「●●カラ」という名前の鳥が幾つか居ます。
前回までに「シジュウカラ」「ヤマガラ」「コガラ」「ヒガラ」を紹介しました。
今回は「ゴジュウカラ」。
ゴジュウカラ(五十雀)は、寒帯と山岳地帯を除くユーラシアに広く分布します。日本には3亜種が居て、九州から北海道にかけて分布するが、高地で繁殖した個体は冬季には低地に移動するそうです。なので、本州では山の中に居ることが多いですね。
シジュウカラをはじめとするカラ類と呼ばれるグループはシジュウカラ科。でも、ゴジュウカラは、れっきとしたゴジュウカラ科。別モノの鳥なんです。
ゴジュウカラ=五十雀>青灰色の羽毛を、50代の人の髪に見立てたのが和名の由来のようです。ちなみにシジュウカラ=四十雀>地鳴きの「ジジジッ」が「シジュウ」に聞こえるからとか、群れていることが多いから(そんなに群れているところを見たことはありません。雀の群れが100羽とするとシジュウカラの群れが40羽とか?笑)だそうです。単純にシジュウカラに似ているからゴジュウカラかも知れませんね。。
2012.8.25 北海道・チミケップ湖にて 餌付けされていましたよ。
2015.11 山梨県・大菩薩嶺付近にて。
平地から山地にかけての落葉広葉樹林に生息する。木の幹に垂直にとまり、頭部を下にして幹を回りながら降りる習性がある。
食性は雑食で、昆虫類、節足動物、果実、種子などを食べる。夏季は昆虫類、冬季は種子等を主に食べる。
樹皮の隙間にいる獲物を探したり、逆に樹皮の隙間に食物を蓄えることもある。
ゴジュウカラ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 最終更新 2017年12月4日 (月) 10:50
というわけで、小さな実を樹皮の間に押し込んだり、逆さ降りしたりしていたようです。
2017.1.7 東京都・柳沢峠ハイクで撮ったゴジュウカラ。
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