ここ数日 NumPy という Python で数値計算をするためのモジュールの使い方を覚えようとしているのだが、英語が覚えられなくて進みが悪い。
例えば今日、逆行列を出す方法を覚えたとする。
一晩寝て翌日、昨日覚えた逆行列を出してみよう。
えーと、そうそう、
np.線形代数.逆(A)
って書くんだったかな。
これでプログラミング的には覚えていたことになる。
だが、ここからだ、
検索することになる。
英単語を覚えてないせいでプログラムが書けない。
というかそもそも英語がわからないと日本語すら覚えられない。
np.線形代数.逆(A)
これ、
np.linalg.inv(A)
と書くのだ。
このままじゃ意味わからん、こんなもん記憶に残らない。
linalg → linear algebra → 線形代数
inv → inverse → 逆
あぁ、そういうことね、これで何とかせめて日本語くらいは記憶に残せる。
これ最早プログラミングじゃない。英語の勉強だ。
え?そのくらい意味なんて考えないで丸暗記すれば良いじゃんだと?
まあ1個や2個や、3個や4個しかないならそうなんだけど、大量に出てくるとなると意味も分からず記憶に残すのは厳しい、いや10代の頃なら大丈夫だったと思うけれど、今となっては訳もわからず記憶に残せるほど脳が若くない。
corrcoef
matmul
これだけ見ても丸暗記していたら何のことだったかさっぱり思い出せない。
corrcoef → correlation coefficients → 相関係数
matmul → matrix multiply → 行列の積
eig → eigenvalues → 固有値
略語だとわかれば何とか記憶に残る。
こういうのもある、
multivariate_normal → multivariate normal distribution
多変量正規分布
略せよ!何でこれはそのままなんだよ、multivariate のスペリングしんどいんだよ!
こういう奴らにイライラして単語帳を作り始めたのだが、
既に大量に集められている。
誰か Python 用ターゲット1400を作ってくれ。
あんまりそのレベルの人はいないと思うけど、英語が全く出来なかったらもう諦めるしかないよね、例えば print のレベルからスペルを暗記しないと書けない状態だとしたらこんなんやってられない。
やっぱり外国の技術なんだなぁとつくづく実感している。
良いよなぁ英語圏の人は、
連立方程式の解を出したいなぁと思えば、
np.線形代数.解(A, b)
って書けば良いんだから。
np.linalg.solve(A, b)
まあ solve くらいは流石に最初から覚えてるけど、それでも外国語であることは変わらない、色んなところで単語のニュアンスが掴めていないということがある。
from A import B とか if A in B とかAとBを逆に書いちゃうことがあるのだけれど、こんなんfromとかinが感覚的に身に染みているならありえないことだ。
もうどうせ最終的には英語でやらなきゃならないんだから科学技術分野は全部英語で学習すれば良いのだ、そうは言っても日本語を完全に捨てるというのもおかしい。
間を取ってルー大柴方式の授業にしたら良いと思う。
トゥデイのライナーアルジャブラのクラスはスクエアマトリクスをスタディするよ、アットファースト、このクエスチョンをソルブすることにトライしようか。
ホワイ ジャパニーズピーポー ソー ノット グッド アット イングリッシュ オー ノー ホワーイ ロクネン モ ナラッテ ソレデスカ アーメン