MetaMaskが複数ネットワークへ対応していくことを発表しました。
MetaMaskは現状、 Ethereum mainnet, Ropsten, Kovan, Rinkeby test networksのみがドロップダウンのUIで簡単に利用できる状態。その他のネットワークについては、RPC URL を指定すればアクセスできるが、ユーザーによる手動入力が必要だし別のネットワークに接続すると途切れてしまうという問題があった。
それに対して、各ネットワークから「うちも対応してくれー!!」という声が多数寄せられていたが、そのような声に従い網羅的なネットワークリストを作成していくのは、コアな開発を妨げるものであると判断し、そうではなく、それぞれがオプトイン形式で追加できる方法を取ることにしたとのこと。
つまり、各自コントリビュートしてねということ。
まさにこの考え方は Decentralized な OSS を表していますね。
We want to facilitate the growth of the ecosystem, but we want to do it in a general way that keeps MetaMask useful for any user, without having to become arbiters of what networks receive a listing.
簡易な日本語訳。
私達は、このMetaMaskのエコシステムの成長を促進したいが、MetaMaskがあらゆるユーザーにとって便利であり続けるようなジェネラルな方法でそれをやりたいんだ。何がネットワークにリストされるかを決めてしまう権威者になどならずにね。
サービス開発の方針も何ともイケている MetaMask 、今後にも期待ですね。
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