こんにちは。水泳コーチのたつきです。
スイミングクラブで泳げるように覚える泳法といえば、
一般的な4泳法(バタフライ・背泳ぎ・平泳ぎ・クロール)です。
この4泳法は競泳競技のルール(日本水泳連盟競技規則)に定められた泳ぎです。
泳ぎのルールも毎年のように改定され、記録が出やすくなるようにと変更がなされています。
これらの専門知識を有して指導する
コーチ・インストラクターとしての役割も担っています。
ところで
4泳法ってできるほうがいいの?
バタフライまでできたら、かっこいいーかもだけど
クロールができる泳力であれば
十分安全に愉しめるし
バタフライを
海や川に泳ぎにいって泳ぐことなど
ほぼありえない。
私はバタフライで
競技に出場しますが
遊びにいってやることないかも。
それでは、なぜ?
競技の泳法習得をめざしていくのかを考えていきます。
子どもたちは活動を通して
水の中で愉しむ活動への「興味」から、
泳法への「好奇心」へと段々と発展していきます。
愉しいと続けて来た水泳活動で
具体的な「かたち」「方法」を知り
泳法の目標ができ
出来るようになりたいと挑戦していくのです。
上手くできることもあれば
上手くいかずにスランプに陥ることもあるでしょう。
そんな時は
その子に合わせて小さな目標を設定していきます。
少しずつ達成感を育むことで
挑戦して出来るようになることへの
喜び、感動が
これから先の長い人生で
チャレンジする愉しみを育むことになると考えています。
しかし
保護者からすれば
あれもこれも出来るようになって欲しい
より早く上達して欲しい
という子どもへの過剰な期待が
保護者の欲求として生まれてくることもあるでしょう。
また
技術習得が会費の対価と考える保護者は
なかなか出来るようにならない
覚えられないなら会費の無駄だからやめればいい
となることも。
他の子が出来るようになってるのに
なぜ出来ないんだろう?
と、保護者がスランプに陥いることもあると思います。
これは習い事に限らず
子どもが言うことを聞いてくれない
思ったとおりにしてくれない
なんでこんなに、わがままなんだ、、、
子育ての仕方に悩んでしまうことです。
これは
保護者の期待と想いが
子どもの想いと違うものであるときです。
その為に
子どもの新たなことに挑戦していく意欲を
削いでしまいがちです。
何かを「やらせよう」「出来るようにさせなければ」
とせずに
子ども自身「自らを育む」ことができるように考えていきましょう。
保護者のみなさんも
あまり気負わずもう少し身軽になってみてはどうでしょうか?
「子ども」が プレイヤー(主役)です!
保護者や、指導者は
サポーター(支援)となることが大切です。
今日のまとめ
①子ども自らの夢を!
(親の過剰な期待をなくすことが大切)
②チャレンジ心は、興味から好奇心へ!
(子ども自らの自立的な好奇心こそ大切)
③小さな目標設定・達成感を育む!
(子ども達と語り合いながら愉しく目標設定をしていく)
(子ども自身が自らその感動を感じ、育んでいくことが大切)