WiFi環境を求めてカフェや図書館を転々とするといった経験、ないでしょうか?
特に新しい街に引っ越してきた時などは、最優先事項として電源、WiFiが確保できる居心地のよい場所を1軒見つけるというルーティンがあります。
そんな時に、WiFi難民になってしまうリスクを軽減できるのがこのeduroamです。
簡単に言うと一度登録すれば世界中で使える無線LANサービスです。
日本国内においては国立情報学研究所(NII)が「eduroam JP」という名前で提供しています。
元々は、欧州のオランダ、ドイツ、フィンランド、ポルトガル、クロアチア、イギリスの6カ国がそれぞれの研究、教育機関に無線LANを提供する目的で2002年に始まりました。
その後、世界中に広まっていき国立情報学研究所によって2006年に日本にも導入されます。
こちらで日本国内の加盟機関の一覧が確認できます。名前を聞いたことがある大学などは殆ど加盟していますので、大学生の皆さんは大半が利用可能ということになります。
eduroamは所属している機関毎にIDとpasswordが設定されています。(学生の場合はID => 学生番号、 password => ポータルのログインpassといった具合)
このIDとpasswordさえ分かればあとは直接スマホから接続し、IDとpasswordを入力するだけで世界どこでも同じLANを利用することができます。
海外の大学や図書館などでフリーWiFiがなかった場合でもeduroamは大体どの教育機関でも提供されていますので、安心です。
こちらのeduroamですが、1度登録さえしてしまえば
• 次からは世界中のどこでも勝手に繋がってくれる
• 空港など他の機関でも提供されている
• 安全(セキュリティ的に)
といったメリットがあります。
特に、日本の大学に通っていてワーホリや留学で海外に滞在中の方は是非自分の大学のポータルなどを確認してeduroamにアクセスできるようにしておくと何かと便利かと思います!
登録しておいて損はないと思うので自分の所属機関がeduroamに加盟しているかどうか、是非1度確認してみて下さい!