今回は、仮想通貨(暗号資産)のZelCash(ゼルキャッシュ、ZEL)を取り上げてみたいと思います。
創業者が15歳で起業して開発を進めるプロジェクトとは一体どんなものなのでしょうか!?
Youtuberっぽい釣りサムネにしようとして失敗した感!!(笑)
目次
★概要
★プロダクト、ソリューション
★マイニング報酬
★値動き
★主要開発者
★ロードマップ
★まとめ
★各種リンク
スケーラブルで分散型の開発プラットフォームZel(ゼル)エコシステムプロジェクト。
Miles Manley氏が15歳で起業。Zel Technologies社(スイス)により運営。Zcash(元々ZeroCash)の技術を基盤とする。プライバシー技術はzkSNARKs。ノードへのインセンティブ、ZelExやZelDevプラットフォームを構築可能とする分散型の開発プラットフォーム。プロダクトのZelCoreはコイン交換機能を持つフルノードオプション付きのウォレット。
▼公式紹介動画
通貨名:ZelCash
ティッカー:ZEL
総供給量:210,000,000 ZEL
循環供給量:52,942,850 ZEL
プラットフォーム:ZelCash
マイニング:PoW(75%)、ZelNodes(3ティア―、25%)
ICO価格:ICOなし(プレマインなし)
取引所:STEX、TOKOK、TradeOgre、Trade Satoshi
公式ウェブサイト:https://zel.cash/
公式ツイッター:https://twitter.com/zelcash
ホワイトペッパー:https://zel.cash/pdf/zelcash_whitepaper_v2_English.pdf
創業者のMiles Manley(マイルス・マンリー)さんが15歳でZelCashを開発、16歳でZelFoundation(財団)設立したというところがすごそうな点です( ゚Д゚)
技術的な部分ではZCash(もともとZeroCashという名前だった)の技術をベースにして開発を進めているようですね。
Zcash財団が助成金をつかって資金を提供しているプロジェクトの1つにProgPOWをZcashマイニングネットワークに実装することがあり、Zelはこの助成金を受けて、協力・開発連携の関係にあるようです。
【プロダクト・ソリューションの特徴】
基本的にはDAppsの開発環境などを提供するプラットフォームと考えてもらって差し支えないかと思います。
特徴として簡単に利用可能な分散型のモバイルアプリ、多通貨ウォレット、分散型取引所、スマートコントラクト開発のSDKなどの開発環境を提供しています。
・ZelCore(ゼル・コア)
ZelTreZの名称でしたがアップデートを経てZelCore(ゼルコア)という名称になっているようです。専用ページ(https://zelcore.io/#)もできていますが、基本的にはライト・フルノード対応の多機能対応のウォレットです。
特徴として、マルチアセット暗号化ウォレット、デスクトップアプリ、モバイルアプリ、100以上の通貨対応など。
以下、開発途上のプロダクトを列挙します。
・Zel ID…認証システム
・ZelPay…POS(ポイントオブセール)ターミナルとして使われるソフトウェア
・ZelDev…分散型アプリケーション開発者のためにSDK、BDKを使ったZelcashブロックチェーンとZelChainsへアクセスを可能とするプラットフォーム
・ZelChains…ZelNodeネットワーク内でZelDevチェーンのサイドチェーンとして稼働
・ZelDex…ZelDevネットワーク上に構築される分散型取引所。ZelCoreと統合可能
・Dapp Store…分散型アプリケーションのハブとなるストア
ブロック報酬はPoWが75%、ノード構築による報酬が25%を占めています。
2018年7月にアルゴスワップが行われており、ASIC耐性を継続する目的でPOWハッシュアルゴリズムをZCash (200,9) エクイハッシュからZHash (144,5) エクイハッシュへ変更。専用ページも作っていたようです👇
公式ブログからノード構築の理由についての説明として以下のように述べられています。
スケーラブルで分散化されたコンピューティングパワーのネットワークを構築することは、ZelCashプロジェクトの中核となる原則の1つです。(中略)
現在のTPSパフォーマンスは現在の需要に対応するために拡張できず、単一の広く使用されているdappがネットワークを輻輳させてスローダウンを引き起こします。
ZelNodeは、分散化された側面を拡張し、TPSを大幅に向上させるためのスケーラブルなハードウェアプールを提供するために以前の概念を構築し、同時に多くのdappの処理を可能にします。(中略)
ハードウェアはノードオペレータによって供給され、ノードオペレータはネットワークに専用の処理能力を提供することでZelCash報酬が与えられます。
VPSプロバイダーからのレンタル、複数のZelNodeをホストするための専用サーバーのレンタル、またはサーバーの完全購入、データセンターまたは設備の整った自宅/オフィスでのホスティングなど、コンピューティングパワーを供給する方法は複数あります。参考:公式ブログ
特にノード構築については3つのティア―(BAMF、Super、Basic)に分かれており、それぞれ必要とするZELの量(1万~10万ZEL)やハードウェアに求められる構成内訳が異なってくるようです。
➡最終的により高性能な計算能力を計算するBAMFがノード構築報酬のうち60%の報酬を占めるような報酬体系になっているようです。
なお、ノード構築については2019年2月9日現在テストネット中となり、ブロック報酬が発生するのは残り12日(2月21日前後)を予定しているようです。
PoWとノード構築による報酬をまとめると👇のようになります。
➡PoWが75%、ノードが25%を占めていることを見て取れるかと❣
(参考)ZelNodes — The decentralized, scalable, high-availability computing network
(参考)ZelNodes — Dates, Specs, Network Upgrade, Payout Cycles, etc.
CMCでの値動きはこちら。
時価総額は確認時点で2.1億円、時価総額ランキングとしては561位という位置のようです。
【開発者】
マイルス・マンリー(Miles Manley)氏…ファウンダーおよび開発者
15歳の時に、マイルスはZelCashを設立し、スケーラブルで分散型のブロックチェーン開発プラットフォームを作成し、仲間の開発者がブロックチェーンベースのアプリケーションとdAppを簡単に作成できるようにしました。現在16歳のマイルスはZelCashでフルタイムで働いており、これからの未来を楽しみにしています。
パートナーにi2 Trading、Pulse Lab、DigitalOcean(VPS提供)、AWS(VPS提供)など。
現状、2019年のロードマップは第1四半期までの予定しか開示がないようです。直近はZelNodeが控えている段階ですね。
今回はZelCashを取り上げてみました。
値上がり率ランキングに入っていたなんだろーと思っていましたが、ショタ(ではないw)が15歳で創業ということですごそうだな~という感じで興味が湧きました。
ブロックチェーン業界もこういう天才気質(っぽいことは書けませんでしたが💦)若手が出てくるとどんどん盛り上がっていきそうですね!!
最後までご覧いただきありがとうございます♡
公式サイト:https://zel.cash/
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Zelcore:https://explorer.zel.zelcore.io/
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