北海道苫小牧港から青森県八戸に渡った私たちは、東北新幹線でさっそく新花巻へ。
新幹線を使いたい意志はなかったんですが、在来線で花巻に行くのはあまりにも不便。
新幹線とは地域の生活を活性化するためにあるのか、在来線を衰退させるためにあるのか。
新幹線を拒否した、嘉田知事時代の滋賀県の賢察に思いを馳せました。
花巻では新花巻駅からまず宮沢賢治記念館に、途中、写真を撮りながら歩いて向かいました。
宮沢賢治記念館
宮沢賢治記念館の展示は、絵や写真、物の展示もありましたが、
やはり美術館や博物館に比べると、言葉の比率が高かったです。
私も彼も、どこでも展示を丁寧に見るタイプです。
しかし、絵などの展示の場合と比べると、言葉の展示に対する彼の集中力には舌を巻きました。
言葉を嘗めるようにその場で読んでいました。
宮沢賢治全集が、家にあるじゃない?
読んだことあるものが殆どだし、家に帰ればまた読めるじゃない?
だけど、今、花巻で、宮沢賢治記念館の展示の中で改めて味合うことが、
彼にはとても大事なことのようでした。
彼の脳の中は見えませんが、奥行きのあるファンタジックな世界が、今ここで、広がっていたのでしょう。
欲しかったバタグルミの模型。
買っちゃった。
なんだか、とてもテンション上がった。