TENT 製作ノート vol.7 – 私たちの解決策

16/07/2016

エディンバラの8月は、ダウンジャケットを着たくなるような気温になることもあるので、今のうちに夏らしい気候を、と前向きにこのジメジメした暑さと共存しています。

残り僅かになってくると、ラップトップの画面と向き合う時間が極端に減り、アップデート頻度が落ちてしまい恐縮です。

できる限り、創作の過程と渡航までの日々を少しずつお伝えしたいと思っています。

少しずつ本読みを進めてきてはいたのですが、いざRehearsalに入ると、動きはもちろん50分という上演時間も気にするので、頭も感覚もフル活動です。

こうなってくると、真っ先に弱まってしまうのが「Have FUN」という気持ち。

でもこれが弱いと、一気に作品の精度も落ちます。

じゃあ、どうやって「Have FUN」補充をするのか？私たちの場合、とにかく話し合います。

モヤモヤやイライラを含めぜーんぶ外に出します。

話し合ってもスッキリしない時は…作品と全く無関係のものを観て、笑います。

今年で3年目ですが、今のところこの解決法で打破できなかったケースはありません。

大抵は、作品の話を細かくして意見をぶつけているうちに、何だか楽しくなってきます。

はい、Have FUN補充完了です。

さて、Rehearsal。TENTに出たり入ったり、入ったり出たり。

50分、ほぼノンストップで話し続けるので、セリフ量も膨大。

しかも1人で2人分。

どうも性格が異なる2人。

体力も気力もとんでもない勢いで消費されていきますが、応援してくださる皆さんのおかげでまだまだ走り続けられそうです。

次回は、私たちのRehearsalの流れを書いてみようと思います。

さて、今日もとことんRehearsal。面白くなりそうです。