクヤ姫は、甘酒を作ってお乳代わりに飲ませたともいわれ、境内に「日本酒発祥の碑」が立っている。
木花神社(宮崎県宮崎市)
コノハナ(木花)サクヤ姫の夫・ニニギノミコトの行宮の跡と伝えられる。三皇子生誕の産屋「無戸室」(うつむろ)の跡がある。
高千穂神社(宮崎県西臼杵郡高千穂町)
天孫降臨の地として知られる。サクヤ姫は「高千穂神」の1柱として夫・ニニギノミコト等とともに祀られている。
霧島神宮(鹿児島県霧島市)
もう一つの天孫降臨の地として知られ、主祭神として夫・ニニギノミコトが祀られ、サクヤ姫は相殿に祀られる。
新田神社(鹿児島県薩摩川内市)
サクヤ姫の夫・ニニギノミコトの御陵・可愛山陵がある神社で、サクヤ姫の陵墓(端陵古墳)と伝わる末社(端陵神社)がある。
大山祇神社 (今治市大三島町)(愛媛県今治市)
愛媛県今治市大三島の大山祇神社の本殿(オオヤマツミノカミ:コノハナサクヤヒメの父神)の裏側に祀られている。
縣神社 (宇治市) (京都府宇治市)
木花咲耶姫命、又の御名は神吾田(かみあがた)を奉祀し「あがた」の名の通り神代以来当地の 守護神であった。
櫻井子安神社 (千葉県旭市)
木花咲耶姫命、伊邪那岐命、伊邪那美命をお祀りしている。コノハナノサクヤビメ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2021年8月20日 (金) 22:12
イワナガヒメを祀る主な神社
石長比売だけを祀る神社は、
雲見浅間神社(静岡県賀茂郡松崎町)
大室山(静岡県伊東市)の浅間神社
伊豆神社(岐阜県岐阜市切通)
が挙げられるがその数は少なく、全国のその他の浅間神社では木花之佐久夜毘売と共に祀られている。また、本殿に祀る神社として、滋賀県草津市に伊砂砂神社があり、主祭神として石長比賣命・寒川比古命・寒川比女命・伊邪那岐命・素盞嗚命の五神を祀っている。
雲見浅間神社と大室山浅間神社に石長比売のみが祀られているのは、富士山の木花之佐久夜毘売と対峙して祀られているものである。この静岡県伊豆地方では、醜いために邇邇芸命に遠ざけられた石長比売に同情して、石長比売の化身である大室山に登って木花之佐久夜毘売の化身である富士山を褒めると、怪我をするとか不漁になるなどの俗信がある。
伊都国の中心とされる福岡県糸島市三雲の細石(さざれいし)神社には、妹の木花之佐久夜毘売と共に祭神として祀られている。
貴船神社(京都市左京区)の結社(ゆいのやしろ)では、縁結びの神として祀られている。
兵庫県尼崎市には磐長姫神社があるが、これは近くにある貴布禰神社に関係するものであり、歴史は浅い。
筑波山(茨城県つくば市)の月水石神社でも石長比売が祀られ、石長比売が歿したとされる磐座が祀られている。
宮崎県西都市の銀鏡神社では、石長比売が鏡に映った自分の醜い容姿を嘆くあまり、遠くに投げたと伝えられる鏡がご神体として祀られている。
イワナガヒメ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2021年6月21日 (月) 01:54
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