②力の方向性を変えるの続きてす。健康な人は直腸に便が溜まったら、直腸のセンサーが脳に伝えます。すると脳からの指令が排便に関する筋肉に伝わります。すると便意になりトイレに入ると直ぐに排便できるようになっています。
この場合は、いきむ力は一方向だけで排便ができるのです。便秘の人がこの一方向の力のいきみだけで排便しようとしていきんでも、排便が出来ないのです。その時、直腸肛門角の角度が広がらず、恥骨直腸筋も便が出ない様に固く閉めているのです。それでもいきみ続けると肛門の毛細血管を傷つけて痔を患うことになります。
便秘の人の場合は、排便に関する筋肉が自動的になっていないので、便意も無い状態でいきんでも排便はできません。便秘解消法ではいきむ力の方向性とは違った方向の力を加える事で、排便する方法を考えました。肛門に負担をかける事なく、いつでも排便できる方法なのです。