他人のために働くことは、社会貢献や自己実現などのメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。
2つのタイプに分かれます。
・他人のために働くことにやりがいを感じている。
・他人のために働くことに疲れている。
他人のために働くということは、自分の意見や感情を抑えて、他人の期待や要求に応えようとすることです。
しかし、これは自分の価値観を無視していることになります。
自分の価値観とは、自分が大切にしていて、そのためにお金や時間やエネルギーを使っても良いと思うことです。
自分の価値観が曖昧になると、何が自分にとって本当に大切なのかわからなくなります。
また、自分の価値観がわからないまま他人の価値観を受け入れることは、不寛容や偏見を生み出す可能性があります。
したがって、他人のために働くことは、自分の価値観が曖昧になり、社会的な調和を乱すデメリットがあることがわかります。
他人のために働くということは、自分のやりたいことや感じたことを我慢して、他人の評価や反応に左右されることです。
しかし、これはストレスを溜め込む原因になります。
ストレスが溜まると、体や心にさまざまな不調や症状が現れます。
例えば、食欲不振や過食、吐き気や胃炎、高血圧や動悸、イライラや八つ当たり、集中力低下や無気力、うつ病などです。
これらの症状は仕事や生活の質を低下させるだけでなく、重篤になるケースもあります。
したがって、他人のために働くことは、ストレスが溜まり体や心の健康を害するデメリットがあるのです。
他人のために働くということは、自分の価値や能力を他人に委ねることです。
しかし、これは自己肯定感を低下させる原因になります。自己肯定感とは、自分を受け入れて尊重する気持ちです。
自己肯定感が低い人は、過去の成功体験が少なかったり、コンプレックスを抱えていたり、幼少期に親から否定的な言葉をかけられたりした経験があります。
その結果、自分に自信が持てず、他人の評価や反応に敏感になっています。
自己肯定感が低いと、決断力や主体性が欠けたり、友人関係で不安や依存を抱いたりします。
したがって、他人のために働くことは、自己肯定感が低下し心理的な不安定さを招くデメリットがあるのです。
エネルギーマイナスから抜け出すためには、自分のやりたいことや夢を明確にすることが大切です。
自分のやりたいことを知ることで、仕事や生活に意味や目的を持つことができます。
また、自分のやりたいことに向かって行動することで、自己肯定感や達成感も高まります。
では、どうすれば自分のやりたいことを明確にすることができるでしょうか?
以下の3つの方法を試してみましょう。
・「100個のやりたいことリスト」を作る
まずは、自分が挑戦したいことや興味があることを思いつくままにリストアップしてみましょう。
数は多ければ多いほど良く、100個程度が目標です。このリストから、自分の傾向や価値観を見つけるヒントになります。
・「5年後・10年後・20年後」のビジョンを描く
次に、将来的にどんな人生を送りたいか、具体的なビジョンを描いてみましょう。
5年後・10年後・20年後など、期間は自由です。このビジョンから、自分が目指すべき方向性や目標を見つけるヒントになります。
・「専門家・先輩・メンター」の真似をする
自分が憧れる専門家や先輩、メンターなどの真似をしてみましょう。
彼らはどんな経験や思考法で今の立場に至ったか、どんなアドバイスがあるかなど聞いてみましょう。
この真似から、自分が学ぶべき知識やスキルを見つけるヒントになります。
以上の方法で自分のやりたいことを明確にすることができれば、エネルギーマイナスから抜け出してポジティブな人生を歩むことができます。
他人と比較しないことは、エネルギーマイナスから抜け出すために重要なことです。
他人と比べると、自分の価値や能力を低く見積もってしまったり、不満や劣等感を抱いたりする可能性があります。それは、自分に自信がないからです。
しかし、他人と比べることに意味はありません。
なぜなら、他人は他人であり、自分は自分だからです。誰もが違う環境や経験や能力を持っています。それらを一様に評価することはできません。
他人と比較しないで、自分の長所や強みに目を向けてください。
自分の目標や夢に向かって努力してください。そして、自分の成長や成功を認めて褒めてください。
そうすれば、あなたはエネルギーマイナスから抜け出し、エネルギープラスになることができます。
感謝や喜びを表現することも、エネルギーマイナスから抜け出すために大切なことです。
感謝や喜びを表現すると、自分の気持ちが明るくなり、相手との関係も良好になります。
人間の脳はマルチタスクができませんので、頭の中を感謝で一杯にすると、ネガティブな気持ちを持つことが困難になります。
感謝や喜びを表現する方法はいろいろありますが、基本的には「ありがとう」という言葉を使うことです。
相手に対して敬意や尊重を示すために、敬語表現を使うことも効果があります。
他人のことばかりやっていたら元気が無くなくなり、自分のことをすると元気が出て来る。