個人的にいろいろ考えた話のまとめです。
最近ようやくお金の呪縛が解けてきたような気がします。
きっかけはこちらのALIS記事の再読から。
お金を貯めることについて、私も考えさせられる記事でした。
確かにお金が有れば、豊かな生活ができる。
マンションを買ったり、旅行に行ったり…。
でも、お金そのものが幸せにしてくれる訳じゃないんですよね。
お金を誰かに払うことで、その対価として得られるもの。
マンションのデベロッパーや高い旅館に対してお金を払う。
結局「誰かのために払う」が大前提になるわけです。
もちろんお金を使って豊かになることはできるけど、だいたいお金の苦しみって生活のための稼ぎで悩むわけで。
それも、税金として「国に払うため」、家のローンは「銀行に払うため」、病気になれば「医者に払うため」なんですよね。
常に誰かに払うことを前提としているわけです。
そういう社会だし、そうしないと経済は成り立たないと言うけれど、住宅ローンの返済が終わるのが平均73歳とか聞くと、そこまでして成り立たせるものなの?という思わざるを得ません。
経済なんてそういうものかもしれないけど、それで苦しんで身を捨てる人もいるのもまたおかしな話。
そりゃある程度は稼ぐ必要はあるんだろうし、老後の不安はあるでしょう。でも、過労死とかに至るまでしゃかりきになる必要は無いわけです。
豊かな暮らしをするため、老後のリスク回避のためお金をある程度は持つ必要はあるだろうと思います。ただ、今の社会はとにかくお金を稼がなければならない、というマインドセットが強すぎるのではないかと思います。
何が言いたいかというと、結局お金って人に渡すために稼いでいるんだよ、ということに気がついたわけです。
まあ、私ひとりの意見なので賛成でも反対でも構いませんが、そう考えてみるとふっと心が軽くなりました。