先日、投稿した、
が舞い降りてきたので、そこから多方面から膨らませてみます。
※これはあくまで、個人的・私的な考察です。妄想(笑
まず、この構想1の中の地域通貨、「藤野地区の地域通貨「萬」(よろず)」をちょっと掘り下げてみます。このサイトを要約してALiSとの比較をしてみます。(萬の通帳記帳・プラマイゼロ方式は、ちょっと比較できないので割愛します)
①地域通貨が一時はブームのようになり、全国各地で発行されたが、発行当初の勢いを持続させている地域通貨は少ない。いつの間にか利用する住民や店舗が減り、下火となってしまうケースが相次いでいる。
これは仮想通貨界隈でも当てはまることですよね。わたしは2017.3に仮想通貨取引を始めて、2018.2に辞めて、2019.2から再参入していますが、この一年、国内だけを見ても、いろんな通貨が消えていきました。草コインの老舗CoinExchangeが閉鎖したのもダメージが大きかったですね。トレードへたなので振り返るのもイヤですわ(笑
②藤野地区はもともと地域活動が盛んなところで、色々な住民グループが様々な活動を展開させている。
ALiSに当てはめると、様々な方々が多方面で活躍され、様々な分野で投稿されていますね。プログラマー、イラストレーター、漫画、アニメ、神社フリーク、生き物写真、旅行記、日常風景、古物商、子育て、グルメ・・・・。
これらの人々が、それぞれの得意分野を投稿され、クロスオーバー的に、「投げ銭」や「いいね」や「コメント」のやり取りで繋がっています。
③地域通貨といっても「萬」という紙幣は発行されておらず、通帳方式となっている。現在、「萬」への参加登録者は350人(メーリングリスト上の数字)に上る。内訳は旧藤野町民が75%、旧相模湖町民が5%、他は近隣の県外の人たちである。
ALiSの住人はどのくらいいるのでしょうね?「萬(よろず)」に携わっている住人は350人。この350人の中でさえコミュニティとして回るんですね。三菱グループのような国のような規模でなくても関わりが活性化し続ければ成り立つわけですね。
④地域通貨は、円よりも豊かな気持ちになれる生活を送るためのものです。お互い様で助け合っていくので、おカネだけではなくて人の心が動くものです」
コレが最重要ポイントかと思っています。現状、ALiSは通貨価値判断が難しい状態ですが、
投稿する(情報の共有)→
ALiSの住人に情報発信する→
住人は関心のある投稿を主体にチョイスし、ん?面白いかな?という内容も読んだりする→
内容が有益だったり関心したら「いいね」をポチする→
更に感動したり、もっとも自分に有益だったら「投げ銭」をする。
(「投げ銭」の額は、「有益感動」の計りかもしれません。)
このような流れが理想ですが、「いいね」「投げ銭」が欲しいという心の状態から投稿すると長続きしないかもしれませんし、虚栄心が増幅されてしまうかもしれません。
⑤実際、子どもの椅子や机、かばんなどが萬を通して地域内をぐるぐる回っていたり、引っ越してきた人が萬で家具一式を揃えられたり、モノやサービスの地域内循環が拡大しているという。
地域循環型の理想ですね!ALiSにも「差し上げます」「欲しいモノリクエスト」などがあればもっと住人同士のコミュニケーション上がりますよね。無料でなくとも格安とか・・・。
⑥最終バスに乗り遅れた人が会員仲間に電話し、2000萬で送迎してもらったり、旅行中の植物への水やりを萬で依頼するなど、その使い方は多岐にわたっている。つまり、萬の存在が地域内の様々な潜在ニーズを掘り起こすことにつながっていると言える。
これも面白いですね。ネットはバーチャルな空間かもしれないけれど、実際、近所に住んでいる人も居るわけで・・・この世の中で実際に生活しているわけで・・・個人情報保護で住所で出さないとしても、高齢だったり、障害を抱えていたり、独り暮らしで困っていたり・・・などの潜在ニーズを掘り起こす事も可能なのではないでしょうか? ALiS内で「なんでも屋さん」ALiS払いなどどうでしょうね。
