先日、雨の中公園を散歩しているとどこからか甘い香りがしていました。
何だろうと思って周りを見てみると、ロウバイ(蝋梅)が咲いていました。
ロウバイは晩冬〜初春に咲く花です。
他の花々に先駆けて咲いて、甘い香りと鈍い黄色で鼻や目を楽しませてくれます。
ロウバイが咲いているのを見ると、これから春に向けて少しずつ鮮やかな花が増えてくることを予感させてくれます。
そして寒い季節の終わりも少しずつ見えてきて、暖かい春に想いを馳せてしまいます。
花の形はウメに似ているし漢字で書くと「梅」という字が入っているロウバイですが、実はクスノキ目ロウバイ科で、バラ目バラ科のウメとは別種です。
花言葉は「慈愛」、「ゆかしさ」、「先導」、「先見」、「優しい心」など前向きだけど少し控えめなロウバイらしい言葉が並びます。
もし見かけたら少し立ち止まって、その香りとかわいい花を愛でてみてはいかがでしょうか。