これは私が昔台湾で暮らしていた時のお話です。
私はあちらで知り合った『まきちゃん』という日本人留学生と、台北市内のマンションの一室をルームシェアしていました。
あちらでよく目にしたなんちゃって日本製品には、明らかに日本語に触れたことのない人が頑張ってデザインしたんだな、とわかるパッケージがつきものでした。
平仮名と片仮名は区別がつきにくいようで、さとち、いとりなど似た形のものを混同して使用していました。
外国人にはガソリンのガ以外の文字が区別できないと言いますが、台湾の人も例に漏れず面白い言葉をたくさん生み出していたので、私は街でそれらを目にするたびに笑いをこらえるため怪しい動きになってしまったものです。
台湾で見たおもしろ日本語を紹介しましたが、今は逆に日本で多くのおもしろ中国語が見られるようになりました。
むしろ日本人の生み出すおもしろ中国語の方がハイレベルで見ていて楽しいかもしれません。
日本人はまず日本語を敬語で書いて、それを自動翻訳にかけてしまうためヘンテコな訳文が出来上がってしまうことが多いのですよね。
Google翻訳で外国語に訳したい時は、もとの日本語は敬語を使わない方が正確な訳に近くなりますよ。
ちなみに、私の中国語も間違いが多くて笑われたこと数知れずです。
この漫画はうめ吉さん主催の『すべらない話2』に投稿する予定で描き始めたのですが、期限に間に合わなかったためずっと中断したままでした。
やっと完成したので、せめてタグだけつけさせてもらいますね!