今回はビットトレント(BitTorrent)が発行する仮想通貨(暗号資産)BTTトークンの概要とビットトレントが進めるプロジェクトアトラスを取り上げたいと思います。
昨日👇の記事で取り上げたばかりですが、なんとなくビットトレントとか世界中の通信に及ぼす影響範囲がすごそうなのと、普段仮想通貨に興味ない人もビットトレントで検索して引っかかる可能性もありそうなのでユニークユーザーの獲得(知ったかぶり)ができそうなのでw
「TRX保有者にビットトレント(BitTorrent、BTT)をエアドロップ!対応取引所とその狙いは!?」
🌊概要
🌊特徴
🌊プロダクト、ソリューション
🌊主要開発者
🌊パートナー
🌊まとめ
🌊関連リンク
世界最大級のP2Pファイル共有システム「BitTorrent」が進めるプロジェクト。
BTTトークンはBitTorrentネットワークが提供する通信、帯域幅、リソースストレージ等のサービスをトークンエコノミーシステムに結びつけ、ネットワーク参加者がより多くの価値を享受できるようにすることがビジョン。特にSeedと呼ばれるファイル配布者に対して報酬を付与することでインセンティブによるダウンロード速度、ソース切れ問題を解決。
通貨名:BitTorrent Token(ビットトレント・トークン)
ティッカー: BTT
総供給量:990,000,000,000 BTT
循環供給量:89,100,000,000 BTT
プラットフォーム:トロンネットワーク(TRC10トークン)
マイニング:なし
ICO価格:0.00012 USD(ドル)
トークンセール開始日: 2019年1月28日
トークンセール比率:総供給量の6%
取引所:Binance、OKEx、Upbit、CoinTigerなど
公式ウェブサイト:https://www.bittorrent.com/btt/
公式ツイッター:https://twitter.com/BitTorrent
ホワイトペーパー:https://www.bittorrent.com/btt/btt-docs/BitTorrent_Token_Whitepaper.pdf
エアドロップの概要はすでにこちらの記事にてお知らせしているので、トークンの配布状況だけ下図からご確認ください。当初は公募による流通がメインで、その後TRONエアドロップやBitTorrentプラットフォーム関連のエアドロップなどの流通が増してくるイメージとなります。
世界最大の分散ファイル共有プロトコルをトークン化するとあってその影響力はわたしには計り知れません。
BitTorrentはすでに世界中でその名が知れたファイル共有システムといっても過言ではないのではないでしょうか。日本では一時期の勢いに陰りが見られるのかもしれませんが、現在でも月間ユーザー数が1億人を超え、138の国で総インターネットトラフィックの合計22%のアップストリームトラフィックを占める地位を築いているようです。
なお、現在ビットトレントの日本での利用は外部ブログ「Torrentの違法性と合法的利用!!この方法なら逮捕されない?Torrentの本当の使い方!」によると合法的利用であれば可能とのこと。まあ誰も危ない橋を渡って使おうと思わないかもしれませんが。
プロジェクトアトラス(ATLAS)はビットトレントが中華系の仮想通貨プロジェクトTRONと共同して進めるプロジェクトのことです。
2018年7月にTRONがビットトレントを買収(リンクはCoinPost記事)劇ではNEOと競って入札~最高額ではない価格で落札してからトロンのスーパー代表選挙に参加するなど、TRONネットワークと相互に連携してプロジェクトを進めている模様。
「単なる技術的解決策ではなく、プロジェクトアトラスは、人類の将来についての希望的なビジョンを提供します。」とビットトレント公式ウェブサイトに掲載するほどのビジョンがあるようです。
▼ビットトレント開発責任者ジャスティン・クノール氏のインタビュー
特に20019年第2四半期(4~6月)にローンチされるというBitTorrent Speed(ビットトレント・スピード)ではシードと帯域幅の引き換えにBTTトークンを付与する仕組みをBitTorrentネットワークに組み込む予定とのこと。
また、第三者のアプリケーション開発者に分散型インフラストラクチャを提供し、消費者がパーソナルデバイス上のリソースを継続的に共有して価値を提供するとして、主要な機能は以下のようなものを想定しているようです。
・既存のBitTorrentクライアントはトークンウォレットと入札エンジンと連携して、クライアントが価格を要求し、帯域幅の見積もりを受け入れることを可能にします。
・現在の共有帯域幅に加えて、プロジェクトではBTTをより一般的なストレージ、コンピューティング、リソース規定、その他のサービスにまで拡大して使用することを計画しています。
・ユーザーが使用するアップロード帯域幅に対して支払うために、トークンがBitTorrentクライアントに適用されます。コンテンツの購入、ライブストリーマーへの報酬、新作のクラウドファンディングまで、用途は広がります。
主要なチームメンバーは以下のようになっているようです。
現時点でわかっているパートナーはTRONおよびBinance(バイナンス)のみですが、トロンスーパーりプレゼンタティブ(代表)の27の代表のうち1つに参加(リンクはBitTorrent公式ブログ)やバイナンスローンチパッドの利用など双方のパートナーとかなり緊密です。
また、TRXホルダーに対してBTTのAirdrop(エアドロップ)が行われますが、主要な取引所がこぞって支持・エアドロップをサポートしている点から考えても今後パートナーネットワークの開拓に期待が持てるのではないでしょうか。
▼エアドロップをサポートする取引所・ウォレット
今回は世界最大級のファイルシェアリングサービスを提供するビットトレントとそのトークンであるBTTを取り上げてみました。
ロードマップが取り上げられませんでしたが、2018年第4四半期までに残高表示を含む基本的なウォレットインターフェースまで完成とのことでTRC10トークンであるBTTの発行に合わせて早い段階でウォレットが実装される予定である点や2019年第3四半期までにDApps統合テストを行う予定など開発も順調な模様です。
特にTRONプラットフォームということで海外プレーヤーを中心に熱狂的な人気化の可能性もあるかもしれないと思い、2記事に渡りBTTトークンを取り上げましたがだいたいの概要がつかめていたら嬉しいです。
公式サイト:https://www.bittorrent.com/
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