はいどうも!アート屋です!
柏崎のギャラリー、グルグルハウス高柳さまでのアーティストインレジデンスももうすぐ終わり、私は新潟を離れ新たな地へと旅立つことになりました。住所特定を避けたいので不特定多数の方が読める当記事では行き先の情報は伏せますが、かなり便利のいい場所です。ALISの皆様のオフ会などにも参加できるかもしれません。やったね!
自営業には難しい賃貸契約ミッションもなんとかクリアできましたし、引っ越しもギャラリーのボスが手伝ってくれるので引っ越し屋さんに何十万も払う必要はなく、レンタカー代ガソリン代高速代などだけで済むという……ありがとうございます!ありがとうございます!😭😭
ただこれから、生活のランニングコストが跳ね上がることだけが悩みです。レジデンス中はタダ同然みたいな家賃だけで食費も光熱費もない夢のような暮らしをしていたため絵の売上だけで十分に生きていけたのですが、さすがにこれからはそうも行かず、再び労役に就かねばならぬのかと思うと鬱が再発しそうです……😢
ちなみに大阪にいたころは日払いのバイトで収入不足分を補填していました。あれは同じ人と二度と会わなくて済むのがいいですね。嫌な現場に当たってもその日限りなので。そんなその日限りの仕事でも嫌な現場はかなりのストレスなわけで、人間関係ガチャを外して懲役刑が開始されるリスクを考えたら特定の職場でのアルバイトなんて怖すぎてとても応募できないんです。私の人間性に問題があるのか、職場人間関係ガチャで当たりなんてほぼ見たことないですし…。アタリの職場ってめっちゃ引き当てる確率低くないですか?階段の踊り場で踊ってる人より希少だと思うんだけど。
バイトや転職のサイトは仕事で一番肝心な『やばい上司がいないか』『職場の人間関係は良好か』『職場内でどんな趣味や話題が流行っているか』などの情報が一切ないですからね。ただでさえ本来やりたくないことをやるのにさらに大きなリスクまで冒さなくてはならないという無慈悲さ。さらに自分の本来発揮すべき能力とは全然違う部分だけを見られて値踏みされる面接の恐怖。
日雇い派遣バイトはそのあたりがほとんど皆無なのが大きいですね。けど給料安いんだ……。
次に住む家は大阪の頃より家賃が2万円くらい上がりますし、更新費用なんかは数万円高くなるので、もしかしたら日雇いもきついかもしれません。困った😖💦
私は絵でご飯を食べながら趣味で漫画を描く人になりたいです。作りたいものが常にたくさんあって、時間はいくらでも欲しいのです。作りたいものを作り切るために人間の寿命はただでさえ短すぎるというのに、貴重な制作時間をわずかな賃金のために浪費したくないというのが正直な気持ちです。
ぶっちゃけた話、労働時間というのは死んでいるのと同じであり、その分だけ寿命が失われているに等しいと思っています。私の寿命が失われるということは、その分この世に生まれてくる予定だった私の作品が死産してしまうということです。それがとてもかなしい。人生100年時代と言われても、貧乏人には自分の時間があと何年あるのでしょうか。果たして制作予定の作品の何割が作れるのか、それは作品の売上にかかっています。
次回は8月のALIS収支報告の記事になると思いますけれども、皆様のおかげでALIS Marketの売上が過去最高額の月となりまして、まだ計算してないのですが記事の収入と合わせればおそらく2000~3000ALISくらいかと思います。ありがとうございます!!
1ALIS=5円とすれば10000円~15000円くらいなので、この調子で毎月いければひとまずスマホが止められずに済みますね…!
とりあえず生命を維持するためには最低でも毎月手取りで15万円くらいは必要と考えられ、作品の原価や出展料輸送費用などを考慮すると20万円以上は欲しいところ。
さらに定期的にやってくる契約更新も考えたら少しずつ蓄えておかないといけません。なので結局働いて延命するしかないのですが、フリーターを続けられる年齢のうちに画業が成功してそれなりに安定した収入にならなければ本当におわおわりです。タイムリミットまであと何年でしょうか……。
本当なら最終的には世界有数のアートコレクターの熱烈な支持を受けてアート史の1ページとなるような作品を残したいんです。だけどそういった作品は一般的に売れて生活費を稼げる作品とは全く方向性が別物だということもわかっています。ましてや日本のアートマーケットと客層はかなり特殊だし、なおさらのことですね。
『自分の作りたいもの』と『世界的なコレクターが望むもの』のあるかもわからない重複部分を目指して進んで行きたいのに、ただその日の命を繋ぐために全く違う『一般に売れるもの』の方向へと舵を切らねばならない遠回り感がもどかしく、拭いきれぬ卑しさや俗物感が付きまとうことも含めて悩んでいます。
けれどこのあたりの悩みは全部お金で殴り飛ばせる。
お金があれば時間を買える。手段も買える。
時間と手段があればアート史に残る作品を生み出す探求も、それを世界的なコレクターに認知してもらう方策もあの手この手でチャレンジできる。
成功するのが先か寿命が尽きるのが先かという純粋な私の決闘に、『お金がない』という縛りは本当に無粋な邪魔者でしかなく、自分の人生を始めるにあたってさっさとご退場願いたい問題です。
人それぞれの人生の中で考えれば、答えがわかってるだけましな部類の悩みですよね。
稼がなきゃ。少しでも効率よく。
お仕事待ってます。
……とは言うものの原画作品の販売は引っ越しが完了してからになるので、早くとも9月3日以降発送となります。荷造りの合間にちょっとずつALIS Marketにも追加していきますので、いましばらくお待ちくださいませ。本日ドローイング1点とアート作品7点を追加しました。
イラストの制作受注は10月頃からとなる予定です。デジタルでのアイコンやヘッダー画像なども受け付けます。現在の絵柄でのサンプルが必要になるかと思いますので少々お待ちを……。
個人的な身の上話を最後まで読んでくれてどうもありがとうございました…!なんとか生き抜きます!またね!
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ありがとうございます!!ありがとうございます!!😭😭
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