
お気に入りの御朱印帳Part3です。
私は非常に単純で、神社の特徴が良く出ているタイプの御朱印帳が大好きです。
関東総鎮守
(里宮)
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根
(元宮・奥宮)
箱根元宮 箱根駒ヶ岳山頂
(祭神)
瓊瓊杵尊
木花咲耶姫命
彦火火出見尊
(3神合わせて箱根大神・箱根三所権現)
箱根に観光で訪れた方であれば恐らく一度は行ったことがあるのではないでしょうか?
箱根の街道が芦ノ湖のほとりに交わる元箱根の地に鎮座している古社です。
ぐるーっと箱根火山の大カルデラに囲まれた地域には箱根神社の里宮・奥宮はもちろんのこと、境外社も数多く点在します。
また、到達難易度が比較的高い上に極めつけのパワースポットとして知られる「九頭龍神社」が芦ノ湖畔にあります。
以前投稿した記事にも記載しましたが、大変参拝者も多く、規模も大きな神社なので、御朱印を受ける場合は階段下にある専用の窓口で「参拝前に」御朱印帳を窓口に提出しておきます。
また、箱根神社里宮境内の複数の神社の御朱印をまとめて受けることが可能です。
箱根神社、九頭龍神社(新宮)、箱根七福神の3つの中から選ぶことが出来ます。(1つ又は複数)
初穂料は頂いた御朱印の数によって異なります。(1つなら300円、3つなら900円)
この御朱印帳は、表には箱根神社ご本殿が、裏に芦ノ湖から遠景の箱根神社「平和の鳥居」が見え、奥にはきれいな富士山が描かれています。
箱根神社の元宮、つまり元々のお宮さんは箱根駒ヶ岳の山頂にあります。
社殿に依れば、孝昭天皇のこと、今から大凡2400年前に遡るとされます。
古代祭祀の典型ですが、山そのものをご神体としてお祭りされたのでしょう。
天気が良いと山頂からの眺めは最高で、いかにも神様が宿っていそうなピリッとした雰囲気もあります。
元宮へは箱根駒ヶ岳ロープウェイで山頂まで行き、徒歩10分程度で参拝できます。
箱根神社里宮の本殿脇に九頭龍神社新宮が祀られています。
しかしながら、九頭龍神社の本宮は箱根神社から少し離れた芦ノ湖湖畔(箱根プリンスホテル・箱根園と湖尻の間)にたたずんでいます。
箱根の芦ノ湖には九頭龍という龍神様への信仰があり、以下のような社伝が伝わっています。
その昔、人民に被害を与えていた毒龍に対し、萬巻上人が湖中に石壇を築いて調伏の祈祷を行ったところ、毒龍 は形を改め、寳珠并に錫杖を捧げて帰依し、龍神となりました。今では、多くの人々に開運隆盛はもとより金運守護、商売繁盛、縁結びの龍神様として崇められています。(箱根神社ホームページより)
NHKのブラタモリ「箱根」の回で、芦ノ湖の「毒龍」というのはどうやら「地滑りで湖に流れ込んだ森の木」らしいとされていました。
地震や大雨などで森の地盤が緩んで地滑りが起こり、森の木がそのまま芦ノ湖に滑り落ちると、当然大規模な津波が発生します。
こうした現象で周辺地域に大きな被害が生じることから、「毒龍」とされたのではないか、という内容の番組でした。
現在でも当時地滑りで流れ込んだ木材がそのまま湖中に立っており、それが龍の姿に見えるそうです。
古代の人々はそういう災害を毒龍のせいだと考え、畏怖の念を抱いて九頭龍神社に祈りを捧げたのかもしれません。
九頭龍神社に行くのは少し骨です。
1.月次祭に参加する
毎月13日に九頭龍神社の月次祭があります。
月次祭の日は参加者が多いため、特別に九頭龍神社に行く専用の船がでるため、参加すれば誰でも九頭龍神社に行くことが出来ます。
芦ノ湖遊覧船の元箱根の案内所で朝7:30から月次祭参加の受付が始まります。
当日は小田原・箱根湯本駅・三島駅から九頭龍神社参拝者向けのバスが出ています。
乗船券を1,500円で購入し、月次祭の案内状を受け取り、ご祈祷を希望される場合は申込書を記入して提出します。(2,000円)
最後に受付で祈願証などを受取り、乗船を待ちます。
その他、本宮に直接歩いて行き、参加することも可能です。
月次祭は10:00頃から執り行われます。
月次祭終了後、帰りの船に乗って帰ります。
2.徒歩で九頭龍神社本宮に行く
月次祭当日以外は定期船が出ていませんので船をチャーターするか歩いて行くしかありません。
箱根プリンスホテルの脇にある九頭龍の森入口というところで500円の入場料を支払って(月次祭13日当日は無料)森の遊歩道を抜けていくことになります。
また、芦ノ湖湖尻にある湖尻駐車場から遊歩道に入ることも出来ます。
箱根プリンスホテルから徒歩で30分くらいかかります。
3.モーターボートをチャーターする又はクルージング船に乗る
元箱根、箱根、箱根園、湖尻の各桟橋から九頭龍の森の桟橋までモーターボートをチャーターするか、クルージング船に乗って行くことが出来ます。
クルージング船が1艇4名までで7,000円、モーターボートは1名3,000円(2名~)程度のようです。
困難だからこそ参拝する価値があるのかもしれません。











