なぜまだ生きているひまわりを切らにゃいかんのだ…。
レストラン前に一列ひまわりの畝があるんだけど頭が重いからこてん。としたに向いてたのよね。
それを見た代表が「見た目が悪いから切ってくれ」って言って、それが回り回ってわたしに依頼が来たんだけど…。
と私の心の中は怒りと悲しさが湧き上がった。
確かに生命が終わりかけかもしれへん。カサカサになってきて見た目も悪いかもしれん。だけど枯れていく様を見ることはとても大切なんだと思う。
「ああ、夏が終わるんだね」
って私は見て感じるの。
寂しいような、でも涼しくなって次の季節に向かう空気感が好きで。
生命の終わりを見届けてから片付けたいなと。
私は生きているひまわりを処分することはどうしても出来なくてどきどきしながら上司に「私には処分することができません」と伝えた。「了解です。明日僕たちで処分します。代表に切ってと言われてるんで。」との返事だった。
「処分したくない」を伝えるのにいっぱいいっぱいで、「処分してほしくない」と言うのを忘れちゃって。すこし心残り。
なんか自分の不甲斐なさ?はっきり言えなかったもどかしさ?仕事だからと割り切った方が良い?でも処分しなくてよかった。が頭をぐるぐる回る。
朝一ひまわりを見にいこう。