今回は独自チェーンのメインネット立ち上げを控える仮想通貨Next.exchange(ネクスト取引所。トークン名はNEXT)を取り上げてみたいと思います!!
バイナンスが独自チェーンを使うことでBEPトークンを自分たちの分散型取引所(Binance DEX)に上場させているように、Next.Exchangeも既存で取引所を持っており、独自チェーンを立ち上げて、と共通点が多かったので気になりました。ちなみにオランダ発の取引所となるようですね☆
NEXTトークンによるマスターノードの仕組みや、NEXTチェーンの内容、取引所の概要などに触れていきたいと思います♬
目次
★概要
★特徴
★プロダクト、ソリューション
★値動き
★主要開発者、パートナー
★まとめ
★各種リンク
オランダに設立されたNEXT.exchangeは、伝統的な金融システムや金融機関以外に代替の金融およびノンバンクの資産管理ソリューションを提供することを約束する次世代の取引所です。
組織、株主、経営陣、プライベート・エクイティ、個人投資家のためのM&A、組織再編成、戦略的トピックの明確化に関して、幅広いトレーディングおよびアドバイザリー・サービスを提供。ビジョンは、最高のファイナンシャル・ディシジョンを下し、投資と資産の目標を達成するのを助けるために、最先端のコンサルティングサービスとガイダンスをクライアントに提供することです。
通貨名:Next.exchange
ティッカー:NEXT
総合供給量:44,951,651 NEXT
循環供給量: 3,908,541 NEXT
プラットフォーム:NextChainメインネット
マイニング:マスターノード
ICO価格:0.7750 USD ※
ICO開始日:2017/11/20
ICO終了日:2017/12/31
取引所:Next.exchange、IDEX、Crex24
公式ウェブサイト(取引所):https://next.exchange/
公式ウェブサイト(Next Chain):https://chain.next.exchange/
公式ツイッター:https://twitter.com/NextExchange
ホワイトペッパー:TBU
※ICO Bench参照。ICOでは7600万NEXTの販売を予定していたようですが、売り切れることはなく、その後トークンの一部(7500万NEXT)をバーンしたという記載もあるようです。
公式が公表するバーン取引:https://etherscan.io/tx/0x8f991bad057a17d74a57a2a73430a6ba78ce6bf9707949d429223f67551dba1e
(参照、CEO記載による「クラウドセールに参加する方法」)How to participate in the NEXT.Exchange Token Crowdsale — a beginner’s guide
✅インスタントトランザクション(即時取引)、検証済み、承認済み
✅統一されたオープンなデジタル台帳、分散認証
✅すべての第三者のためのAPI統合
✅世界規模のカバレッジと24時間365日の稼働
✅短いウォレットアドレスのサポート(カスタムショートアドレス、CSA)
✅無限の資産展開(ユーティリティまたはセキュリティトークン)
✅分散ガバナンス
✅分散データストレージ
✅プライバシーだけでなく、KYCおよびAMLにも準拠
✅アトミックスワップ
✅クロスチェーンの相互接続
2019年5月1日時点で、独自チェーンであるNEXT Chainのメインネットをローンチを間近に控えております。また、次項で説明する取引所NEXT.exchangeと統合を進めています。
これにより、ユーザーに高いトランザクションスペック(1000TPSという記載もあります)、大幅なセキュリティの向上、IEOのローンチ、資産展開(ERC-20トークンと同様)、および資産のトークン化機能が提供され、最終的にユーザーが自分のウォレットに関連付けられた秘密鍵を取引所にエクスポートすることが可能になります。
(参考)Big Progress Update! (Exchange, Blockchain, and More).
➡こちらの記事でTestnet中のNEXTチェーンがV1.1となっている旨確認できるかと思います。
仮想通貨取引所「NEXT.exchange」(ネクスト取引所)は、便利・安全・効率的な取引をユーザーに提供するハイブリッドな取引所です。BTC、ETH、NEXT、複数の通貨など、複数の取引ペアにより多種多様なデジタル資産の交換を可能にします。
また、NEXTチェーンはNEXT.exchangeのバックボーンとして機能します。
2019年5月記事作成時点でのBTC建ての取引は110銘柄、NEXT建ての取引は104銘柄存在するようです。USD、EUR建ての取引も存在するのが特徴のようですね!
