新年あけましておめでとうございます。
トークンポケット共同創業者のminicooheiです。
新年も明けたということで、トークンポケットの2018年を振り返りつつ、2019年の抱負を書いていきたいと思います。
トークンポケットの創業は2017年の12月で、まさに仮想通貨バブルの真っ只中に創業しました。
クライアント型ウォレットを作る中で、一大事件「coincheckの500億盗難事件」が起こりました。このときに「なぜ今資産退避用のウォレットをリリースできてなかったのか」と後悔したことを覚えています。
その後、3月に「tokenPocket」をリリースして、5月にDappsブラウザ機能をリリース、ここで体制も3人→6人に変更しました。
7月以降は積極的に、Dappsデベロッパーの皆さまたちと協業や提携させていだき、My Crypto HeroesやLocalEthereum、Blockchain Cutiesといったものから、loveChainや、web3SNSのpeepeth、tokenがアカウントになるTokntalk、電話番号宛にETHを送れるeth2.ioといったサービスなどと親密にさせていただきました。
ミートアップを通じて、界隈の著名人である、キヨスイさんやアラタさん、ポインさんや平野さん、Fukuharaさん、沼崎さん、まてんろうさん(名前を上げたらキリがないのでこの辺にしておきます)といった方々にご挨拶させていただき、いろいろなFBをいただけたことでとても学びになりました。
その後、11月にお待たせしていたAndroid版をリリースし、まさかの26DLという衝撃的な数字でしたがそれも持ち直しつつあります。
直近の12月には「マイクリ」専用アプリである「マイクリAPP」をリリースでき、ウォレットアプリとしての新しい展開を見せることができたかなと感じてます。
2019年も何卒DappsDev、並びに利用者の皆様と共に成長していきたいので、是非何卒よろしくお願いいたします。
Ethereumなんて18万円くらいから9000円まで値段が落ち、自分の貯金はほとんどETHに変えていたのでとても辛い思いもしました。
しかしながら、水面下や実際的に動く#Defiや#Dappsのプロダクトやプロジェクトは続々と出てきていますし、我々のアプリケーションも着々と進化をしています。
(最後の方は#マイクリのおかげでよくわからない事になっていますが笑)
Ethereumも1月14日にコンスタンティノープルのハードフォークを予定しており、Plasmaだったり、Serenityの実装も進んでいく(はず)です。
そのあたりの見通しは明るいです。
以下の高宮さん記事にもあるように、”わかり易すぎる”バブルを経て、Dappsやブロックチェーンは明らかに「実需」を着実に作るフェーズを迎えています。
ただ、幻滅期こそスタートアップにとって大きなチャンス。
話題先行で盛り上がり、何にでも資金や顧客がつくときよりも、地道に本質的な市場やユーザーのニーズに、技術を最適な形に落とし込みやすいと思います。
しかしながら、我々を含めてブロックチェーンアプリケーションが、顧客に撮って「Wow」な体験/ニーズを生み出せているか?と自問自答するとまだまだ需要の面で不足しているという点が否めません。
だからこそtokenPocketにおいては、利用者やDappsDevの皆様と一緒に新しい体験を作っていきたいです。
ユーザーの皆様にとって「新しいWowな体験」を作っていく上で、今年私達が大きく取り組んでいきたいことは以下に2つを想定しています。
まだまだブロックチェーンやDappsに関連するUXはひどい状況です。(Metamaskを使ってトランザクションに1分・・・)
それでもLayer2やサイドチェーンをうまく使ってサービスを構築しているブロックチェーンアプリケーションが増えてくるでしょう。とはいえ、「アプリケーションレイヤーや経済圏を考えるので手一杯」という開発者の方は多いはずです。
そこで、tokenPocketは、マイクリAPPのような形で、様々なDappsと提携させて頂き、ウォレットの基盤提供&そのアプリケーションの組み込みをDappsDevの方々に提供する事業を展開していきます。
興味がある方はinfo@tokenpocket.jpまでぜひぜひご連絡ください。
ペイメントを体験したくて深センに行き感じたのですが、バズワードであるFintechの流れはやはり「分散」を伴わないと、非常に怖い社会になることを感じました。
なのでtokenPocketとしてはユーザーに求められているかは検証次第ではありますが、新しい体験として「#Defi」のわかりやすい入口を目指していきます。
例えば「compound」の統合を通じての金利の概念の獲得などを、技術的な難しさや裏側を意識せずにできる機能の提供など、ブロックチェーンによってもたらされる「新しい価値」というものを追求していきます。
今年も何卒よろしくお願いいたします!
ちなみに1月3日までお年玉キャンペーンをやっているので是非応募くださいー!