⑦通帳に萬のマイナスが記載されるのを嫌がって使えないと考える方もいらっしゃるかと思いますが、マイナスというのはどなたかのプラスをつくるためのものです。色々な人に何かを頼んで新しいプラスをつくり出すことは大事なんです。
もっとも、そう言われてもマイナスばかりが記録される通帳を見て、少しでも減らそうと考えるのが人情のようだ。「地域の誰かの役に立てることはないか」と動き出すという。
これは、通帳でのことなのですが、私的には、ALiSに投稿を始めたとき、まったくALiSを持っていなかった為に、投げ銭もすることができずにいたわけですが、投稿を繰り返すうちにALiSもだいぶ溜まってきて・・・そうなると余裕が出てきて、他のALiSの住人の投稿へ投げ銭できるようになりました。ゼロからプラスをつくる、ですね。地域の誰かの役に立てること>>現状では投げ銭だけかもしれませんが、このように、心に変化がでてくるのですね。
⑧藤野の地域通貨は、地域の人間関係を豊かにし、困ったときに誰かが助けてくれるという安心感を生み出すものになっている。人と人をつなぎ、地域の中に安心と幸福を循環させ、それらをより豊潤に育て上げるものとなっているのである。そこにはマネーゲームとは無縁の世界が広がっているのである。
もちろん、マネーゲームを否定するものではありませんが、ALiSの場合は「心のコミュニケーション」が前面に押し出されているように思うわけです。ALiSが模範とした?steemitとはちょっと違った道を歩きそうです。
今、steemitのサイトのトップページを見たら・・・「金がものを言うあなたの声には価値があります。あなたのハイクオリティな投稿やキュレーションに報酬を出すコミュニティに参加しましょう。」と。全面的に「金」が出てますね(笑)
「ガラパゴス・ニッポン」のALiS、ガラパゴスで何が悪い!!
以前投稿した↑の結びは、
「この日本列島を観ると、大陸側から入ってきたら逃げ場がない。ここに来たら、みんな仲良くするしかない。それが、日本独自の文化を生み出したのかもしれない。」
と記されています。
もはやカネだけでは幸福になれない
メモメモメモメモメモメモメモメモメモメモメモメモ
参考:「新しき村」武者小路実篤
新しき村
武者小路実篤とその同志により、理想郷を目指して1918年(大正7年)、宮崎県児湯郡木城町に開村された。1938年(昭和13年)にダムの建設により農地が水没することになったため、1939年(昭和14年)に一部が現在の位置(「東の村」)に移転し、残りは日向新しき村(ひゅうがあたらしきむら)として存続した。
第二次世界大戦終了時には1世帯のみとなっていたが、入村者が増え、1948年(昭和23年)に埼玉県から財団法人の認可を受け、1958年(昭和33年)にはついに自活できるようになった。
この村はただ生活するためのものではなく、精神に基いた世界を築く目的で開村されている。階級格差や過重労働を排し、農業(稲作や椎茸栽培など)を主とした自給自足に近い暮らしを行う。
労働は「1日6時間、週休1日」を目安とし、余暇は「自己を生かす」活動が奨励される。三食と住居は無料だが、私有財産を全否定しているわけではなく、毎月3万5000円の個人費が支給される。近年、村内の高齢化が進み、平均年齢は60歳を超えた。鶏卵の値下がりや人手不足で養鶏を止めるなど農業収入の低迷もあり、村の運営が困難になってきている。過去の積立金を取り崩して赤字を補填している[1]。2013年時点の村内生活者数は13人。村外会員は約160人ほど。2018年時点では宮崎で3人、埼玉で8人が暮らしている[2]。
村の存続を願う村外会員らが「日々新しき村の会」を2018年8月発足させた[3]。
新しき村 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2019年12月3日 (火) 13:21
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