昨夜、しれっとギルド機能の詳細についてMediumが更新されていました。
細かい内容はリンク先を見ていただくとして、「じゃあ実際のとこ、一般プレイヤーとしては何が変わるの?」というのを見ていきます。
読むの面倒だったら飛ばしてしまってもOKです。
まず前提として、今後のクリスペには、4週間を1単位とした【シーズン】という概念が登場します。おおよそ1ヶ月間ですね。
ギルドへの所属はこの1シーズンを基準とし、当該シーズンの間は1度所属したギルドから別のギルドへ移籍することはできません。
1度所属したギルドから、別ギルドへ移籍できるのは、そのシーズンが終わって次のシーズンが始まる直前の【準備期間】のみとなります。
こちらはマイクリでも類似したシステムがあり、初心者は注意が必要な部分です。
気をつけましょう。
ギルドに関するプレイヤーの役職が5つあります。
大半のプレイヤーはランカーかメンバーのどちらかになると思います。
ギルドマスター
詳細は不明ですが、各ギルドのstockというものを販売し、その所有割合が最大のプレイヤーがギルドマスターになるようです。stockはギルド内の土地のようなものと思えばいいでしょうか。
様々な特権を持つことになるはずです。
ギルドオーナー
ギルドマスター以外の、stock所有者のこと。各ギルドの土地を持ってはいるが、マスターではない。
土地を持っているので、オーナー報酬としてETHがもらえるようです。
また、おそらくは自分が所属するギルド以外のstockを持つことで、他ギルドのギルド採掘ができ、ギルド専用クリプトスペル(ただし覚醒前のみ)を使うことも可能のようです。ギルド専用クリプトスペルについては後述。
ボード
ギルドの運営者。
マスターに任命され、マスターの意向に沿う形で様々な施策をうったり、他ギルドからメンバーを誘致したり、ギルドに貢献する活動を行う人たち。マスターの補佐役、というイメージ。マスターが任命しなければこの席は空いたままになります。
働きに応じて、ギルド収益のSPLをもらえます。
ギルドランカー
公式ランク戦の各ギルド上位50名、つまりギルド内の上位50人がこのポジション。そのままギルドの武力につながる重要な役職ですね。
各役職で唯一ギルドバトルへの参加権を持ちます。ですが、多くの場合はオーナー兼ランカーや、マスター兼ランカー、ボード兼ランカーとなることが予想されますw
さらに各ギルドのランカーのうち、上位10名のトップランカーは、ボードと同じくギルド収益のSPLをもらえます。強いは正義!
ギルドメンバー
特別な役職を持たない、ギルド所属プレイヤー。
将来的には大半のプレイヤーはここに位置することになると思いますが、5ギルド50人ずつの計250人がランカーになることを考えると、アクティブユーザー数的にランカーにならないメンバーはそこまで多くはなさそうです。
ギルドに所属することで、ギルド採掘ができ、ギルド専用クリプトスペルを使うことができます。
いよいよギルド機能の中身を見ていきます。
1番の大きな違いは、クリプトスペルが変わる部分でしょう。
現在の仕様では、全プレイヤーが「運営に用意された各文明3種類のクリプトスペルから」「対戦直前に1種を選択して」対戦します。
5文明それぞれが3種類存在するので、計15種類のクリプトスペルが存在します。
ここが大きく変わります。
私の推測も入りますが、今後は各プレイヤーは「運営に用意された各文明3種類のクリプトスペルと、所属するギルドに応じた各文明1種類のギルド専用クリプトスペルの」「計4種類のうち3種類をデッキ編集時にあらかじめ設定し」「対戦直前に1種を選択して」対戦することになると思います。
「運営に用意された3種類のクリプトスペル」が変わる
見慣れた3種類のクリプトスペルが、これら新たな(一部そのままな)クリプトスペルに変更されます。(少なくともギルドβ期間中は。その後はどうなるかまだわかりません。)
赤
1csは《フェルトゴルトの火球》に名前を変えてそのまま
4csは《フェルトゴルトの烈火》に名前を変えて弱体化、というかもはや別物
7csは人事異動(後述)代わりに以下の1枚が追加
《フェルトゴルトの恐竜》 6コスト 7/5の黒牙のティラノサウルスを1体出す
青
2csは《シーラの宝札》に名前を変えて3コストに弱体化
4csは人事異動(後述)
6csは《シーラの激流》に名前を変えてそのまま代わりに以下の1枚が追加
《シーラの雷瓶》 1コスト ライトニングボトルを1枚手札に加える
緑
1csは人事異動(後述)
2csは《アルベリッヒの増強》に名前を変えて+2/+1に弱体化
5csは《アルベリッヒの倍化》に名前を変えて6コストに弱体化代わりに以下の1枚が追加
《アルベリッヒの妖精》 3コスト 1/1の聖域のエルフを3体出す
白
1csは《オクの守護》に名前を変えて2コストに弱体化
3csと11csは人事異動(後述)代わりに以下の2枚が追加
《オクの回復》 0コスト 味方1体を4回復する
《オクの天啓》 4コスト 2/3のホルスを1体出す カードを1枚引く
黒
2csは《リッチの瘴気》に名前を変えて-2/-2に弱体化
5csと13csは人事異動(後述)代わりに以下の2枚が追加
《リッチの尖兵》 1コスト 1/1のスケルトンを1体出す
《リッチの呪詛》 9コスト 墓地が20以上の時相手リーダーに10ダメージ
各クリプトスペルの評価はとりあえず置いておくとして。
ここまでで紹介した5文明3種類ずつのクリプトスペルは、誰でも使うことができます。
が、一体私のフリッカデッキで使う3オクはどこへ…
私のディバインデッキで使う7フェルトゴルトは…ブロンズ縛りの救い、13リッチはどこへいったんだ…!!!
