評価指標とはあなたの評価が目に見えるように数値化したものです。
一番わかりやすいのが、学生時代の偏差値です。
みんなが同じテストを受けることによって、評価の基準が一定化されます。その上で数値化することによって、明確に相手より学力が上である事や全国でどのくらいの位置の学力かがすぐにわかることが出来ます。
数値化することで、理論的にその物事に対して観察しやすくなり、評価をする際においても役立ちます。
では、インターネット上ではどう評価されていくでしょうか。
少し前までは、インターネットに評価という概念が存在せず、
混沌とした状況になっていました。
ですが今は、ソーシャルメディアの台頭(TwitterやFacebook)などによって
評価指標が示されるようになりました。
ソーシャルメディアでは、いいね!の数やそのアカウントのフォロー数で
評価指標を観察することが出来ます。
まず、分野が多岐に渡ることによって、
評価のされ方も統一されないでいることが理由の一つです。
同じくらいの質の情報を発信した時、
より競技人口の多い野球が、評価を多くもらえる可能性が高くなります。
このように、ソーシャルメディアの評価指標が完全に公平かと言われると疑問が残ります。
評価指標にもっとも公平性が低い組み合わせが、
ソーシャルメディアと芸能人です。
テレビなどで活躍している芸能人が、SNSで情報発信をした場合、
その情報がどのようなものであろうと多大な影響力を与えます。
これは、フォロワーの数の多さが評価に直結しているからです。
このことからわかるように、今のソーシャルメディアの評価指標は
情報本質ではなく人気者であれば、評価が得られやすい仕組みになっています。
そして、仮想通貨の登場により「お金」も選ぶ時代になりつつあります。
今までは国が発行した通貨のみを使用していましたが、これからは仮想通貨のようにたくさんの通貨から好きなモノを選択する時代です。
お金にも国境がなくなることを意味し、世界基準での評価指標で判断することが可能になるわけです。
仮想通貨の評価は、その通貨のレートそのものです。
人気や技術が高い通貨であれば、需要が増していき、自然と評価指標(価格)が上がっていきます。
当然、逆の可能性もあります。
このように、これからはあらゆるモノが評価されていきます。
技術の向上により評価を判断する評価指標もより精度が高くなっていき、いずれはどのジャンルにおいても、評価指標の公平性が真っ当である時代が到来すると考えます。<願望も含まれていますが>
インターネット上で公平な評価指標をするには
どのようにすれば良いか考えていきます。
まず、スタート地点の再確認です。
インターネット上でSNSなどを利用し始めた時にすでにたくさんの評価を集めることが出来る人がいます。
それは各分野で有名な著名人やメディア露出の多い芸能人、
またスポーツ選手などです。
人気を集めていることが悪いわけではありません。
各分野で努力し、成功を納めて人気になっていった。
その過程を歩んでいるだけでも、高評価を得て当然だと思います。
ですが、情報発信によるコメントや記事は
また別のベクトルの評価指標が必要だと考えます。
たとえ有名人であっても、情報発信の質が高いとは限りません。
また場合によっては誤った情報を流している可能性があります。
ですので、
情報発信という意味においては、全く新しい評価指標が必要だと考えます。
どうしても、有名な人に評価が集まることを匿名にすることによって、
バイアスを取り除くのです。
その意味において、クラウドファンディングは非常に画期的です。
本当に魅力的なアイデアなら、どのような人でもお金が集まってきます。
このお金が集まる事は、すなわち評価を集めたということになります。
また、その手軽なサービスには「Polca」が最近台頭してきています。
評価指標を見る上で、これほど分かりやすい仕組みはないと思います。
Polcaとは10万円以下かつ300円から送金が出来る
クラウドファンディングの縮小版(フレンドファンディング)です。
何かしっかりした目的が出来たら、
とけいもPolcaをしてみようかなと思います。
<何かリターンを思いついたら>