今回は、仮想通貨(暗号資産)のElitium(エリーティウム、EUM)を取り上げてみたいと思います!
直近でBitMart取引所に上場しており、テレグラムではGraviex取引所がもう間もなくという情報や大手取引所上場をほのめかすなど勢いを感じました。
セレブリティを対象とした高級志向のプラットフォームという点も興味が湧きますね!
それでは早速見てみましょう♪
目次
★概要
★特徴
ー【特徴①】EOSプラットフォームを使ったプロジェクト管理
ー【特徴②】独自の上場方法
★プロダクト、ソリューション
ーElitiumエコシステム
ーElitium Lifestyle App(ライフスタイルアプリ)
ーセキュリティソリューション(世界初のトークン化保険:Elitium-iトークンの導入)
ーロイヤリティプログラム:EUMXトークンの導入
ーElitiumオンラインショップ
★値動き
★主要開発者、パートナー、ロードマップ
★まとめ
★各種リンク
世界で唯一のブロックチェーン対応のラグジュアリー(贅沢品)プラットフォーム。
Elitiumの戦略は、主要技術パートナーであるRootstock(RSK)のサポートを受けたスマートコントラクトアプリケーションを通じて、プラットフォーム上で他のビジネスを革新することにも焦点を当てています。スマートコントラクト技術により、契約の実行、顧客の要求、レンタル、返金などの高度に自動化されたビジネスプロセスを導入することができます。
幅広い高級品やサービスへのアクセスを含む包括的なライフスタイルプラットフォームを消費者に提供することによって、ラグジュアリーセクターで新しい顧客体験を提供することを目指しています。
通貨名:Elitium
ティッカー:EUM
総合供給量:332,200,000 EUM
循環供給量:- (※)
プラットフォーム:イーサリアム(メインネットはEOSプラットフォーム予定)
アルゴリズム:DPoS(EOS)
ICO価格:なし
取引所:Bitmart
公式ウェブサイト:https://www.elitium.io/
公式ツイッター:https://twitter.com/elitium_eum
ホワイトペッパー:https://www.elitium.io/whitepaper.pdf
※イーサスキャンを見ると非常に特徴があるというか、確認時点で23人しかホルダーがいない状態で、トップ1の保有者が98.97%のトークンを保有している状態に見えます(2019年2月23日時点)。ICOは行われていないので、運営が売らなければトークン流通量は結構少なそうな印象です。また、60%のトークンはモバイルアプリローンチに備えてリザーブしているという情報も出ていたようです。
EOSは、信頼でき、安全で、使いやすく、そして速い、世界規模の支払いシステムを可能にします。高価な取引を処理するコストとリスクを軽減するインフラ、スマートコントラクトは機密情報の処理やヨットのレンタルに及ぶまで様々な契約を履行するのに役立つと考えています。EOSを利用する利点として信頼とセキュリティ、改ざん不可、第3者の介入なし、自動化と相互運用などの特徴が挙げられます。
もともとEUMトークンはイーサリアムプラットフォームトークン(ERC20)として存在していますが、2019年第4四半期にライフスタイルアプリ(後述)がローンチされた後はEOSトークンへ1:1の割合で交換(スワップ)することになります。
また、エコシステム全体として3種類のトークンがありますので、それぞれどのような役割を持っているのか認識しておく必要があります。
・EUM➡一般の取引所で取引される主要トークン。2019年2月現在、ERC20トークン。ライフスタイルアプリローンチ後、EOSプラットフォームでメインネットトークンへ1:1で交換可能に。
・EUMI➡Elitium-iトークンと呼ばれる保険トークン。EUMトークンの複写物。ハッキングされた際などに利用され一般投資家は取引所で取引不可。
・EUMX➡ライフスタイルアプリローンチ後に、プラットフォームでの消費に対するロイヤリティプログラム報酬として付与される。
(参考記事)The “Real World” Value of EOS
(参考記事)Transforming the Luxury Ideal Through Smart Contracts on EOSIO
【特徴②】独自の上場方法
BitMart取引所主導による独自の上場方法が利用されています。コミュニティを構築するインセンティブ(報酬)で独占的なキャンペーンを行うことでコミュニティの活性化を狙います。
主に入金(デポジット)ボーナスと、宝くじ(Lottery)を利用することでトークンを獲得し、Elitium Networkに参加することができます。
①入金ボーナス
期間:2019/2/19日~
条件:2ETH以上入金した最初の100人に150EUMが配布されます➡終了
②宝くじ
期間:2019/2月19日~3月8日
条件:EUMの入金額が大きい上位50人が宝くじに参加可能。
賞金:1等(1人):5000EUM 2等(5人);2500EUM 3等(10人):500EUM
(関連)Elitium(EUM)入金ボーナス&入金抽選 - 37,500 EUMプレゼント!
(参考記事)Elitium Introduces a New Model For Coin Listings. Will Others Follow Suit? (Elitiumが新しいコイン上場方法を導入。他のコインも追随するか?)