なお取引手数料は「通常のユーザーに対して0.50%の手数料、100Next以上の保有ユーザーに対して0.25%の手数料」とこちらの記事で確認できるようです。
マスターノードを実行することで、NEXTネットワークを維持し、その成長を支援しながら、NEXTトークンという形で定期的に報酬を受け取ることができます。
マスターノードの構築には25000NEXTの保有が必要となります。
CPUでのマイニングも可能ですがASICの計算能力を使ったほうが効率的という記載もあるようです。
以下、「マスターノードを走らせる10の理由」(公式ブログ)から抜粋
1)マスターノードを実行すると、追加のコイン獲得する、コンスタントな収益機会を獲得できます。
2)マスターノードの運営によって達成された安定した収入は、金融ポートフォリオを多様化するための優れた方法です。
3)マスターノードのロックアップ期間はありません。ただし、担保として使用されている25,000 NEXTを移動または出金すると、あなたは優先的な序列を失います。
優先的な序列とは、長期間にわたって一貫してノードを構築する人にインセンティブを与えるための、長期ノードのROIを増加させるメカニズムのことです。1つのマスターノードの期間が4ヶ月経過するごとに、そのマスターノードのROIが3%増加します。マスターノードが3年以上稼働している場合、最大27%のROIボーナスが獲得可能です。
4)ネットワーク誕生直後でのサポートは、後で参加するよりも費用対効果が高く、初期費用が少なくて済みます。
5)NEXTを所有するマスターノードは、NEXTチェーンに対する投票権とガバナンスを提供します。支持者であり所有者であり、力をもっています。
6)マスターノードの実行は、ネットワークの成長、セキュリティ、およびネットワークの存在感に大きく貢献しています。
7)私たちのブロックチェーンは、主にSHA256暗号化ハッシュ関数(ビットコインと同じ)に基づいたハイブリッドコンセンサスメカニズムで動作します。NEXT.chainは、マスターノードとマイニングの両方をサポートしています。したがって、NextチェーンはPoSとPoWの原則を利用して、速度を犠牲にすることなくかなり強力なセキュリティを提供するネットワークを構築しています。
8)NEXTチェーンネットワークの各参加者は、単一のマスターノードのみを実行できます。マスターノードを実行する個人は、マスターノードを起動する前に、Know Your Customer(KYC)に合格することが求められます。これはネットワークを保護し、マスターノードの集中化やプーリングの可能性を排除するのが目的です。これにより分散型グローバルネットワークを構築可能とします。
9)NEXTマスターノードは、今日の市場に存在する全マスターノードの90%より価値と信頼があります。なぜならNEXTが直接使用目的、機能、およびアクティブなユーザベースといった有用性を有するからです。
10)マスターノードをホストすることで、持続的なインパクトを与えながら、知識を引き出し、基礎となる技術についての理解を深めることができます。技術や他の志を同じくする個人に非常に近いことは、持続的な影響を生み出し、先発者として行動する機会を切り開くことになります。
マスターノードステータス:https://explore.next.exchange/masternodes
PC用に各種ダウンロード可能なアプリがあるようです。詳細は下記の公式HPリンクをご参照ください。
URL:https://chain.next.exchange/#downloads
2019年5月8日時点のチャートは画像のようになっています。
時価総額としては1.75億円となり、CMCの時価総額ランキングとしては717位になっているようですね♬
CEOのChristiaan van Steenbergen(クリスチャン・ファン・スティーンベルゲン)氏は、電気通信、ソフトウェア、およびフィンテック業界でいくつかの事業を立ち上げてきた経験豊富な起業家とのこと。
Zeus Protocol、Cryphos、Blockonixなど。
以上、今回はNext.Exchange(ネクスト取引所)とその独自チェーンNEXTチェーンを取り上げてみました!
取引所トークンという事もあり取引所の売買代金が気になるところですが、現状CMCへの取引所としての掲載はされていないようです(取引所のページにも一覧で表示されているわけでもないようです)。
オランダ発の取引所ということで資金流入の観点から、現状あまり注目度は高くないのかもしれませんが、オランダ議会などと歩調を合わせながら法令に準拠して取引所事業を進めているという印象を持ちました。
バイナンスも独自チェーンによる分散型取引所の運営を始めており、NEXTチェーンに関しても独自チェーン+取引所というキーワードという意味では似たような雰囲気を感じますね(∩´∀`)∩
チャートが面白いというのと、結局仮想通貨がバブルになるときは取引所は必ず経由されるはずなので、トークン価格にも反映する可能性などを考えると、独自チェーンを持っていて、ちゃんと開発を進めている低時価総額の取引所として覚えておいて損はないのかなぁと思いました。
ただ流通通貨量が現状極めて少ないので、今後マスターノード保有者から大量のトークンが売りに出される展開も視野に入れつつ(マスターノード利回りを確認することを忘れず)、取引する必要性も感じました。
気になったツイートも貼っておきます。知る人ぞ知るアルトコイナーのCoinLordさんが煽ってるみたいです👀
オランダでビットコインへの資金流入が続いているという情報もあるようです♬
最後までご覧いただきありがとうございます!!
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