皆様、神社参拝の際にお賽銭を賽銭箱に投げ入れると思いますが、「どのように」そして「いくらくらい」投入していますか?
よく初詣のTV中継などで、大きな賽銭箱に遠くから思いっきり投げ込んでいるシーンが映っていますが、混雑している中なので多少極端なケースだとは言え、基本的なやり方はあのようなイメージではないでしょうか?
むしろ、ジャリンと賽銭箱に音がするくらいに投げ入れる人が多いように思えます。
私が20年ほど前に神社巡りを始めた当初、神職の方からアドバイスを受けたことがあります。
お賽銭を入れるときには、「投げ入れる」のではなく「そっと入れる」方が良いですよ、と。
神様は寛大ですが、いくらお賽銭という寄付とは言え、神様に対して投げ込むのは少し乱暴ですよと。
それ以来私が心がけているプロセスは以下です。
1.拝殿に近づき、お賽銭を取り出す。
2.賽銭箱の前で軽く会釈
3.賽銭箱に「そっと」お賽銭を投入
4.二礼二拍手一礼(一部の例外神社を除く)
ところで「いくらくらい」のお話しです。
「五円玉」を入れると「ご縁がある」ということで良いという方がいらっしゃいますし、中には二十五円入れると「二重にご縁がある」のでよりよいという話も聞いたことがあります。
ただ、ご縁が欲しいという重大なお願い事に対して「二十五円」とはさすがにケチりすぎな気がします。
もちろん、いくら投入しても良いのですが、少なくとも100円以上、できれば紙幣を入れたいものです。
最近ベストセラーになっている『祈り方が9割 願いが叶う神社参り入門』(北川達也著)によれば、筆者は1000円札以上を入れるようにしているそうです。
とはいえ、私もこれまで紙幣を投入したことはほとんどなく、ちょっと反省しています。
お賽銭の投入前からお参り終了まで、優しくそっと心でも手を合わせるようにするのが良いと思っています。
是非試してみてください。仕草を変えると心も優しくなれます。