➡上記の特徴から、なかなかうまく伝えられませんが、ICOは行わず、コミュニティを大きくしていく目的をもってトークンを配布していくモデルを予定しているように見えます👀
ツイッターでのエアドロップなども行っているようです。
EUMトークンを中心として、富裕層の消費者を一流の有名高級ブランドと結びつけ、単一のプラットフォームを通じて世界中のどこからでも商品やサービスにシームレスにアクセスできるエコシステムを構築します。絵画、ヨット、モナコグランプリなどへのアクセスを容易にします。
特に以下のような特徴を持ったサービスを提供予定となります。
・高速/安全/匿名でのEUM取引(商品売買)
・オンラインATM(フィアットとEUMの交換)
・高額な手数料なしで高級品やサービスへアクセス
・取引所によるEUMの取引
➡高級会員クラブの導入により限定品の商品へのアクセス、世界有数のスポーツ・ファッション・メディアイベントのへのアクセス、24時間265日対応の専用コンシェルジュによるパーソナルアシスタント。
会員クラブの詳細は公式HPからご確認ください(利用料金はぱっと見で記載がありませんでした)。
世界中の高級品やサービスを調達するための合理化された支払いプロセスを備えた直感的なプラットフォーム、スマートフォンアプリを提供します。
✅高級ヨット ✅プライベートジェット ✅プライベートヘリコプター ✅高級ホテル&リゾート ✅トップエンドのレストラン ✅プライベートタクシー&個人ドライバー ✅ネットワーキングイベント ✅高級品&製品 などが対象。
ライフスタイルアプリを使うことでパートナーであるCoinhive(コインハイブ)の技術を使い、EUMをマイニングすることとも可能です。
ElitiumチームはElitium-i(EUMI)を使用して「自己保険」ポリシーを進化させました。EUMの保険トークンであるEUMIは、悪意のある活動が発生した場合にユーザーの資金を保護します。Elitium Networkの参加者は、分散元帳テクノロジの固有のセキュリティから恩恵を受けるだけでなく、トークン化された保険サービスのバックアップを受けます。
EUMIは、詐欺、ハック、または侵害されたアカウントが発生した場合に、保険会社の漠然としたポリシーに頼るのではなく、最初のセキュリティ機能によってElitiumに返済を許可します。EUMIはElitium Networkの基盤です。ブロックチェーンと、PayPalやVisaのような最高の標準支払いソリューションを組み合わせ、富裕層の個人の資金をゼロコストで保護します。プロセスは透過的で、請求は簡単に提出でき、ネットワークはより安全になります。
EUMIトークンはEUMの複写・複製品・対をなすものです。EUMとEUMIの違いは、EUMIは取引所で取引には利用できない点となります。EUMIはElitiumがそのネットワーク内の資金を保証することを可能にし、ユーザーが彼らが望む贅沢な購入を確実にすることができることを保証します。一方、EUMIを受け取るブランドパートナーは、Elitium Networkを通じて資金をフィアット通貨に変換できます。
・ロイヤリティプログラム:EUMXトークンの導入
2019年第4四半期(10~12月)にライフスタイルアプリがローンチされた後に、プラットフォームでの商品購入に際してロイヤリティプログラムの一部として付与されるトークン。
まだ詳細は開示されていないようですが、こちらの記事(The “Real World” Value of EOS)などで将来的な導入の予定の記載があります。
確認時点であまり高級品・ぜいたく品の掲載はないようですが、オンラインショップでプロダクトを購入することも可能となっています。
オンラインショップ:https://www.elitium.io/merchandising-shop/#!/
2019年2月23日現在、CMCへの掲載はありません。BitMart取引所での取引が可能となっております。
結構な高値がついておりますが、流通量が極端に少ないので時価総額を考えると極端に小さいとも考えられる状況ですかね。
特に大々的に開発者の名前を出すという事はしていないようですが、CEOについては判明しています。
Raoul Milhado(ラウル・ミルハード)氏…CEO。Brandfirm.nl、Appromoters、Gamemarketeers、Twenty-four、Think BIG Lifestyleなどといった企業の連続起業家という印象でしょうか。
Linkedinによる説明
13歳で、私は最初のWebサイトを構築しました。19歳で、私は最初の会社を始めました。23歳の時、私は最初のベンチャーを辞めましたが、私は自分の構築姿勢を維持し、そして私の次のインスピレーションを求めて世界中を旅しながら3つの成長企業を経営し続けます。
今日、私の焦点は、Elitiumと呼ばれる革新的なプラットフォームを通じてラグジュアリーセクターに革命を起こすことです。Elitium Networkは、完全にブロックチェーンでホストされているスタンドアロンのアプリを通じて、顧客の手のひらに贅沢な経験の世界をもたらします。EOSスマートコントラクトを使用して、Elitiumは21世紀に贅沢なライフスタイルをもたらしています - この革命的な技術のおかげで何が可能であるかについて再想像しています。
(参考記事)Q&A — Raoul Milhado, founder & CEO of Elitium.
EOSをはじめとして、Boatsters Black(ヨットやボートのレンタルプラットフォーム)、LunaJets(航空機予約プラットフォーム)、Cobra Art Company(絵画や写真のホールセラー)、Stotsy(ラグジュアリーイベントの主催、イベント会社)、Selected Luxury Solutions (SLS。テーラーメイドの旅行会社)、Arma Security(セキュリティソリューション提供会社)などとパートナーシップがあるようです。
2019年は第2四半期にヨットイベントの主催、第4四半期にEOSプラットフォームでのメインネットローンチ(ライフスタイルアプリローンチ)を控えている状態のようです。
以上、Elitium(エリーティウム)を取り上げてみました。
贅沢品・高級品の消費に焦点を当てたプラットフォームという印象でしょうか。保険の導入など、セレブリティのライフスタイルに合ったサービスを様々導入していく予定のようです。
ライフスタイルアプリがまだローンチしていないので、どういったサービス(ヨットレンタルや腕時計販売、旅行サービス、ATMなど)が展開されていくのかまだ漠然とした感じはありますが、ジブラルタルに籍を置く組織が運営しており、ターゲットはセレブリティで間違いないようです(゚д゚)
トークン供給についてもそうですが、今後どのような形でプロジェクトを進めていくのか興味が湧きました❣
最後までご覧いただきありがとうございます。
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