東京の西側、日野市にある高幡不動尊に行ってきました。
正確な名称は、高幡不動尊金剛寺です。
このお寺の歴史は古く、
その草創は古文書によれば大宝年間(701)以前とも或いは奈良時代行基菩薩の開基とも伝えられるが、今を去る1100年前、平安時代初期に慈覚大師円仁が、清和天皇の勅願によって当地を東関鎮護の霊場と定めて山中に不動堂を建立し、不動明王をご安置したのに始まる。
という古刹です。
京王線の高幡不動駅から徒歩5分という近い場所にあるので、参道もありますがそれほど長くはありません。
立派な仁王門です。
ちょうど七五三シーズンとあって、境内には七五三の子どもたちで賑わっていました。
境内にある不動堂です。
室町時代の創建で、重要文化財に指定されています。
お堂の外からでもお坊さん達が読む般若心経が聞こえました。
境内には立派な五重塔があります。
境内を歩くと、あちこちで紅葉が始まっていました。
銀杏も黄色く染まっており、秋も深まってきた感じがします。
ちなみに境内には新選組の土方歳三の像があります。
土方歳三は武州多摩郡日野宿石田村(現在の東京都日野市)の生まれで、後に近藤勇らと上洛し、新選組副長として活躍しました。
この高幡不動尊ですが、境内には7500株の紫陽花が植えられており、梅雨の季節には大変な賑わいを見せます。
今年もその頃に来ようかと思ってたんですが、コロナ絡みで来ることができませんでした。
でも紅葉もなかなか。この時期に来て良かったです。