26/07/2017
渡英まで1週間を切りました。
今回は劇場の話をしたいと思います。
初めての方も沢山いらっしゃると思うので改めてお話しすると、fringeではEdinburghの街の全てが会場(劇場)になります。
元々劇場として使用している場所はもちろんですが、学校や教会、パブや倉庫などありとあらゆる場所が劇場になります。
中には路上(許可制)でやる人もいますし、公園に張られた巨大テントの中(キャパ約500人)ではアイススケートショーやサーカスなんかもやっています。
毎年、約300以上もの会場がつくられるのですが、これらの会場はfringe本体から借りるわけではなく、個人で運営しているものから、ロンドンなどで巨大劇場を運営していて、この時期だけEdinburghで劇場を運営するチームまで様々です。
当然、大きな劇場グループの方が力を持っており、有名媒体とタッグを組むことで強力な宣伝力を持つグループなどもあり、どこの劇場で作品を発表できるかで、上演する前にある程度作品のレベルをはかられてしますのです。
私たちの今年の劇場はC venueという名前の老舗劇場 ↑毎年約300箇所設置されるfringeの会場の中でもsummerhall、pleasance、assembly、underbelly、Gilded Balloonなど有名どころの一角に位置し、キャパ25〜300の劇場を27箇所も運営するfringeでも最大規模のグループとなります。
メイン劇場とは別に色んな路地裏にもCグループの入り口があります。
劇場内部には、バーラウンジがあったり、外にもチケットボックスなどが設置されています。
過去3回参加して来たfringeを含めても知名度、規模とも一番大きな会場での上演となります。
そして、期間中に多くのレビューが掲載さる「LIST」紙から公演情報を掲載したとの連絡が。
どちらも初めての体験。4年目にしてまた新しい事が起きています。
そして何より、初めての経験が昨年度と同じ建物なんです。
どういうことかというと、昨年やったSpotlitesが使っていた会場を今年はCvenueが使うんです。
Cvenueでの上演が決まってから後日劇場が割り振られるので、場所を聞いてびっくりです。
でも、割り振られる部屋(劇場)は違うので現地に入るまでドキドキです。
劇場から提示されるイメージ写真 ↑そんなこんなで現地入りまで間も無く。
現地に入ったらたくさん写真をアップしますのでお楽しみに。