そうお思いのみなさん、安心してください。生きてますよ。
「各ギルド専用のクリプトスペル」が新設されます
5つのギルドに対し、それぞれのギルド専用のクリプトスペルが5文明それぞれに1種類ずつ与えられます。
しかも、それらギルド専用クリプトスペルは、後述する【ギルドへの奉納】の結果に応じて【覚醒】させて強化することが可能です。
ではギルド専用クリプトスペルを1ギルドずつ見ていきましょう。
ルビーというギルドに所属するプレイヤーは、上の画像にある5文明1種類ずつの専用クリプトスペルが与えられます。
また、ルビーのstockを所有するオーナーも、上段の覚醒前のもののみ使えます。
赤7csや白3csがこちらに人事異動食らってますね。
その他、青緑黒は新人です。
上段の性能では冗談としか思えないものもありますが、【覚醒】させると従来のクリプトスペルを上回る性能になるものも!
サファイアというギルドに所属するプレイヤーは、上の画像にある5文明1種類ずつの専用クリプトスペルが与えられます。
また、サファイアのstockを所有するオーナーも、覚醒前のもののみ使えます。
こちらは全色新人ですね。
いずれも、いまある効果や能力に近いものが並んでいる気がします。
緑10コストで誰でも疑似シュモンは楽しそうですね。
10ターンまで決まらないいまの緑ってどうなのとは思いますが。
続いてエメラルド。
青4csと黒5csが異動してきています。
赤緑白は新人。
《シーラの雷光》は専用デッキ組んだらすごいことになりそう。
さらにダイヤモンド。
白11csが軽くなって異動してきてます。前の職場は合わなかったのだろうか…。
おそろしいのが黒。
青は[マナクリスタルを2枚得る]じゃないところがミソ。
最後にオニキス。
緑1csと黒13csが異動してきています。
赤青白は新人。
ブロンズの救いである13リッチを使えるのは、当分の間はオニキス所属メンバーのみとなります。しかも14コストに重くなっている。
一応、他のギルドのプレイヤーも使えるようになるチャンスはありますし、覚醒すれば従来通りの性能で使えます。が、ギルドβではそのチャンスはどちらもありません。
以上、各ギルドにつき各文明1種類ずつ用意されたギルド専用クリプトスペルを、当該ギルドに所属するメンバーと、当該ギルドのstockを持ったオーナーだけが使用可能です。
ここからは推測ですが、初期クリプトスペル3種と自身が所属するギルド専用クリプトスペル1種の合計4種(他ギルドのオーナーであればさらに追加で最大合計8種)から、デッキ編成時にあらかじめ3種類を設定しておいて、バトル開始直前にその3種類から1種類を選択する、という形式になるのではないかと思っています。
正式に発表あるまではわかりませんが…。
ギルド対抗戦です!各ギルドの総力戦!
これは盛り上がりそう。ただ、同じギルドのランカー同士でマッチングしまくるとすごいことになりそう。その辺どうなるんだろうか。
マイクリのフラッグ戦と違ってちゃんと報酬がありますね。
フラッグ戦でさえあの盛り上がりなので、これはもっともっと盛り上がりそう。
観戦機能はよ。
「通常採掘」からは中立ブロンズか、現在発行されているシルバーカードしかでなくなるようです。
そして新設される「ギルド採掘」からは各文明のブロンズカード(中立以外のブロンズカード)と、各ギルド固有のカードが排出されるようです。
魔石NFTというのに注目ですね。
指定したカードをキラカードにできるものではないかと予想されています。
欲しいなぁ…フリッカさまキラカードにしたいなぁ…。
ギルドへの奉納機能が実装される予定です。ただしβでは非対応。
余っているブロンズ、シルバーのカードを奉納することができます。
奉納したカードはゲーム内から消滅して使えなくなるので、基本はダブったブロンズを奉納していく形になるかと思います。ブロンズ1枚をSPLにしてもたかが知れているので…。
各ギルドのシーズン中の総奉納量に応じて順位がつけられ、上位ギルドから順にランダムで3枚までのギルドクリスペが【覚醒】、次シーズンでは覚醒したクリプトスペルを使えるというわけです。
ただし覚醒したギルドクリスペを使えるのは、ギルド所属メンバーのみ。ギルドオーナーであっても、メンバーでなければ覚醒後のギルドクリスペを使うことはできません。
ギルド同士でギルドクリスペのトレードをできるようです。
こちらはギルド双方の合意がなければ成立しないでしょうから、おそらく滅多に成立することはないのではないかと思っています。
全メンバー・オーナーの合意を取るわけにもいかないですからね…。
その他のスケジュールはこんな感じ。
先日リリスちゃんがポロリしたギルド内カードレンタルに加え、FA制度やギルドレイドなんてのも構想中のようですね。楽しみです。
以上、とりあえずギルドメンバーが気にするべき点は
・クリプトスペルが変わる、増える、(だいたい)弱くなる
・ギルド採掘と通常採掘にわかれる
・原則としてギルドに所属しないメリットはなく、所属するデメリットはない
の3点だけかと思います。
もしトップランカーを目指すなら、ギルド収益についても理解を深めておきましょう。