東京もあっという間に桜前線が通過していきました。
一斉に開花して、一斉に散っていくから毎年どこの桜を見ようか悩んでしまいます。
ちなみにソメイヨシノは、江戸時代に染井村の吉野さんという植木職人が品種改良で作り出した桜だそうですね。
そのクローンだから一斉に咲いて一斉に散っていくんだそうな。
その時代からだいぶ経ったのだから、誰かまた品種改良で一ヶ月くらい咲く桜を作ってくれないかと思います(^_^;)
さて、今年は世田谷区の西側の桜を見てきました。
こちらは野川。川沿いの桜並木が立派でした。ところどころ違った種類の桜が植えられています。
そこから南下して成城の東宝スタジオへ。
三船敏郎も満開の桜に思わず目がいくようです。
このように東京でも立派な桜が見られるのですが…最近は桜の木も老木になってきて、あちらこちらで桜の木が伐採されたとか、伐採まではいかなくても短く剪定されたとかいう話を聞きます。
そういえば近所の桜も春になると隆々とした桜の花を咲かせていましたが、数年前に伐採されてしまいました。
ソメイヨシノも60〜70年くらいで老木になるようですし、東京の場合は高度成長期に植えられた桜が、そろそろメンテが大変になってきているんでしょうね。
あと10年くらいしたら、今のようには見られないかもしれませんね。
若い木も植えられていますが、大概そういうのはちょっと高めのマンションの街路だったりするので、桜の根元でお花見というのも難しいかも。
桜に限らないですが、いま咲いている花を楽しむ事が必要なんでしょうね。