こんにちは。
2022年もよろしくお願いします。
昨年はPancake Swapがおおはやりして初期から使っていた人がCakeトークンで億り人を続出、MATICやFTMが大幅高するなど、有望なDeFiプロジェクトを今年は見つけたい、ということで今年は特に新しいプロジェクトの発掘に力をいれていければと思います。
新興のブロックチェーンプロジェクトであるPolygon(MATIC)がブロックチェーンエラーを起こしたり、FTM(Fantom)が取引所からできないなどの不具合があったりと、成長するとともにガス代をはじめとした成長痛のようなことも当然のように起こっているように感じています。
そんな中で、レイヤー1の新しいブロックチェーンプロジェクトがないかなぁ~と探していたところ、DappRaderに新規のプロジェクトとしてリストされているFUSEネットワークが面白そうでした(特に時価総額も低かった)ので紹介していきたいと思います。
Fuseネットワークはもともと、モバイルアプリ向けの小口決済用に開発されたブロックチェーンで、コミュニティを中心としたイーサリアムと互換性のあるブロックチェーンとなります。
Fuseプロジェクトの本家のプロジェクトとしてはFuse.studioとして自分のウォレット作成およびトークンを作成できたり、Fuse.stakingとしてFuseトークンを預け入れることでブロックチェーンの承認手続きに参加して報酬がもらえたり、Fuse.fiとしていわゆる通貨同士の交換によるファーミング収益が獲得できたりするようです。
チームの詳細ですが、基本的にイスラエルに拠点がありそうなイメージでしょうか。
CEOのMark SmargonさんがイスラエルにいるとLinkedInでは記載されているようです。この方は2013年からBitgoというサイト(https://bitgo.co.il/)にてビットコインに関する情報発信を続けていたようで、業界の経験が長そうですね。2019年の8月から現在までFuse.ioのCEOとして活動しているようです。
また、Fuse.ioに出資しているベンチャーンキャピタルとしてはALEPHと呼ばれるイスラエルのベンチャーキャピタル、Collider ventures、WOLFEDGE capital、Spark Capitalなどの企業となるようです。
次にFuseトークンについてですが、こちら例にもれず、取引手数料として使われ、ガバナンストークンとして使われ、ステーブルコインの発行に対して裏付け資産としてつかわれ、レンディングとして使われ、といったユーティリティーがあるようです。
特にDelegated Proof of stake(DPoS)コンセンサスアルゴリズムを採用しており、年間のトークンのインフレ率は5%程度となるようです。特にDelegatorの数は確認時短現在で56になるようで、それだけの数のパーティーがブロックチェーンの承認にかかわっており、適度に分散化されているように感じられました。なお、平均のブロック生成時間は大体5秒程度間隔となるようです(こちらで確認できます)。
特に時価総額についてですが公式によるとCoinGeckoの情報が正しいとしており、それによると流通済みのトークン数量は136,809,089と1億枚を上回る程度となっており、現在の価格0.88ドルを勘案すると時価総額は1.2億ドル、138億円(1ドル=115円換算)程度となるようで、時価総額ランキングは414位(CoinGecko)、585位(CoinMarketCap)となるようです。レイヤー1のプロジェクトとしてはまだまだ評価はされておらず、割安なトークンと言うことができると思います。
今回なぜこのトークンを取り上げたのかというところにもかかわってきますが、DappRaderに新規のブロックチェーンとして表示されたタイミングで大きく流動性を提供する量が増えたことが観測されたことが理由の一つとして挙げられます。
こちらのFuseswapのアナリティクスページ(https://info.fuseswap.com/home)では2022年に入り流動性の提供量が大きく増えているのが確認できると思います。
それに伴い、価格も一時的に大きく上げる場面があったようです。
新年早々縁起が良く価格が上がっていったのがわかると思います。現在は少し落ち着いてきた印象でしょうか。
今後も流動性の提供量や新規のDappが開発されるごとに価格に変化が出てくると思い白いですね。特にFUSEトークンについてはFuseエコシステムでいつでも使うことができる元の通貨になるので価格にも注目出来たらと思います。
最後にFuseトークンの買い方、流動性提供方法などについて軽く説明してみたいと思います。
特に使い勝手の良かったのは、DappRaderのランキングで上位にランクインしていたFuse.fiというサイトでしょうか。
Fuse.fiのウェブサイト:https://app.fuse.fi/#/home
使ってみた感じとしてとても取引費用が安く、また、他のファーミングプラットフォームと比較してもそん色のなく容易にファーミングが始められそうでしたので敷居の低さをまず感じました。
