前回、「信頼の可視化」というALISの打ち出した壮大な試みは、形骸化によって失敗に終わるであろうという記事を書きました。
この記事について、反対意見も勿論あると思います。
例えば、
「信頼性の可視化」には不必要な広告や操作された情報を排除する働きがある。
とかですかね?( ̄∇ ̄)
確かに"過剰な"広告を抑制する働きはあるかもしれません。( ̄ー ̄)
でも「信頼性可視化ロジック」に操作された情報を排除する働きがあるかどうかについては、やっぱり疑問が残ります。(・ω・)
これは例えばの話ですが、例えば「ユーザー信頼度スコア」のユーザー複数人で、お互いの記事に『いいね』をし合うというグループを形成したしたとしたらどうなるでしょう?(・_・)
「ユーザー信頼度スコア」が高いと、基本的にALIS内での発言力が増すので、ちょっと極端になるとグループを形成した特定のユーザーだけが常に人気記事のトップに居座り続けるなんてこともなりかねません。( ̄∇ ̄)
てか実際『いいね』をし合うというユーザーグループを作るのはスコアが高ければ高いほどメリットがあるので、これ実際にやる人は今後必ず出てくると思います。
すると、上に書いたことに近い状態は今後多かれ少なかれ発生することになりますね…(^_^;)
当然、これは明らかな「操作された情報」ですし、現在のALISにこれを防ぐ手段がない以上、「操作された情報」を排除する働きがあるとは言えないというのがnakaticoの考えです。
ALISはそのうち、MMORPGヨロシクひたすらソロでガンバるより、強いギルドに入った方が、結局手っ取り早く強くなれるのと似た状況になるかもしれませんね。(^^)
てか、もし本当にそうなったら、ALISには空前の情報操作の戦国時代が到来することになります。いや全くALISの末が恐ろしいです。(=_=)
ということで結局、情報を操作する主体が変わるだけで、情報の操作そのものはALISでも発生するでしょう。
「ユーザー信頼度スコア」というのは、身も蓋もない言い方をすれば、$ALISを多く持っていたり、長くALISを使い続けているユーザーの発言力がALIS内で増大するという仕組みです。
まあ、この仕組み自体にnakaticoは異論はありません。このスコアの高い方というのは、ALISにとっては当然一番に大切にするべきユーザーですからね。
ただ、この仕組みを「信頼性の可視化」なんて言葉で説明するから妙に話がややこしくなるワケです。ハッキリ言って、この「信頼性可視化ロジック」によって担保される信頼性なんてものは何もありません。(=_=)
てか、そもそも発信している人間の主観が情報の中に含まれている以上、本当の意味で操作されていない情報なんてものはありえません!(・д・)
だから、面白いんじゃなですか!(・д・)
ということで、ALISにはいつまでも夢みたいなこと言ってないで、早くALIS内での$ALISの流動性を高める方法を考えてほしいものですね…(・ω・)
ハッキリ言ってALISの将来は、ALISの記事の信頼性の担保にではなく、$ALISの流動性の担保に掛かっていると言っても過言ではないですからね!(>_<)
てなワケで、その辺の詳しい話については、またその内記事にまとめたいと思います。( ̄∇ ̄)
では今日はこの辺で(^_^)/