2015.6 千葉方面へフラリと行ってきました。
茨城県南部と千葉県にまたがる地域に「東国三社」と呼ばれる三つの神社があります。鹿島神宮、香取神宮、息栖神社です。
というわけで、「東国三社」の残る一社、息栖(いきす)神社へ詣でました。
神社の近くに歴史を重厚にまとうような立派なお宅がございました。「猿田水産」と・・・猿田さん・・・猿田彦神社と関係があるのかなあ。。。ググってみると「息栖神社を天孫系の猿田彦の神社とする説もある。」との事。
常陸利根川
ジェットスキーがやってきました。手前では鯉釣り。のどかな広々とした良いところです。自転車に乗ってやってきたおじさんと、ちょっと話をしました。
おじさんは、横浜の方から若い頃にやってきて、鹿島コンビナート工場で働き、そのままこの地に住み着いちゃった、との事。
その常陸利根川とは反対側に「息栖神社」はあります。
常陸利根川方面
左右の鳥居は、忍潮井(男瓶・女瓶と呼ばれる二つの井戸)
神功皇后の3年(194年)、あたり一面海水におおわれていた頃、真水淡水の水脈を発見。これを井戸とし住民の生活の水としたもので、海水をおしのけて噴出していることから、忍潮井の名が付けられた。
息栖神社
下の写真と同じ構図なのですが、望遠で撮ると置くの方まで、こんなに大きく写るんですねー。新たな発見♬
こちらは、境内近くで撮った写真。奥の「茅野輪」が小さいです。なんか不思議だなあ。。。。。
参道左の稲荷神社
四方八方に伸びる古木の枝が天からエネルギーを降ろしているかのようでした。
神門
茅の輪(茅草(かやくさ)で作られた大きな輪)
正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う夏越しの大祓(おおはらえ)に使用され、それをくぐることにより、疫病や罪穢が祓われるといわれています。茅輪神事の由来やくぐり方は、ググるとあちこちに書いてありますので省きます。
「力石」前の阿吽の狛犬がとてもユニークなお姿です^^
拝殿
拝殿脇
朱と白のコントラストの拝殿が、ちょっと南国っぽくて不思議です。
御神木の夫婦杉 樹齢1000年以上のようです。が、ちょっと細い気もするなあ。。
下調べで、香取神宮や鹿島神宮に比べて、少し小さめの神社だろうなあ・・・正直、あまり期待してなかったのですが、いやはや、立地場所周辺の風情が、実に素晴らしかったです。こういう場所の神社には来たことがなかった。
広々とした川からは、いつも柔らかな風が吹いているような、なんとも「清い」神社でした^^