ありがとうエース！投げる哲学者 今永 &甲子園ベスト4決定

今日の野球（横浜）

完封勝ち

エース今永が最高の仕事を果たす。

3安打はいただけないがこういう勝ちかたを広島相手にできるのだからまだ優勝を諦めたくない。

MVPはもちろん

昨年は奮わなかったが見事に復活。セ・リーグトップの11勝目。

この今永には

投げる哲学者

という別名がある。

これは試合後コメントが妙に達観していたことに由来する。

例えば、

負けた投手は何も残らない

（2016年4月5日、7回1失点も無援護で敗戦投手。ちなみにプロ先発2戦目。）

援護がないという言い訳は防御率0点台の投手だけが言える

（2016年4月14日、6回3失点も無援護で自身3連敗。ちなみに一度も自分で試合を壊していないプロ一年目ルーキーのセリフ。）

三振を取れる投手ではなく、勝てる投手がいい投手。力のない人間は練習するしかない

（2016年4月29日、14奪三振を奪うもやはり無援護で自身4連敗。ちなみに一度も…以下略）

今日は広島ではなく過去の自分に勝った

（2016年5月6日、ついにプロ初勝利。本当におめでとう。）

こんな感じ。大卒とはいえプロ一年目ルーキーにとんでもない業を背負わせている。

今はエース。

特に横浜の左腕投手充実はこのひとのおかげだと思っており、数字以上の貢献度と好感度。

どうぞ末永くお願いします。

順位

広島とのカード勝ち越し。

巨人は強い。今週末の直接対決が楽しみ。

甲子園

熱戦でベスト4。

次の相手は

第一カードは関西対決。

今日エースを温存できた、明石商と星稜が有利か。

特に星稜は二番手、三番手ピッチャーがとても良かったので優勝に近い気がする。

それでいて奥川投手がいて優勝へのピースはそろっているか。

明石商は僅差勝ちが多く苦しい印象もあるが監督の采配がズバリはまり計算通りきている。短期決戦では重要ですね。

履正社は打ち勝つ野球。平均レベルが高く春の選抜での星稜への借りを返すことに燃えている。

中京学院大中京。後半での固め打ちからの逆転は脅威。接戦でこそ怖く、相手としては序盤から気を抜けない。星稜の好投手陣をどう攻略するか。

いいチームが揃った。

泣いても笑ってもあと二試合。

どうぞよしなに