バイナンスのコミュニティ上場プログラムに注目する理由!! ~仮想通貨トレードに役立てよう~

 

今回はバイナンス取引所のコミュニティ上場プログラム(Community listing program)について触れてみたいと思います。

 

バイナンスはちょうど2年程前(2017年7月)に設立されていますが、取引所トークンBNBの時価総額が6位(2019年7月20日現在)、取引所としての売買代金の位置づけもマージン取引を除いたら世界トップとなっている印象もあり、バイナンス取引所へ上場することの個別プロジェクトへ与える影響はすさまじいものがあるという印象ですが、今回の趣旨はその影響度合いをなるべく数値化・見える化して仮想通貨トレードに役立てようというものです。

 

なお、2019年7月現在バイナンスDEX(Binance DEX、分散型取引所)において、一定期間の取引量などを勘案してバイナンス本体(Binance CEX、中央集権型取引所)へ上場させるプログラムも進行中となりますので、その点も触れられればと思います。

※本文中はバイナンス本体のことをバイナンス、バイナンス分散型取引所のことをバイナンスDEXと呼ばせていただきます。

 

目次

1. 過去に行われたコミュニティ上場投票

2. 現在進行中のバイナンスDEXでのコミュニティ上場プログラム

3. まとめ・考察

 

1. 過去に行われていたコミュニティ上場投票

2017年~2018年にかけてコミュニティ・コイン・オブ・ザ・マンス(Community Coin of the Month)として、上場投票をほぼ毎月開催。取引所トークンであるBNBを消費した得た投票数が1位になるとバイナンス本体への上場が決まるというもの。

実績 -コミュニティ上場投票勝者(上場通貨名)

第1回 Stratis(STRAT)
第2回 Substratum(SUB)
第3回 ZCoin(XZC)
第4回 EthLend(LEND)
第5回 RailBlocks(XRB、現在NANO)
第6回 Elastos等のルール逸脱により3位のZilliqa(ZIL)繰り上げ上場
第7回 PundiX(NPXS)
第8回 Mithril等のルール逸脱により4位Polymath(POLY)繰り上げ上場
第9回 GoChain(GO)

実際にこれらの通貨がどの程度上昇したのかを、バイナンス本体への上場が確定した前後約1か月間のチャートを見て検証していきたいと思います。

 

第1回 Stratis(STRAT)

2017年9月4日に投票終了の上、Stratisが1位となりバイナンス上場確定。時価総額が600億円超ということもあり値動き的にはそれほどインパクトはなかった模様。

なお、同じく上場投票にエントリーされていたSingularDTV(SINGLS)、Bitquence(BQX)、SONM(SNM)、Verge(XVG)についてもバイナンスへの広告効果が認められたのか、投票では勝てなかったものの同時期に上場したようですね。


Stratis(STRAT)以外の上場通貨の上場日は以下の通り。

SingularDTV (SNGLS) 2017/9/19上場
Bitquence(BQX) 2017/9/22上場
SONM(SNM) 2017/9/27上場
Verge(XVG) 2017/10/2上場

 


第2回 Substratum(SUB)

2017年10月5日に投票終了、10月9日にバイナンス上場正式決定(ソース)。2017年12月にかけて仮想通貨業界全体の時価総額が著しく大きくなる、いわゆるバブル状態になっていくこともあり、上場後の値動きの良さが目立ちますね。

なお、Substratumについては、2019年2月22日にバイナンスから上場廃止となっています。

 


第3回 ZCoin(XZC)

2017年11月5日、投票終了。1位獲得の上、11月9日バイナンス上場決定(ソース)。

こちらも上場決定ではそれほど大きな値動きは確認できませんが、その後バブルに乗って大きく値動きしたイメージでしょうか。

 


第4回 EthLend(LEND)

2017年12月5日に投票が終了し、12月12日にバイナンス上場決定(ソース)。

こちらも投票結果が出た段階や上場アナウンスでの大幅高は確認できませんでしたが、その後のバブルで大幅高しています。新規上場銘柄のほうがバブルや良い相場環境の時、触られる(物色される)傾向があるのかもしれません。

 


第5回 RailBlocks(XRB、現在NANO)

2018年1月5日までの投票期間で開催。2月2日にバイナンス上場決定(ソース)。

上場のタイミングでRailBlocksからNANOへリブランディングしていた影響か、投票終了から上場までの期間が空いているのでしょうか。バブル真っただ中での上場となりました。

 


第6回 Zilliqa(ZIL)

2018年2月16日までの投票期間の上、Elastos等の投票ルール逸脱により3位のZilliqaが繰り上げ上場となったようです(ソース)。上場決定日は3月5日となります。

 


第7回 PundiX(NPXS)

2018年6月19日までの投票期間の上、6月20日上場決定(ソース)。

CMCで時価総額が反映されていない時期ですが、👇チャートの水色の線が時価総額となり、当初が2019年7月現在までで最も時価総額が大きい時期で300億円超の規模があったようですね。

 


第8回 Polymath(POLY)

2018年7月30日までの投票期間の上、Mithril等の1位~3位を獲得したプロジェクトが投票上のルール逸脱により、4位のPolymathが繰り上げ上場しています。上場決定日は7月31日となります(ソース)。

時価総額的には上場決定日の2日前の1.08億ドル⇒1.42億ドルまで一時的に噴いていたようですね🚀

 


第9回 GoChain(GO)

2018年8月31日までの投票期間の上、9月4日にバイナンス上場決定(ソース)。

第8回~9回はこれまでと違い、投票対象の銘柄数が5銘柄と限られていたという補足情報もあるようです。投票期間の終盤にかけて価格の上昇が目立ちますかね…?