Metamaskウォレットから以下の設定でFuse Networkのウォレットの設定ができます。
Network name: Fuse Network
ChanId: 122
Gas price: 1 gwei
RPC
・official RPC: https://rpc.fuse.io/
・pocket network RPC: https://fuse-mainnet.gateway.pokt.network/
・Archive node RPC: https://explorer-node.fuse.io/
Explorer: http://explorer.fuse.io/
すでに取引所に上場しているのは、Gate.ioやMEXC、BitMartなどとなります。
上記にアカウントがない場合以下の方法で購入が可能です。
Ethereumチェーンでの買い方👇
Uniswapで買うのが一番早いのかなと思います。
1.Uniswapへアクセス。
https://app.uniswap.org/#/swap
2.以下のコントラクトアドレスを入力
0x970b9bb2c0444f5e81e9d0efb84c8ccdcdcaf84d
(イーサスキャン:https://etherscan.io/token/0x970b9bb2c0444f5e81e9d0efb84c8ccdcdcaf84d)
3.ウォレットに接続しETHなどからFUSEトークンを購入可能です。
Binance Smart Chainでの買い方👇
1.Pancake Swapへアクセス。
2.以下のコントラクトアドレスを入力
0x5857c96dae9cf8511b08cb07f85753c472d36ea3
(BSCscan:https://bscscan.com/token/0x5857c96dae9cf8511b08cb07f85753c472d36ea3)
3.ウォレットを接続してBNBなどから購入可能です。
値上がりを期待して単純にFUSEトークンを持っていてもよいですが、トークンを寝かせておきたくない人は、Fuse.fiでファーミングも可能です(もちろん、FUSEトークンを使ってブロックチェーンネットワークの承認作業に参加してステーキング報酬も獲得可能ですが、今回は割愛します)
ファーミングの仕方は以下の通りとなります。
Fuse.fiへアクセス:
Fuse.fiでは以下のトークンペアについて現在流動性を提供しているようです。
WBTC - WETH WETH - FUSE fUSD - FUSE fUSD - BNB FUSE - BUSD FUSE - USDC FUSE - G$
今回は、FUSE-BUSDの取引ペアで流動性を提供する方法を説明してみたいと思います。
BUSDをまずバイナンススマートチェーンに接続されたウォレットに持っている状態を想定します。この場合、BUSDトークンをブリッジ機能を使ってまずはFUSEブロックチェーンへ変換する必要があります。
ブリッジはウォレットをBSCネットー枠に接続した状態でこちらへアクセス:https://app.fuse.fi/#/bridge
画像のようにBinance Smart Chainを選択して、ネットワークをブリッジしたい通貨(今回はBUSD)を選択することで、BUSDをBSCからFuseネットワークトークンへ変換することができます。
その後は、同様にしてFUSEトークンをBSCからFUSEへ変換、もしくは変換したBUSDを使ってFUSEトークンをFUSEネットワーク内で購入してから、流動性を追加(英語でAdd Liquidity)すればOKです。
流動性を追加したら、忘れずにファーミングのページで流動性トークン(LPトークン、今回の場合FUSE-BUSDのLPトークン)をDepositしてくださいね。
そうするとファーミングが無事開始されます😃
去年はPancake Swapを初期から使っていた人が次々と億り人になる、MATICを持っている人が大儲けする、FTMが大幅高するなど、有望なDeFiプロジェクトを触っているとメリットも多いかと思います。
目指せPancake Swapのような形でFuseのエコシステムにまずは手を付けてみてはいかがでしょうか。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
Fuse公式ウェブサイト:https://fuse.io/token
Explorer: https://explorer.fuse.io/
Twitter: https://twitter.com/fuse_network
Telegram: https://t.me/fuseio
Medium: https://medium.com/fusenet
Documentation: https://docs.fuse.io/
Github: https://github.com/fuseio
CoinGecko: https://www.coingecko.com/ja/%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3/fuse