こんにちは!今回も顔の肌ケアに関してのネタです。少々長くなりますが、とても大事で必ず役に立つであろう知識ですのでぜひご参考に...b
まず、肌タイプというのは、大きく分けて4つあります。
☆普通肌
☆乾燥肌
☆脂性肌
☆乾燥性脂性肌
自分はこれかな?と思う方も思う方もいらっしゃると思います。
自分の肌質をよく理解できていないな…という方も、それぞれの特徴をふまえてオススメのケア方法や選ぶべき化粧品についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
《普通肌の場合》
普通肌とは、いわゆる悩みのない肌。水分と皮脂のバランスがよく、キメの整ったなめらかな肌です。
乾燥やベタつきがないから普通肌!という訳ではなく、毛穴が目立っていたり血行が悪くくすみがある方は、他にあてはまる可能性が高いです。
普通肌の方は、ベースがしっかりしていて健康な肌ですので、年齢や季節に応じて合った化粧品を選ぶと良いでしょう。
また、美白成分を含む化粧品を使い更にワントーン明るい肌を目指すのも良いかと思います。
基本のお手入れにプラスして、定期的にパックをしたり美顔器を使って美肌をキープするのもオススメです。
ただし、パックや美顔器はやりすぎると肌に負担をかけてしまいますので、それぞれの規定のペースに合わせて行いましょう。
《乾燥肌の場合》
乾燥肌の方は、基本的に水分量、皮脂量どちらも少ないです。
そのため、肌を保護する役割である皮脂膜(汗や皮脂が混ざりあったもの)が薄いので強い摩擦や紫外線にも弱いです。
「シミが気になるから美白専用の化粧水」とか「日焼けしたくないから強い日焼けをたくさん塗る」というのはNG。
そもそも肌が乾燥している状態では肌細胞が美白成分をキャッチしてくれず、効果が期待できません。
また、香料やアルコールが強い化粧品は肌に大きなダメージを与えキメを傷つけトラブルの原因になります。
乾燥肌の方は、まずは保湿効果が高く天然成分のものを選ぶと良いでしょう。
注意すべきなのは、保湿だからといって油分の多いクリームばかり表面にベタベタ塗っても肌の内側は水分が足りず乾きっぱなしになってしまいます。なので、先に化粧水でたっぷり水分を肌に浸透させてから、蒸発を防ぐために表面を乳液やクリームでフタをしてあげるとうイメージでケアを行いましょう。
☆オススメのホームケア
・化粧水は、一度付けて馴染んでからもう一度重ねて付ける
・週に2~3回程度、保湿系のパックをする(パックがなければ、化粧水を浸したコットンを薄く裂いて乾燥が気になる部分に5分程度貼ってコットンパックでもOK)
・洗顔する時や拭き取る時は、なるべくこすらない
・コラーゲンやヒアルロン酸配合の化粧品を選ぶ
《脂性肌の場合》
脂性肌の方は、皮脂の分泌が盛んなため毛穴に皮脂が詰まりやすく、黒ずみや毛穴の開きが起こりやすいです。
さらに、毛穴の詰まりを放っておくと細菌が発生して炎症を起こし、ニキビができやすくなるのです。
ニキビができるからニキビ専用の化粧品を選んだりすぐに皮膚科の薬を頼ってしまう…という方が多いのですが、1番大事なのはニキビを出さないために余分な皮脂を適度に取り除き、清潔を保つこと。また、皮脂の過剰な分泌を抑えるために糖質や脂質の摂り過ぎを控えることです。
ベタつきが気になり油とり紙で頻繁に皮脂を取ってしまう方も多いかと思いますが、逆に取りすぎてしまうと肌が足りないと判断して余計に皮脂分泌を増やしてしまいます。
なので、洗浄力の強すぎる洗顔料やスクラブ入りの洗顔料も肌に負担になるため逆効果なのです。
☆オススメのホームケア
・メイクをしていない日でも必ず洗顔料で丁寧に汚れを落とす
・水分が足りないと皮脂が出やすくなるので、保湿もしっかり行う
・ビタミンCを含む化粧水や美容液を選ぶ
・ファンデーションはなるべく薄めにつける
《乾燥性脂性肌の場合》
この場合は、乾燥が原因で水分が不足し、それを補うために過剰な皮脂が分泌されてしまうことで起こっています。
実は、乾燥性脂性肌の方が最も自分の肌質を脂性肌と思い込んでしまっていることが多いです。
乾燥か原因で皮脂が出る→ベタつきが気になってサッパリ系の保湿力が少ない化粧品を使う→更に乾燥してまた皮脂が出る
と、完全に魔のスパイラルですよね。
極端に言えば全ての原因は乾燥にあるです。
以前私がエステサロンでケアをしたお客様でも、全顔が粉ふいて乾燥して赤味も出ているのにニキビもたくさんあり、常にベタついている…という方がいらっしゃいました。
その方も、自分は脂性肌でニキビができやすいと勘違いし、ずっとニキビに対するケアばかり続けてきたとおっしゃっていました。正直、肌を触らなくても乾燥しているのがすぐ分かる程でした。とにかくすぐに保湿のケアと肌の免疫を高めるケアを行ったところ、1回の施術で赤味が引きニキビが小さくなりカサつきもなくなりました。
ご本人が肌の変化に1番驚いていました。「でも、またいつも通りのお手入れを続けたら元に戻りますよね?」とおっしゃったので、自宅でもサロンと同じ化粧品でスキンケアを続けて頂いたところ、月に1回来店されるごとに以前とは見違える程お肌がキレイになりとても喜んで頂けたのが印象的でした。
自分の肌を理解し、合った化粧品で必要なケアをできていれば、最低限のお手入れでも改善できるということなのです。
☆オススメのホームケア
・保湿効果の高い化粧品を選び、とにかくしっかり保湿を行う
・ベタつきやすい部分と乾燥する部分で化粧水や乳液の量を変える
・過剰に皮脂を取りすぎないようにする
最後に、すべての方に共通して言えるのが、クレンジングと洗顔は肌の土台作りとして絶対に怠ってはということです。
メイクがよく落ちる「オイルクレンジング」も実はNG。オイルは、油分で汚れを溶かす性質なのですが、その際にお肌に必要な皮脂や角質まで溶かしてしまい、肌に大きなダメージを与えてしまいます。なので、クレンジングは「ジェルクレンジング」がベスト。ジェルは汚れを吸着して落とす性質なので、必要なものは肌に残しつつ汚れだけを吸い取ってくれるので、肌に負担がかからないのです。
また、洗う際は強くこすらずぬるめのお湯で流すように意識しましょう!