はいどうも!アート屋ですよ!
こないだお手紙の原画をストアに置いときますって言ったきり忘れてましたね、ごめんなさいーー!!
昨日追加しましたのでよろしくお願いしますます。
昨夜がっつり記事を書いたのにごはん食べてる間に↑の部分を残して下が全部消えてました。なんてファッ○ンこった!!!
ページの再読み込みかなにかで記事の状況が巻き戻されてから上書きされてしまったのでしょうね。自動上書き保存が裏目に出ましたね。昨夜はそのままショックで昏睡状態になってしまったので改めて今日書き直しています。
最近、私の記事のメインテーマである『アーティストとして生きていく方法を考えよう』という話があまりできてないなーという気がしたので、今回は作品販売について考えます。
これは主にアート作品を展示販売している人に向けた記事ですが、もしかしたらその他の個人ビジネスや有料記事の販売などにも共通する部分があるかもしれません。
展示をやっていると、頑張って作った作品がなかなか売れない、展示費用が回収できない……ってこと、よくありますよね。
保管場所の圧迫、収支の赤字を少しでも減らしたくて、1点でも買ってもらうため仕方なく作品を値下げしよう……そう思ったこと、そうした経験はありますか?
しかしこれは間違いです。売れなかった作品は値下げではなく値上げすべきなのです。
服なんかはシーズンが終わりに近付くと在庫処分のためにセールで安売りしてたりしますが、私たちは決して同じような値下げをしてはいけません。
なぜなら、あなたが新作を発表したとき、真っ先に買ってくれるお客様こそが、最も大切にしなくてはならない一番の上客だからです。そういった方たちに損をさせては絶対にいけません。むしろ積極的にひいきして得をしてもらうべきです。
つまり、安売りをするなら早割にすべきなのです。期間限定とか数量限定で割引し、最初に買った人が得をするように売るのです。noteの有料記事なんかではわりとよく行われてますよね。
私の場合、新作の価格を初お披露目の展示でのみ割引しています。2回目の出展で通常価格に戻し、その通常価格も毎年12月に更新します。値上げか横ばいのみで、値下げは絶対にやりません。
また、作品の価格はサイズを基準に決めているため、同じサイズの作品は同じ価格になります。ですので既にご購入いただいた作品と同一サイズの作品が値上げされれば、先に買っていたお客様は値上げした分だけ得をすることになりますね。
売れなかった作品は値上げ。
これであなたの作品はいつだって今が一番お買い得です。
アート作品は嗜好品なので、「安くなったから買う」なんて人はまずいません。興味のない人は何割引しても買いませんし、売れない作品は10円でも売れません。それを欲しいと思ってくれる人に出会えるかどうか、それがすべてです。
買う気のある人からの多少の値下げ交渉には応じてもいいかもしれませんが、少なくとも表示価格は一切下げない方がいいと思います。実績を積み上げ単価を上げていくことこそが、作品を買ってくださった方々への恩返しとなります。
ALISでストアを始めてから、値下げ交渉になった際にまず「ALISのアカウントを作ってくだされば金額の10%を投げ銭で還元しますよ!」と言えるようになったのはいいですね。今のところまだそういった状況は起こってないですがw
そもそもほとんどのアーティストは作品を工場で量産しているわけではないので、無理に多売を目指さず、限られた一部の人たちに目一杯満足してもらえるように力を注ぐべきだと思います。お客様は量より質です。お得意様を徹底的にちやほやして、買わない人の余計な要望や口出しには耳を貸さない。これに尽きます。
ギャラリーで展示をしていると、買わない人ほどあれこれ言ってくるんですよね。「こういうのは好みじゃない、こういうのじゃないと買わない」って。
ですけどアートの好みって本当に人それぞれでバラバラなので、全ての要望を聞いていたら何もできなくなってしまうんですよね。それで迷走してわけがわからなくなって、作品は中途半端になって余計売れないし、自分は何をしたいのかもわからなくなってきて、ただひたすらしんどい思いをするアーティストさんも結構いたりします。
特にグループ展なんか大変ですね。『幅広い作風、いろんなジャンルのアーティストたちが共通のテーマで作品を発表します!』って形式が多くて、それって見てる方はとても面白いんですけど、その分客層もバラバラで、ターゲット以外の層もたくさん来ちゃうわけです。
例えるなら北海道物産展みたいなもので、北海道のお店というくくりで集まったけど、あなたがカニを売ってるすぐ隣でキャラメル売ってる人とかジンギスカン売ってる人がいたりするわけです。
そこにポテトチップチョコレートを買いに来たお客さんが現れて、あなたの自慢のカニを試食するなり「甘しょっぱいお菓子がいいんだよね、ポテトチョコないの?」とか言ってくる。
そしてうっかりそれを鵜呑みにして次回はカニにチョコレートをかけてしまう……。悲劇ですよね。
例えにするとむちゃくちゃヤバい状況なんですけど、実際こういうことが結構あります。そもそも自分がカニを売ってる自覚がなかったり、カニの魅力がなんなのかわかってなかったりすると特にそうなりやすいですね。
そういった迷走をしてしまわないためにも、お得意様の意見だけを尊重する、リクエストに応える、作品価値は上げる。
自分の作品・商品の特徴とターゲットをちゃんと理解して、そのターゲットのみにひたすら最高な思いをしてもらえるよう努力する。それが大切というわけですね!
本日は以上です!
みなさんからの暖かないいね・投げ銭・コメント、いつでも待ってるぜ!!
◆この記事でいただいたお菓子◆
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みんなありがと!!😊
↓ついったーです↓