この便秘解消法は
①いきみ方の工夫
②体の中の力の方向性
③直腸肛門角を変える
④恥骨直腸筋を緩める
⑤直腸に対する刺激
①のいきみ方の工夫とありますが
一回のいきみは5秒となります
5秒ということは肛門に負担が全く
かからない状態の力となります。
そのぶん、回数が多くなります。
しかし、ただ5秒間何十回いきもうと
普通では1mmも便は動きません
そこに、プラスアルファが必要となります
一回のいきみで0.5~1mmが動きます
1mmと思うかもしれませんが、7日間の
便秘の人にとっては1回のいきみで
1mm動くということは30回のいきみで
3cm便が動くことになります。
負担なく直腸内を3cm動くとなると
肛門の近くに硬くても便が来ていると
感じることができます。
いきむことは腸内の便を押し出す力です
しかし、押し出すだけでなく止めてしま
っている筋肉があるので便が動かないのです
その動かない筋肉を緩めることが必要です
体の中の筋肉に手をいれて緩めることは
できないので、体の外からその止めている
筋肉を同時に緩めます。
いきむ力は押し出す力です。反対に緩める力は
押し出す力と反対の力となります。
ここまで言うとかえって分からなくなりますが
具体的な内容としてはシンプルなものです
全体を把握するためにもう少し話してから
シンプルな内容をお話しすることにします