最近、聴力高音域低下が認められたので耳守神社へ。
全国でもめずらしい耳の病に御利益があるといわれている神社です。
日本一社とも言われるたいへんめずらしい神社で、耳の病を治してくれるとの伝承から、全国各地より参拝に訪れ、耳がよく聞こえるようにと願いをかけて、竹筒に糸を通してお供えをする人がたくさんいます。
祈願の竹筒が拝殿前にたくさんありました。
全国各地から参拝に来られるようです。
拝殿奥の本殿
祭神:耳千代姫こと千代姫命。
神社裏手にはヤマユリが未だ咲いていました。
神社は、右側のこんもりした鎮守の森の中にあります。まさに日本の原風景^^
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建てられたのは、いまから1,000年以上前。
第3代常陸大掾繁盛(平国香の直孫)の五男・五郎左衛門兼忠(後に飯塚氏)の千代姫が7歳になっても耳が聞こえないため、夫婦は熊野神社に娘の耳が治るよう願をかけたところ、満願を迎えた朝に千代姫の耳が聞こえるようになったという。
それから時は流れて、千代姫が33歳の時に、風邪を悪化させて、ついに明日をも知れぬ身となってしまった。その時千代姫は「われ亡き後に社を建てて、耳の病を守護せん」と言い遺して息を引きとった。
千代姫の遺言に従って両親は千代姫愛用の鏡をご神体として社壇を設けて「耳守」と号して祭礼を続けた。
しかし、それから500-600年後の1590年(天正18)に大掾氏は滅び、一族である飯塚氏も同じ運命をたどった。このため耳守神社も無くなり祭礼も断絶してしまった。
その後、地元の人たちが神社を建て直し、姫の命日の9月9日に祭礼も行われている。
http://www.rekishinosato.com/mimimori.htm様より
千代姫があの世から見守ってくれます。親しみを込めて、「みみっちょ(耳千代)神社」とも呼ばれているようですよ。
2016.7