 

 

2. 現在進行中のバイナンスDEXでのコミュニティ上場プログラム

バイナンスは、バイナンスDEXで現在取引されているバイナンスチェーン上でトークン(BEP2トークン)を発行するプロジェクトから、3ヶ月にわたって毎月バイナンス本体に少なくとも1つのプロジェクトを上場させるプログラム『BEP2 Communit Listing Program 』を開始。

期間:2019年6月20日~(毎月締め切り)~2019年9月20日

結果:毎月20日~25日の間に発表

条件:毎日少なくとも5万ドルの売買代金、Twitter・テレグラムなどで1万人のフォロワー、取引ボリュームの信憑性、各取引ペアのタイトビッド/アスクスプレッド、オーダーブックのデプスなどの事項へのBinance.comによるレビュープロセス、ウォッシュセールの禁止など。

詳細公式HP

特に条件の1つである、売買代金5万ドル/日という点については、バイナンス本体に上場した場合の手数料収入にもかかわってくるので重要な要素の一つと思われ、また、以前行われていたような投票形式での上場に比べてバイナンス運営の選択の余地が大きくなっている印象でしょうか。

これは上場投票と比べて、バイナンス本体上場後にプロジェクトの開発が止まり上場廃止となるような銘柄を予防するという意向もあるのかと思います。

 

特に第1回目(2019年6月20日~7月20日)については、仮想通貨相場全体の下落局面という環境もあってか、有望プロジェクトがBNB建てで価格を上昇させる傾向もあったようです。これは各プロジェクトがトレーディングキャンペーンなどを行い売買代金を膨らませるマーケティングを行っていることも要因となります。

BEP2 Community Listing Program中に価格を上げるプロジェクト

バイナンス上場はおそらく大部分の銘柄にとって価格上昇の一大イベントになることにもなることからトレーダーの関心を集めている印象です。

 

興味のある方はわたしのツイートについてもご参照いただければと思います。

 

 

まとめ・考察

特に相場が落ち着いてきた2018年以降、上場投票によるバイナンス上場が決定したプロジェクトの上場決定までの1週間でどれほど時価総額的に値上がりしたかを大まかにまとめてみると…

上場決定までの1週間での時価総額推移

ZIL 3億ドル⇒4.15億ドル
NPXS 5.2億ドル⇒13億ドル(0.006ドル⇒0.015ドル)
POLY 1億ドル⇒1.45億ドル
GO 1400万ドル⇒3800万ドル

 

トレードする際に重要だと思う点は3点あって、つは「上場決定効果」で少なくとも30億円程度(~100億円)の値上がり効果が確認できる点と、点目はバイナンスでトレードをする際に「コミュニティ上場プログラム」銘柄を1つのまとまりとしてみる点、点目はコミュニティ上場プログラムの最中は各プロジェクトは値上がりしやすい点だと思っています。

 

①の上場決定による時価総額上昇効果についてはサンプル数が少ないのであくまで感覚的なものとなりますが、コミュニティ上場プログラムに限らずバイナンスへ上場決定したプログラムは概ねその程度(少なくとも30億円程度)の値上がり幅があるのではないかと感じています。特に時価総額が小さい銘柄ほど値上がり幅が大きくなる点についてはこちら(【仮想通貨】時価総額、意識してる?? ~大手取引所上場ニュース検証~)の記事でも言及しているので興味があればご参照下さい。

 

②のコミュニティ上場プログラム銘柄を1つのグループとしてみる点については、例えばZILが単独で噴いたような場面ではZILの次にコミュニティ上場プログラムから上場したNPXS、POLY、GOなどがトレーダーの物色対象になる可能性などが考えられます。これは2019年のIEO関連銘柄(BTT、FET、CELR、MATIC、ONE、ERD)でも、IEO銘柄が一斉に上昇の傾向を示すことからもそのような相関関係がある程度存在することは感覚的に理解いただけるかと思います!

 

③について、コミュニティ上場プログラムを開催している最中に参加しているプロジェクトにトレーディングキャンペーンなどが行われることもあってか、期間終了までに値上がりする傾向もあるため、上場プログラムの期間終了までに値上がりによるキャピタルゲインを得るようなトレーディングを行うのは期待値的には高いのではないかと思っています。この手法のポイントは、どうせ上場するプログラムを当てることなんて不可能なんだから、値上がりで利益が出たらさっさと次の銘柄に行くことかと思います。

 

現在2019年7月20日となりますので、第1回のバイナンスDEXからのバイナンス本体へ上場する銘柄が決定する時期となりますね。どんな銘柄が上場するのか予想するだけでも楽しみですね♬

 

最後までご覧いただきありがとうございます٩( ''ω'' )و

公開日 いいねによる獲得 投げ銭による獲得 サポーター
: : :
2019/07/20 43.17 ALIS 87.90 ALIS
昆布森ちゃん's icon'
  • 昆布森ちゃん
  • @mic2525Alice
草コイン/アルトコインを盛り上げ隊! 仮想通貨(暗号資産)の情報提供を行っています。2017年5月~✨ ツイッター@konbumorichan
コメントする
コメントする