焼岳を縦走後、皆の衆と合流して徳沢でキャンプする。ここは昨年同時期に北穂に上った帰り、満開のニリンソウときらめく新緑に癒やされ、「来年はここでのんびりテント泊したいね」と仙人と語ったところだ。
しかし、今年は3月4月にまとまった雪が降って気温の低い日も続いたため、ニリンソウの開花は遅れたようだ。5月末〜6月初めが見頃だろうか。ちょっと残念だったがテントを張ってとりあえず宴会だ。
日が落ちて酒も進む。明日は早起きして蝶ヶ岳に登る予定であったが、「明日ほんとに行くの?」とか、「あの尾根長いんだよね〜」とか、「時間間に合わないんじゃないの?」とか軟弱な発言が飛び交う。結局誰も登りたくないんじゃない。じゃーいいや、明日無しね!ってことで、今日はとことん飲むということになってしまった。
ビール〜
赤ワイン〜
白ワイン〜
ウイスキ〜
焼酎〜
夜な夜な飲んでて、今回ありがたかったのはkuraさんが持ってきたLEDライト。
これはなかなか明るくて、10時間ぐらいもっていたんじゃないか。太陽電池だから電池切れが気にならない。テント泊メインの人にはおすすめだ。皆の衆はみな買うと言っていた。私は買ったばかりのpetzlがあるし。
翌日は快晴で、蝶ヶ岳に登っていれば絶景だっただろう。
6時半頃、皆起き出したが、仙人は5時に起きて酒を飲んでいたようだ。今日は時間がたっぷりあるし、どうする? 嘉門次小屋に行ってイワナを食べようか。賛成、賛成、骨酒を飲もう! もう飲み会ツアー。
昨年来た時は60分待ちで断念したが、今回はすぐにおいしいイワナにありつけた。ここのイワナは北海道産らしく、敷地内の水場で養殖されているのでこの時期でも食べられる。一尾1000円、少し小ぶり、炭火で丁寧に焼くのでうまい。
骨酒を飲み干したら、こっそり昨夜残った芋焼酎をいれて飲んだらうまかった。仙人はもう飲み過ぎてふらふら。
その後、昼間っから酒飲んでいい気分で明神池を散策して、陽光の中、梓川右岸を歩いて河童橋へと戻った。
タクシーに乗って車を回収し、お酒を飲んでいないmsaさんに運転してもらってひらゆの森に行くが、皆は食事を先にしたいとなって奈賀瀬へ。てっちゃんを食べながらまたビール。
山には酒が付きものだが、今回は酒だけの飲んびりツアーだった。