緊急事態宣言下の北海道で、残念であり、疑問にも思ったのは、大自然の中に入っていくことがあまりできなかったことです。
利尻島などは、例外的な場所でした。
大自然は誰のものでもないと思います。
しかし、いかに人間が支配、管理しているのが実状であるか、照らし出された気がします。
そこにはビジターセンターなるものがあり、コロナを理由にビジターセンターが閉鎖されると、山や湖や湿原、キャンプ場などに、そもそも入っていけない所が殆どでした。
夜遅く、幌延に到着したときも、キャンプ場は閉鎖されていました。
そこで、私たちは街なかの、適当な公園にキャンプを張ることにしました。
幸い、幌延の住宅街に、広くて樹木の豊かな、名林公園という名前の素晴らしい公園がありました。
朝はやはり、無数の種類の鳥のさえずりの中で目覚め、とても爽やかでした。
トイレなども綺麗でした。
法律的には、公園はパブリックスペースであり、キャンプなどは特に違反ではないが、付近住民に苦情が出ないような、節度、配慮が必要だということだそうです。